sub_001.jpg


2010年10月02日

秋の夜長に、レトロエロゲーのホラーゲーム特集

お久しぶりです&初めまして。
気が付けば以前の記事から半年も更新してなかったこのブログ。
はい、大丈夫です。死んではいませんw

しかし、今年の夏は暑かったですねぇ。
9月に入っても30度を超える真夏日が長々と続きましたが、最近は打って変わって、めっきり秋らしくなり過ごし易くなりました。

秋と言えばみなさんは何を連想しますか?
スポーツの秋?読書の秋?それとも食欲の秋?

はい、そうですね。もちろん『エロゲーの秋』ですよね。
つーか、このブログを覗いている時点で違うとは言わせませんよ?w

そーいう訳で、今回は秋風で気持ち良く冷えた素肌を、更に内側からクールダウンしてくれる様なレトロエロゲーのホラー作品を紹介します。
オレの稚拙なあらすじとコメントも合わせて楽しんで頂ければ幸い。

それでは、発売順にどうぞ〜
ちなみに今回は長いぞ〜!!
(過激なCGにはサムネイルにモザイクを掛けています。そこから先は自己責任で。)



youkiden_01.gif

lip_1.gif lip_1.gif lip_1.gif

作品名妖鬼伝
メーカーHOT・B
発売日1987年2月
オレ's Comment
 級友6人と向かった旅先の祠で不思議な櫛を見つけた「まりこ」は、それ以来級友が得体の知れない何かに殺される悪夢に魘される事となる。
そしてその悪夢は現実のモノとなり、次々と級友が何者かに殺されてゆく。
「まりこ」は、原因が旅先の祠にあると思い立ち、再び祠に訪れるのだった・・・・

 オレの知ってる範囲で、おそらくエロゲーとして初めてホラーを題材にした作品であり、エロゲーとして初めて女の子を生きたまま達磨にしてヤっちゃう作品だと思う。
決して上手くないCGとケバケバしい配色が、えも言われぬ怖さを引き出して良い感じ。中盤までの展開の早さは、かなりハラハラさせてくれます。
ただ、仕方のない事だけどボリュームの少なさが難点。
実はオレの書いたあらすじだけで1/2以上内容を伝えちゃってるんだよねw
それと、結末はちょっと拍子抜けしちゃうかも?


kurutta_kazitsu_00_s.gif

lip_1.gif lip_1.gif lip_1.gif

作品名狂った果実
メーカーフェアリーテール
発売日1992年4月
オレ's Comment
 月島教授のガーデンパーティに招待された哲は、2階のベランダからパーティを見つめる不思議な少女に出会う。
少女は名を美夏と言い、優しく接する哲に少しずつ心を開いていくのだったが、それからというもの、哲と親密な関係になった女性が次々と謎の死を迎える事となる。
全ての被害者が哲との関係者という事から、警察からの疑いは全て哲に向けられ、哲は無実の罪を着せられてしまう。
そして、遂にその凶行は哲の彼女、成子にまでも・・・・・

 今でも『PC-98エロゲー屈指の鬱ゲー』と呼ばれ、地味に評価の高い作品。
「少女は狂ったぐらいが気持ちいい」という、どこか違和感のあるキャッチフレーズが作品の狂気さを物語ってて良いですね。
サイコサスペンスと言うだけあってショッキングな場面も多く、現実でも焼却炉が怖くなった人がいるんじゃないでしょうか?
ちなみにHの少ない本作ですが、『沙織事件』のあおりを受けなければもっとHシーンの多い作品になってたそうで、実際に当時の広告には本編未収録のHなCGが使われていました。
でも、淡白なHシーンのおかげでストーリーが止まらずに進む訳だし、逆に良かった様な気もしますね。
緊迫したシーンでも誤字脱字が多いってのは若干困りモノですが、まぁ、その辺は脳内補完で。
後、もしプレイしようと思ってる人は成子の家の電子レンジには気を付けて。
She put the cat in the microwave ! (Mutilators風に)


ms_k_00_s.gif

lip_1.gif lip_1.gif lip_1.gif

作品名マージナルストーリー #禁断の音律
メーカーFOREST
発売日1993年3月27日
オレ's Comment
 うだる様な暑い夏の日、恭一は妹のみのりと共に、3年前に失踪した賀々見教授の屋敷に引っ越す事となった。
幼児退行現象で精神年齢が幼いままのみのりは、一般人には感じられない何かを感じる事が出来るらしく、この屋敷に異常なまでの恐怖心を抱いている。
恭一はそんなみのりを安心させようと屋敷内を見て回る事にしたのだが、その際、教授の書斎で一台のバイオリンと、狂った調弦でのみ奏でられる不思議な楽譜を見付けるのだった・・・・

 『禁断の音律』は『マージナルストーリー』という2つの異なるシナリオで形成されたオムニバスエロゲー内の作品のひとつ。
ホラーの王道である古びた館に、「コレでもか!」という様なおどろおどろしい音楽がマッチして雰囲気が出てます。
昔からFORESTはCGのキレイさにも定評があり、この作品も劇画風な陰影の強いCGが魅力的ですね。
ただ、筆者の「これは本当の話なんですよ!」というアピールがクド過ぎる。特に赤い男の写真なんて蛇足もいいところ。
それと、物語の良い所でHシーンになってしまい、またそれがムダに長いというのもマイナスですね。
ま、個人的にはオススメし辛い作品かもしれません。
ちなみにもう一つのシナリオはかなりのバカゲーなので、両極端な内容を楽しんでもらおうとした作品だったのでしょう。その点は素晴らしいですね。


cmate_00_s.gif

cmate_01.gif lip_1.gif lip_1.gif

作品名サークルメイト
メーカーボンびいボンボン!
発売日1994年5月13日
オレ's Comment
 学園ではパソコンサークルに、放課後はオージークラブという乱交クラブに籍を置く主人公は、同じくパソコンサークルに在籍していた級友の霧島ジュンが、電車へ投身自殺を図ったという訃報を耳にする。
ジュンとは体のみの関係で、誰に知られる事なく頻繁に会っていたのだが、主人公にはジュンが自殺をする理由が何一つ思い浮かばなかった。
翌日葬儀が執り行われ、轢断された肢体を縫合した見るも無残なジュンの遺体の前で、サークルメイトからジュンの死が他殺ではないかという噂を聞かされる・・・・・

 とにかく霧島ジュンの生首が印象的なこの作品。
前もって知っていなければ、第一章から<バイバイ>したくなる事請け合いですが、この作品の見どころはグロさではなく、登場人物の狂った性格と性欲にあります。
登場人物の8割は狂ってるといっても過言じゃないですね。もちろん主人公も含めて。
主人公の彼女である麻子の奇行に、主人公が「お前の考えてる事がわからないよ!!」みたいにキレる所があるんだけど、主人公の考え方も大概だったりw
それと、ストーリーで重要そうに見せておきながら、何でもなかったかの様に終わってしまう点が多々あるのが、良い意味でも悪い意味でも後味の悪さを残してくれます。
Hシーンが濃厚という事で当時は人気があったけれど、今でも評価されるかと言えば微妙ですねぇ・・・・
でも、このイかれた世界観は一見の価値ありですよ。


ms_k_00_s.gif

zatsuon_01.gif zatsuon_02.gif zatsuon_03.gif

作品名雑音領域
メーカーD.O.
発売日1994年12月16日
オレ's Comment
 数メートル先も見えない豪雨の中、車で帰京中の直人と義妹の真理子は、山道で一人の女性と出会う。
彼女は名を香邑蒔絵と言い、豪雨で山から下りられない直人達に自分の屋敷に泊まる様に勧めてくれる。野宿を覚悟していた二人はその誘いに甘える様に屋敷へと向かった。
しかし、蒔絵の屋敷を目にした直人は驚愕した。
一度も訪れた事のないはずのその屋敷に、一瞬だが既視感の様などこか懐かしい感覚が横切ったのだ。
14歳以前の記憶のない直人は、そこで自身の失った記憶をあまりにも不幸な形で知る事となる・・・・・

 触手メーカーD.O.の、本格派サスペンスホラー作品。
音楽や効果音に力を入れているので、古めかしい館の暗い雰囲気が表現されてて良い感じ。それと、文章の端々に猟奇的なニュアンスを含めてる所も良いですね。
後、凄いのはマルチエンドの数と内容。
20近くのエンディングがあるんだけど、その内の8割は主人公の死で終わるというバッドエンドの山。
でも、このバッドエンドを全部見てないと、グッドエンド(これもグッドエンドと言えるのかどうか・・・・)を見た時の感動が薄れてしまうので、是非全部見てほしいところ。まぁ、難易度が高いから否が応にも見る羽目になるだろうけどねw
最後のお見合い写真がまた切なくて良いんだなぁ・・・・
メッセージスキップもないし、同じ文章を何度も見なきゃいけないからストレスが溜まるかもしれないけど、機会があれば是非やってほしい作品。個人的にも好きな作品だったりします。

あ、でもWindows版はやらなくていいです。


maria_01_s.gif

maria_02.gif maria_03.gif maria_04.gif

作品名マリアに捧げるバラード
メーカーフェアリーテール/ハードカバー
発売日1995年5月26日
オレ's Comment
 しがない私立探偵のジェイクは、親友であるメジャーリーガーのガイの誘いでハリウッドの巨匠ファーバー監督のパーティに出席した際、全米各地で起こっている奇妙な事件を耳にする。
それは娼婦のみを狙った犯行で、生きたまま肢体を切り裂き、その一部を持ち去るという残忍な猟奇殺人事件だ。
探偵として気に掛る事件ではあったが、大きな依頼を受け持った事のないジェイクには他人事としてしか感じられず、その日のパーティは幕を閉じた。
その後、ニューヨークの探偵事務所に戻ったジェイクの元に、珍しく『人探し』の依頼が2件舞い込んでくる。
久々の依頼と躍起になるジェイクだったが、この時、まさかその依頼が自分と猟奇殺人事件を結び付ける事になろうとは露ほども知らずにいたのだった・・・・・

 フェアリーテール/ハードカバーの長編サイコサスペンス。
終始暗めなストーリーや劇画調の絵など、大人向けな内容で雰囲気が出ています。
他にも、多くの登場人物に犯人の可能性を臭わせているので、最後までオチが読みにくいのも良いですね。
ただ、伏線の回収がほとんど最後に回されていているせいで、終盤は「うむ、わからん!」と思う部分が多く存在するのは残念。
後、これはPC-98エロゲーマーには有名ですが、コマンド総当たりのアドベンチャーゲームなのに、そのコマンドの数が尋常じゃない!!
最初のパーティ(序章)から抜けるのに、まず100通り以上のコマンドを全て確認する。そーすると別の会話のフラグが立ち、再度コマンド確認。さらにソコから登場人物が増えて同じコマンドをまた全て確認する・・・って、マジでどんだけ多いんだよw
もう一つだけ言わせてもらえば、選択肢などが無い一本道のストーリーなのに何故かマルチエンドなので、どこでフラグが立つのか分からないのが難点。
CGだけ抜いて見てみたら3種類くらいエンディングがあるみたいだけど、一体どうやったら見られるんだろ?
と、まぁ、色々とケチを付けてしまったけど、ストーリーが秀逸なお陰で、コマンド総当たりもそれ程は苦にならないので、個人的には良作だと思ってます。
上で紹介した『狂った果実』を彷彿させる、ほとんどの登場人物が不幸な結末を迎える鬱ストーリーは必見です。

P.S. フェアリーテール/ハードカバーは、他にも『ネクロノミコン』や、前身ブランドで『DEAD OF THE BRAIN』シリーズなどなど、ホラー要素の強い作品が多いから全部紹介したい所なんだけれど、実質どれもエロゲーじゃないから端折ります。
つーか、「Hシーン回想」が無い代わりに「ショッキングシーン回想」がある18禁ゲームなんてコレだけだろうね。
ホント、誰得なんだろうね。


kuro_00_s.gif

kuro_01.gif kuro_02.gif kuro_03.gif

作品名黒の断章
メーカーアボガドパワーズ
発売日1995年7月14日
オレ's Comment
 都内某所。入居者数がそろわないままの不景気なマンション。互いの顔さえ知らぬ入居者達。突如起こった一家惨殺事件。
好奇心から事件に巻き込まれる探偵、涼崎と草薙。
そこには何の関連も――あるはずが無かった。

失語症の少女、40C号室、抗酒剤シアナマイド、記憶の空白、女情報屋、血文字、スペシャルディナー、エレベータ、天才蝋人形師クレメンテ・スシーニ、マザーグース、硬蛋白質、繊維芽細胞、盗撮、アクアマリン、医学の定義、カーテン、REM睡眠、消える紙片、生まれない児、インスマウス、合衆国メイン州リヴァーバンクス、ベルテインの夜、廃教会、ミスカトニック大学、ナコト写本、ヴェイリウム、放射線炭素測定、ヘルズ・ハーフエイカー、YESかNOか
――黒の断章――

そこには何の関連も――あるはずが無かったのだ。(OHP抜粋)


 クトゥルー神話を題材としたパースペクティブモダンホラー。
アボガドパワーズの代表作とも言える『涼崎探偵事務所ファイル』シリーズの1作目で、1997年にセガサターンに移植された程の名作です。
洒落た言葉使いや、テンポの良い軽いジョークが大人っぽい作風とマッチして良い感じ。
個性的なキャラクターも魅力で、主人公である涼崎はPC-98エロゲーの男キャラクターの中でもトップクラスのステキ度を誇っています。まぁ、勝手に思ってるだけですがw
ただ、ちょっと残念なのがアメリカ編。
展開が驚くほど速くて、何となく無理矢理な感が否めません。
後、主人公が頻繁に切り替わるゲームなので、今の主人公が草薙なのか涼崎なのか分かり辛いのもいただけなかったですね。
と、言っても個人的にはオススメなゲーム。
2004年にWindows用にリメイク版が発売されたので、そっちを推します。絵もキレイですし。
ちなみに、あらすじはOHPからそのままお借りしました。何か良いよね、このあらすじ。


isaku_00_s.gif

isaku_01.gif isaku_02.gif isaku_03.gif

作品名遺作
メーカーelf
発売日1995年8月25日
オレ's Comment
 「あなたの事が好きです。登校日の夕方5時に、旧校舎の5階音楽室で待ってます。」
自宅へ届いた差出人不明のラブレターを見た健太は、嬉々として旧校舎の音楽室へ向かったが、そこには、内容こそ違えど健太同様に差出人不明の手紙を受け取った8人の男女が集っていただけであった。
たちの悪いイタズラと各々帰ろうとするが、ついさっきまで開いていた音楽室の扉を何者かが施錠したらしく、健太を含めた9人は旧校舎に閉じ込められてしまう。
<どうして?いったい誰が?>
急な出来事で困惑している9人に追い打ちを掛けるかの様、鳴る筈のない旧校舎のチャイムが校内に響いた・・・・・

 elfの「○作」シリーズ第1作。
衝撃的なタイトルで「elf解散か?」などと当時話題になり、情報がどんどん出てくるにつれて誰もが「遺作って人の名前かよ!!」と突っ込んだであろう罪深き作品。
そんな『遺作』ですが、個人的には全elf作品の中でもトップクラスの名作だと思ってます。
もちろん絵やストーリーはelfなので言わずもがな。閉め切った旧校舎の湿気を感じさせる様なじめじめした音楽、恐怖を煽る甲高い効果音、絶妙な難易度の謎解き、3Dマップ、「無限ループって怖くね?」と言いたくなる様なバッドエンド、どれもホントに素晴らしいですね。もう非難する箇所が見当たらない程に。
ベタ褒めで「信者きめぇ!!」とか言われそうですが、PC-98世代のエロゲーマーの約8割がelf信者だったので言い過ぎではないと思います(嘘
そーいや、臭作、特に鬼作の影響で、3人のおやぢ達は「鬼畜だけれど、己の美学に対する強い信念を持った、どこか憎めないキャラクター」みたいになってますが、実際のところ、遺作はただの殺人鬼なんですけどねw
正直『学園ソドム』の灰田と大差ない気がします。
ですが、前もって旧校舎にあんな沢山の謎解きを仕掛けたにも関わらず、女の子を捕まえるつもりが宗光しか捕まえられず、最後には美由紀に罵られ転落死してしまうオチだと、どこか憎めないってのも分からなくもないですねぇ。

isaku_04.gif isaku_05.gif

もう『○作』の新作は出ないでしょうけど、個人的には『遺作』を遺作視点でプレイしてみたいなぁ。PSの『刻命館』みたいな感じで、先回りしてトラップしかけたりとか。


shizuku_00_s.gif

shizuku_01.gif shizuku_02.gif shizuku_03.gif

作品名
メーカーleaf
発売日1996年1月26日
オレ's Comment



毒 電 波



 leafのビジュアルノベルシリーズ第1弾。
2004年にリメイク版も発売され、未だに人気のある作品なので具体的な説明は不要でしょう。
端的に言えば、当時無名だったleafが、コアなエロゲーマー層を取り込むのに成功したサイコサスペンスの名作ってところでしょうか?
卒業式に1000人の老若男女が『仰げば尊し』を合唱しつつ乱交を始める、というハイセンスなバッドエンドは今でも語り草です。

shizuku_04.gif

『雫』発売から6ヶ月後に、ビジュアルノベル第2弾の『痕』が発売され、そちらもかなりの人気を博し、leafは良質のサスペンスゲームを出す優良ブランドと認識される様になりました。
そのせいもあってか、1997年期待の新作としてビジュアルノベル第3弾にあたる『To Heart』の情報がとあるエロゲー情報誌に少しだけ公開された際、委員長のHシーンの煽り文句に・・・・
<彼女は一体どうなってしまうのか!?>
みたいに書かれてた事がありました。
そりゃ、Hしてしまうんだろ、常識的に考えて。

話は変わるけれど『To Heart』は面白かったですねぇ。
あかりとのHシーンでは不覚にも感動してしまいましたよ。
「よかったね、浩之ちゃん、チンコ勃起ってよかったね」ってな感じで・・・・・え? いやいや、バカになんてしてないよ?w
そーいや、このシーンってPS版ではどうなったんだろ?

P.S. 「『雫』の紹介してるのに、なんで『痕』を紹介しないの?バカなの?」って言われそうなので先に弁解しておくと、当時『痕』にハマっていた友人にネタバレをされたからプレイしてないのです。それも、メチャ事細かく。
まぁ、お返しに『雫』のネタバレをお見舞いしましたけどね。


es_00_s.gif

es_01.gif es_02.gif es_03.gif

作品名Esの方程式
メーカーアボガドパワーズ
発売日1996年6月28日
オレ's Comment
 ヘルズ・ハーフエイカー事件から一ヶ月。事件は草薙のかつての同僚、山崎聡美・沢村人志両名の『二ヵ所同時刻自殺』という奇妙な現象でその鈍色の幕を開いた。
――カンカンカンカンカンカン――
事件を追うにつれて色濃く浮かび上がる過去の影。そして響く踏切の音。
かつて候補生として警視庁の企画した心理分析官制度導入へ参加していた元精神科医の探偵、草薙の過去に関わる3年前の事件。
全てはそこへ辿りつく。さらに、神と奉り上げられた自閉症の少年、鵺野の存在へと。
小さな漁村の奇妙な信仰『雲頭様』とは?
その村を襲った11年前の村民9名の虐殺事件とは?
そして草薙の過去とは?

 『涼崎探偵事務所ファイル』シリーズの第2弾。
前作『黒の断章』で好評だったアダルティな雰囲気はそのままに、「主人公が変わった時が分かり辛い」という点をフレームの変更でカバーしたり、前作と比べてCGのクオリティが大幅に向上していたりと、色々な点で前作を上回る出来に。
内容も当時としては過激な展開が多く、山崎聡美の壮絶な自殺(草薙に処女を捧げたいと自らの腹を裂き、そこへ挿入するよう懇願する)は、当時のオレには衝撃的でした。アレって、下手すりゃトラウマになる人もいたんじゃないかな?
他にも、「お兄ちゃん!!」の音声も話題になりました。
まぁ、そういうインパクトがあったからこそ、今でも『PC-98時代の名作』と語られるのかもしれませんね。これは本当にプレイして損のないゲームですよ。前回同様に個性的な登場人物が多いのも魅力ですし。やっぱユーザーに媚びないキャラ設定って大切ですよねぇ。(超能力姉妹はストーリー的にも要らない子でしたがw)

それと、古参エロゲーマーの方は、『Esの方程式』と聞けば必然的に『人工失楽園』を思い浮かべてしまい、焦点の定まらない眼で遠くを見るのが常識になってますよね。

es_05.gif es_06.gif

実質『黒の断章』の続編にあたる作品になる予定で、予告編では<ネクロノミコン断章 第19章>などの『黒の断章』で出てきた書物の名前が出てきたりと、ファンには堪らない内容になる筈だったのですが、結局発売には至りませんでした。
オレも「いつかは、いつの日にかは発売されるだろう」と期待していましたが、2008年7月にアボガドパワーズ名義で『すくすく水着 盗んだ水着はカルキ臭』が発売された時に、その淡い希望は崩れ去ってしまいました・・・・・
開発スパンは長いけれど、出す作品全てが良作だったアボガドパワーズ。
あんな作品がアボパの遺作になるなんて、往年のファンにとってはそれが一番のホラーですよ・・・・・


mu_00.gif

mu_01.gif mu_02.gif mu_03.gif

作品名PILcaSEX #無題
メーカーPIL
発売日1996年7月26日
オレ's Comment
 紫那は最愛の男に捨てられた。
自身の特殊な性癖、<マゾヒスト>である自分を唯一理解してくれていた男にだ。
生きる支えを失った紫那は、独り篭る様になり、外部との一切を遮断してしまう。
そんな紫那を居た堪れなく思った両親は、気分転換にと軽井沢の別荘へ連れ出すのだが、その優しさはマゾヒストの紫那をただ不快にさせるだけの行為でしかなく、自身の欲望をこの両親から得る事は出来ない悟った紫那は、その場で両親を殺めてしまう。
両親の屍の傍らで自慰に耽りながら、「この欲望は死ぬ事でしか満たす事は出来ないのか?」と半ば自棄になっていると、別荘の階下で微かな物音が聞こえた。
ゆらりと居間を覗くと、そこには物取りの男の姿が。
紫那は決意する。
「あの男に殺されよう・・・・叶うのならば、この上ない恥辱と凌辱の果てに・・・・」

 当時、SMやスカトロなどの過激なエロゲーを制作していたPILのオムニバス作品である『PILcaSEX』に収録されたひとつで、マゾヒストの極致<死>を求める女を描いた、エロゲーには余り類を見ない作品です。
当時のPILは『SEEK』『学園ソドム』などで厚いファン層を獲得していたので、古参の方には『PILcaSEX』はそれなりに知られた作品でしたが、今のエロゲーマーの方には『for elise』『さよならを教えて』などを手掛けた長岡建蔵氏の『性欲の強い看護婦』が収録されているので、こちらで知ってる人が多いかもしれませんね。
他にも『SEEK』の後日談である『AFTER SEEK』も収録。

何かこういう風に聞くと面白そうに感じるでしょ?

それが、全くそんな事はないんですよね。
決して駄作ではないんですよ。ただ、どの作品も後味が悪過ぎてプレイしたのを後悔してしまう、そんな作品なんですね。その中でも今回紹介した『無題』は特に。
音楽は効果音のみ、血以外は全てモノトーン、全く理解できないマゾの心理、そして壮絶な最後。
オススメはしません。オススメはしませんが一味違ったエロゲーをプレイしたいならばどうぞ。確かWindows版も出てた筈です。
まぁ、オレはもうプレイする事はないでしょうけどねw



以上、ホラーテイスト溢れるエロゲー、11作品の紹介でした。
中には「あぁ、これは結構怖かったな」って作品もあったんじゃないでしょうか?

他にも、ホラーでは無いけれどスプラッター的な表現で有名なエロゲーと言えば、小指を切断された女性の全裸死体から始まるフェアリーテールの『殺しのドレス』、とにかく派手な死体と大どんでん返しエンドが印象的だったelfの『ELLE』、切断死体の多さと鬱エンドの多彩さではレトロエロゲーの上位を狙える日本プランテックの『猟奇の檻2』などなど、ちょっとした物を挙げればキリがありません。
これはやはり18禁の枠内で出来る表現を最大限まで利用しようとした結果なのでしょう。
素晴らしいです。

それにしても怖いもの見たさというのは恐ろしいもので、苦手な人に限って何故かホラー調の作品に人一倍惹かれてしまうんですよね。そしてプレイ後に地味に後悔すると・・・・
誰の事ってもちろんオレの事なんですけどね。
そんな事を繰り返してるおかげで、結構な耐性が付きましたよ。

昨今のエロゲーにはPC-98時代とは比べ物にならない程にエグい作品も多く存在すると思いますが、PC-88〜PC-98時代の8色や16色のカラーで表現されたCGなどは、今とはまた違った怖さを与えてくれます。
ホラーゲームが好きな人は、これを機にレトロゲームのホラー作品にも触れてほしいところ。

ただ、ホラーゲーム好きな人にとっては、もう自分が驚かされるだけの在り来たりなゲームに辟易してる人もいると思います。
そんな人にはこんなゲームを紹介しますよ。

produce_s.jpg
■PRODUCE■dB-SOFT■1987年7月発売■

ゲームの内容については多くは語りません。
ひとつだけ言わせて貰えるならば、登場人物に自分と友人を照らし合わせて楽しんで下さい。

きっと楽しめますよ きっとね。


2010年03月21日

レトロエロゲーの人気キャラクターを、エロゲー史の節目毎に調べたよ?

お久しぶりです、4ヶ月と半ぶりですね。

去年からブログを書いてないので「もう2010年ですね」って時期外れな話から入っちゃう訳ですが、早いですね。ホント嫌になるくらい。
早いと言えば、2年後の2012年に【エロゲー生誕30周年】を迎えるのって知ってましたか?

黎明期には一般PCユーザーから冷ややかな目で見られる事の多かったエロゲーですが、多数のメーカーの参入による競争の結果、一般ゲームと違わぬゲーム性を持った事で市民権を得る事に成功し、90年代中期には「パソゲーと言えばエロゲー」と言われる程になりました。
そういった経緯もあり、現在でも評価の高い「名作」と呼ばれる作品が、レトロエロゲーにも多数存在します。

例えばレトロエロゲーの名作として、『天使たちの午後』や『カオスエンジェルズ』、『ようこそシネマハウスへ』、『この世の果てで恋を唄う少女 YU-NO』などの名前を挙げられる事が多いですよね。
当時を知らないエロゲーユーザーでも、「ああ、映画を作るエロゲーね」とか「並列世界の近親相姦ゲーね」と断片的に内容を知っている人も多いんじゃないでしょうか?
たとえ知らなくても、簡単なあらすじくらいならwikiを見ればすぐに理解出来ちゃいますし。

ですが、名作と呼ばれるエロゲーでも、語られるのはストーリーやシステム面ばかりで、作中のキャラクターに関してはあまり触れられて無いように思います。
ソレって何かもったいない気がしますよね?

マンガにしても小説にしても、魅力的なストーリーには魅力的なキャラクターが付き物。
エロゲーだって然りです。

と言う事で今回は、エロゲーのキャラクターだけに焦点を合わせ、PC-88〜PC-98時代に人気だったエロゲーキャラクターを、当時のエロゲー情報誌を参考に、エロゲー史の節目毎に調べてみました。

おそらくこのブログを見てくれてる人はPC-98世代の人がほとんどだと思いますが、Windows世代の人達にも、当時、言葉は違えど「○○は俺の嫁!!」と猛っていた先代のエロゲーユーザーはどんなキャラクターを愛でていたのかを知って楽しんでもらいたい所。
もちろん、当時を知る人にも懐かしんでもらえれば幸いです。

それでは早速いってみましょう!!



PC-88エロゲー成長期 <1987年度>



第1位 柏木美奈子  

tengo2_1.gif tengo2_2.gif
■天使たちの午後U 〜美奈子〜■JAST■1987年11月発売■


第2位 みあな  

sejyo1_1.gif sejyo2_1.gif
■聖女伝説/聖女パニック■スタジオブルー■1986年6月発売/1986年12月発売■


第3位 白石由美子  

tengo1_1.gif tengo1_2.gif
■天使たちの午後■JAST■1985年11月発売■


第4位 ラン  

star_1.gif star_2.gif
■くりいむレモン 〜スタートラップ〜■JAST■1986年12月発売■


第5位 五木瞳  

tengo2_3.gif tengo2_4.gif
■天使たちの午後U 〜美奈子〜■JAST■1987年11月発売■


見事にJASTだらけの1987年度。
やはり『天使たちの午後』は強かったって事が再確認出来ますね。
第5位の五月先生に至っては、HCGも含めてCGが3枚しかないのにランクインする程の強さですし。

ちなみに『くりいむレモン』のキャラクターが第4位にランクインしていますが、コレはもちろんアニメ版をエロゲー化したモノで、当時はアニメのエロゲー化は稀にあったものの、現在のようにエロゲーがアニメ化するような事は皆無でした。でも、もし当時『天使たちの午後シリーズ』をアニメ化してたら人気出てた様な気がするんだけどなぁ、もったいない。

そうそう、「もったいない」と言えば当時のキャラクター設定。
女性キャラクターってのは、【ツンデレ】だったり【妹キャラ】だったり【メガネっ娘】だったりと、ユーザーに媚びた設定が普通と思われがちですが、当時のエロゲーは一味違い、1位の美奈子は『男にもホイホイついていく真性レズビアン』、3位の由美子は『教師をゆすっては、夜な夜な酒を飲み歩く学園アイドル』というムチャクチャな設定。で、どっちも超ビッチ。
どう考えてもユーザー置いてけぼりです。
さらに2位のみあなに至っては、好きな男性のタイプが『レインボーマン』とか言っちゃう始末。


お 前 は イ ン ド へ 行 け





PC-88→PC-98移行期 <1990年度>



第1位 クミコ  

toushin_1.gif toushin_2.gif
■闘神都市■アリスソフト■1990年12月15日発売■


第2位 シィル  

rance1_1.gif rance2_1.gif
■ランス 〜光をもとめて〜/ランスU 〜反逆の少女たち〜■アリスソフト■1989年7月15日発売/1990年5月15日発売■


第3位 加藤舞子  

dps_sg_1.gif dps_sg_2.gif
■D.P.S SG■アリスソフト■1990年8月15日発売■


第3位 ルナ  

dk1_1.gif dk1_2.gif
■ドラゴンナイト■elf■1989年11月発売■


第5位 高円寺瑠璃  

tengo3b_1.gif tengo3b_2.gif
■天使たちの午後V 〜番外編〜■JAST■1990年12月発売■


アリスソフトの強さが目立った1990年度。
シィルは20年前からエロゲーユーザーに人気があったんですよ、知ってました?
他にも、【エロゲー=クソゲー】の概念を打ち破った名作『ドラゴンナイト』からヒロインのルナが、良作にも関わらず回収騒ぎの話題でしか語られない悲運な『天使たちの午後V 番外編』から高円寺瑠璃がランクイン。

恐らく当時のプレイヤーにすら忘れられているであろう3位の加藤舞子は、『D.P.S. SG』の「家庭教師はステキなお仕事」というシナリオに登場するキャラクターです。
まぁ、正直知らない人の方が多いでしょうねw

で、やはり1990年と言えば『闘神都市』ですよ。
何が良いって全てが良い。ゲーム性も音楽もキャラクターも。
コレを快適にプレイする為にHDDを増設する人が急増したと言うのも頷けるってモノです。

オレもレーザーアクティブにメガドライブユニットを増設してるんで、そろそろ『闘神都市υ』とかお願いしちゃいたいところなんですが、どうですかね?


切 実 に


(3位が2つありますが、これは同票だったので書き間違いじゃないですよ?)




PC-98エロゲー黄金期 <1993年度>




第1位 田中美沙  

nanpa_01.gif nanpa_02.gif
■同級生■elf■1992年12月17日発売■


第2位 スワティ  

cancan4_01.gif cancan5_01.gif
■きゃんきゃんバニー プルミエール/エクストラ■カクテルソフト■1992年7月30日発売/1993年7月17日発売■


第3位 桜木舞  

nanpa_03.gif nanpa_04.gif
■同級生■elf■1992年12月17日発売■


第4位 黒木さとみ  

nanpa_05.gif nanpa_06.gif
■同級生■elf■1992年12月17日発売■


第5位 シィル  

rance3_01.gif rance3_02.gif
■ランスV 〜リーザス陥落〜■アリスソフト■1991年10月15日発売■


『同級生』無双な1993年度。
「ナンパゲー」という、アドベンチャーでもシミュレーションでもない新しいジャンルを開拓した作品として今でも人気がありますね。
中でも、他を寄せ付けない圧倒的な人気を誇った第1位の田中美沙は、続編の『同級生2』にも登場しました。
ただ、「たくろう」とケンカ別れをし、傷心旅行先の八十八町で「りゅうのすけ」に一目惚れをするという設定の悪さからか、『同級生2』では人気が下降気味に。
それと、ランクインはしなかったものの、『同級生』の鈴木美穂も人気でした。
まぁ、途中まで美沙と同時攻略しなきゃならなかったので、ただの便乗人気な気もしますがw

3位の舞と4位のさとみは、どちらも健二が絡んでくるストーリー。
やはり憎いライバルの存在は大きいですね。モノにした時の充実感というか何というか。

で、やはりシィルもランクイン。どことなくイジメたくなる仕草と、許されざる背景が、世のエロゲーマーの琴線に触れたのでしょう。
ランス様は絶対に許さないよ、みたいな。

そして、『同級生』とは違う意味で【元祖ナンパゲー】と呼ばれる『きゃんきゃんバニー』シリーズからは、弁財天サラスワティことスワティがランクイン。
アリスソフトのアリスちゃん同様、Hの出来ない(むしろ触る事すら出来ない)キャラクターとして有名ですね。
口癖の「きゃるーん☆」など、超明るい性格が人気で【きゃんきゃんバニー=スワティ】という方程式が出来上がってしましましたが、たまには初代ナビゲーターの亜理子も思い出してあげて下さい・・・・
(スワティと同じくナビゲーター役を3回もこなしてるんだしね)




PC-98エロゲー晩年期 <1996度年>




第1位 鳴沢唯  

nanpa2_01.gif nanpa2_02.gif
■同級生2■elf■1995年1月31日発売■


第2位 葉月  

toushin2_01.gif toushin2_02.gif
■闘神都市U■アリスソフト■1994年12月9日発売■


第3位 シィル  

rance4_01.gif rance4_02.gif
■ランスW 〜教団の遺産〜■アリスソフト■1993年12月11日発売■


第4位 スワティ  

cancan5_02.gif cancan6_01.gif
■きゃんきゃんバニー エクストラ/リミテッド5 1/2■カクテルソフト■1993年7月17日発売/1994年11月11日発売■


第5位 カレラ  

viper_v6_01.gif viper_gts_01.gif
■VIPER V6/VIPER GTS■ソニア■1993年1月発売/1994年11月24日発売■


1995年以降といえば、やはり『同級生2』ですよね。
特に、PC-98エロゲー史上最強の妹キャラと名高い『同級生2』の鳴沢唯は、他エロゲーの人気キャラクターを圧倒しての第1位。
当時やってたメガストア誌の人気キャラクター投票でも、知ってる限りで3年間は1位の座を譲らなかった程の強さでした。
ランク外ですが、同作の杉本桜子も発売から暫らくして人気が急上昇してきました。
当時はまだネットが盛んではなく、難易度の高いエロゲーの攻略はエロゲー情報誌任せだった為に、桜子の様な他キャラクターとの同時攻略が必要なキャラクターは攻略が難しく、夜の病院イベントが印象的だった事もあり「マジで死んだんじゃね?」と思ったプレイヤーも多くいたそうです。
結局八十八駅で再会する訳ですが、昨今の泣きゲーの基礎とも受け取れるストーリーで素晴らしかったですね。
自宅の風呂場で美佐子さんに背中を流してもらうシーンは感動モノですよ。

そして、『闘神都市』のクミコに代わる様に『闘神都市2』の葉月が2位にランクイン。
『闘神都市2』を語ると長くなるので止めますが、みんな【ボクっ娘】が好きなんだなぁ・・・・

PC-98エロゲーも中期〜後期にかけてアニメーションするエロゲーが多く発売される訳ですが、中でもソニアのアニメーション技術は、当時ずば抜けて優れていました。
制作者が「ウチのエロゲーにゲーム性はないよ」と言い切ってしまうくらいなので、余程技術力に自信があったんでしょうね。批判もあったみたいですが。
そんな『VIPERシリーズ』の中でも『VIPER V6』『VIPER GTS』に登場するカレラの人気は絶大でした。
今なら『VIPER V10』や『VIPER CTR』に登場するあすかの方が人気なのかな?

で、シィルは・・・・・・もう言う事ないやw

第4位には再びスワティがランクイン。
1994年11月に発売した『きゃんきゃんバニー リミテッド5 1/2』では、ナビゲーターがサワディに代わった事で登場するシーンが激減したもののこの順位をキープ。
アレだな、みんな『エクストラ』のスワティにハマっちゃったんだな?
まぁ、そんなスワティの人気もWindows95の『きゃんきゃんバニー プルミエール2』で脆くも崩れ去ってしまう訳ですが・・・・

 ___
/ || ̄ ̄|| ∧_∧
|.....||__|| (     )  どうしてこうなった・・・
| ̄ ̄\三⊂/ ̄ ̄ ̄/
|    | ( ./     /


もしかすると、アレはスワティじゃなくてヌクティなのかもしれない。




以上、1987年〜1996年のレトロエロゲー人気キャラクター紹介でした。
お気に入りのキャラクターは入っていましたか?

本当はTOP10までランクを広げて、コメント部分にもまだまだ書きたい事が色々とあったんですが、あまりにも長くなり過ぎるんで諦めましたw
ダラダラとまとめてたせいで、このブログ書き終えるのにメチャ時間掛かっちゃったし・・・・

ちなみに、レトロエロゲー人気男性キャラクターは、2位と圧倒的な差をつけてランスが1位でした。
まぁ当然と言えば当然ですよね。

コレを見てもらえば、当時を知らないエロゲーユーザーもレトロエロゲーのキャラクターの魅力をちょっとは分かって貰えたんじゃないでしょうか?

これだけ頑張って紹介したのに「8色wwww16色wwwwwwwww」とか「キャラ古臭すぎwwwねーわwwwwww」とか言っちゃう様なヤツは。



一生『OL操作網』でオナニーの刑な!!



ol_01.gif ol_02.gif
■OL操作網■Witch's■1995年11月27日発売■

ウソみたいだろ、1995年11月発売なんだぜ、それで・・・・



話は全く変わりますが、また4月頃にVol.6がニコニコ動画にアップロードされますね。
次回が最終回らしいですが、他の企画はどーなってんでしょうか?
正直、ニコニコ動画ではコレと中野TRFの動画しか見てないんで、かなり気になってるところ。

おそらく何の話をしてるか理解してる人は少ないでしょうが、逆にコレだけで何の話をしてるか分かった人はかなりの【してくべ通】ですね。
いやいや、USBメモリに『してくべ動画』を入れて、車のナビでいつでも見れる様にしてるオレの方が通かもしれないですよ?
7人乗って『してくべ』を流したら超カオス。

まぁそれはさて置き、みんな見てますか? してくべの実況動画。
基本的にニコニコ動画で公開されるのですが、他にも手の込んだサイトを運営されてて、そこでも過去の実況動画やロングバージョンを公開されてます。(※音注意!)

マイナーレトロゲームやハッカー系の非公式エロゲーのネタでニヤニヤしたい人にマジおすすめ。
テレビさながらな編集も素晴らしいです。

後、動画に使われてる音楽も、色々なPUNK系・BILLY系バンドにカバーされている名曲「Surfin' Bird」から始まり、80年代歌謡やファミコンアレンジミュージックなどなど、アラサー以上の人には堪らないセレクト。
もう(MOU)「何でそんなにオレの好みのド真ん中をついてくるんだぜ?」ってくらいに。
80年代歌謡の名曲に、シブがき隊の「100%・・・soかもね!」を挙げるオレが言うんだから間違いない。オレまだ28だけど間違いない!



それと、動画からマジで楽しそうな感じが伝わってくるのも良いですね。
ドグマ氏とメンバーのやり取りを見てると、いつも6,7人集まって徹夜で【マッスルボマー4P 100連戦】や【ブシドーブレード 100連戦】とかバカな事やってた高校時代を思い出したり。
『マッスルボマー』のOPを口ずさみながら服を脱いだりとか、『超兄貴』の「兄貴と私」をハモりながら熱唱したりとか、今じゃ恥ずかしくてやれねーや。



『してくべ』は更新までの間隔が若干長めですが、毎回クオリティの高いモノがアップされるので、
毎日siteqube blogを見て「OH JIRASUNO-WA YAMETE MOU KON-NANI NURECHATTA」とか言いながらゆっくり待ちましょう。
後、地獄車春子さんの再登場もゆっくり待ちましょう。

ではでは。

2009年11月09日

PC-98時代、エロゲー情報誌に無修正のまま載っちゃったHCGがあったって知ってた?

お久しぶりです、こんばんは。

前の記事で、「次回はPC-98エロゲー関連のLDを紹介するよー!!」とか言ってたのですが、意外にもDailyMotionのアダルト規制に引っ掛かってしまって、動画が削除されてしまいましたw

最近まで知らなかったんだけど、無修正や同姓の絡みはOKだけど、異性が登場する絵はNGというムチャクチャな制限があるんだとか。
・・・・・うーん、出来るだけマイルドな表現の部分を抜き出してたつもりだったんだけどなぁ。

という事で、この企画は動画に修正を入れて行なう事にして、今回は全然別のネタをやろうと思います。
ある意味逆転の発想。

内容がタイトルのまんまなので、今回はちょっとヤバイ目かもです。



エロゲーをプレイしている人なら誰もが知ってるコンピュータソフトウェア倫理機構。
一応説明すると、1991年のとある事件をきっかけに設立され、何でもありだったエロゲー業界に一定の規定を設けた、ありがたい様なありがたくない様な任意団体(今は社団法人らしい)です。

設立当初から数多くの規定がありますが、やっぱり有名なのは『モザイク処理』でしょう。
それまでは、モザイクを外せたり、元々ついていなかったりと様々でしたが、ソフ倫設立後はCG段階でのモザイクが必須となり、ほぼ100%モザイクを消す事が出来なくなりました。

しかし、それは製品版に限っての事で、雑誌の編集部に届くサンプル品やサンプルCGなどには適用されていなかったそうです。
エロエロですね。

そんな事もあり、1992年〜1996年のエロゲー情報誌を見てると、モザイク自体がオリジナルの物とは違うCGをたくさん見付ける事が出来ます。
キッチリと編集部で修正してるって事なんでしょう。

ただ、一冊の情報誌に数百を超えるCGが載る訳ですから、多少見落としがあるのも仕方の無いお話。

今回はそんな見落としで、製品版では修正が掛かっているけど、情報誌には無修正のまま載せられてしまったHCGを紹介します。
(1992年以前のエロゲー情報誌は無修正ばっかりなので当然除外)

ちなみに、今回参考にしたエロゲー情報誌はコチラ。

dnbpn_s.jpg

当時、英知出版から発行されていた電脳Beppinです。

何故にこの情報誌を選んだかと言うと答えは簡単。


他誌と比べて圧倒的に見落としが多い


って事が挙げられます。
毎回バカらしい企画が満載で個人的には『E-Login』と同じくらい好きな情報誌なんですけど、今回はブログネタの為に犠牲になってもらいましょうw

それでは、『電脳Beppin』1993年8月発行号から1996年12月発行号までの18冊に含まれていた・・・・・って、そうそう、中には「コレってもともと修正なんてないんじゃねーの?」って思う人もいると思うので、製品版CGも比較用に並べてみました。
hisabillyさんはウソつかないのです。

それでは早速イってみましょう。



yojyu_t_s.gif
■妖獣戦記 A.D.2048■D.O.■1993年9月17日発売■

yojyu_01_s.gif yojyu_m_01_s.gif

最初に紹介するのは、1993年9月17日にD.O.から発売され「D.O.といえば触手でしょ?」というイメージを完全に植えつけた名作『妖獣戦記 A.D.2048』です。

そういえば、この頃のD.O.は初期のドタバタ青春コメディ路線とは打って変わって、ドロドロした作品をたくさん出してましたよね。
当時のD.O.に掛かれば、加奈だって古びた洋館で触手の餌食ですよ。後、体からキノコが生える。

現在はD.O.も活動休止中の様で、PC-88時代から活動してたメーカーだけに残念でなりません。
個人的に『雑音領域』みたいなのをまたプレイしたかったんだけどなぁ。
あの絵と雰囲気は怖すぎだわ・・・・



pc3_t_s.gif
■パープルCAT VOL.3■パームツリーソフト■1993年9月17日発売■

pc3_01_s.gif pc3_m_01_s.gif

ふたつ目は、先ほど紹介した『妖獣戦記』と同じ日にパームツリーソフトから発売された『パープルCAT VOL.3』です。

「成人コミックを読む感覚でエロゲーを楽しもう」といったコンセプトで制作された、パソコミックと呼ばれる当時としても珍しいジャンルのエロゲー。
もちろん成人コミック感覚なので、音楽もない硬派な作りになっています。

今となっては、エロゲー情報誌の付録DVDの更にオマケとして付いてくる感じの作品でしょうか?

しかし人気はあった様で、通信販売で全作購入するとオマケディスクや設定資料集が貰えたそうです。
設定資料集はちょっと読んでみたいな。



hsj_t_s.gif
■ホップ・ステップ・雀符■FOREST■1993年12月18日発売■

hsj_03_s.gif hsj_m_01_s.gif

続いて三つ目は、1993年12月17日にFORESTから発売された『ホップ・ステップ・雀符』です。

数年前、イタズラ目的で齢一桁のお嬢様を脱衣麻雀に誘うものの見事に返り討ちに遭ってしまったロリコンの主人公・白子(本人は白虎のつもり)が、その屈辱を晴らし、お嬢様へのイタズラを完遂すべく、再び街へ足を踏み入れる、といったストーリー。
なんかもうPC-98独特のバカゲー臭がプンプンしますね。

ちなみにFORESTと言えば、原画に好実昭博氏や横田守氏を起用した『人形使い』が有名ですね。
FOREST関連としては、当時からも「抜きゲー」と呼ばれていたFOSTERの『ここは楽園荘シリーズ』などがあります。
どちらもキレイなCGで人気でした。

ただ、『人形使い2』のメモリ確保が出来ず、遊べなかったプレイヤーには憎いメーカーかもしれませんw



mm_t_s.gif
■メタモル・ミーナ■APPLE PIE■1994年1月28日発売■

mm_01_s.gif mm_m_01_s.gif

四つ目は、ファミリーソフト・・・・・ではなく、あの『聖少女戦隊レイカーズ』シリーズで有名なAPPLE PIEの、魔法少女を題材にしたエロゲー『メタモル・ミーナ』です。

妖精の国から来たという妖精のパルとプルに、大人になれるペンダントを貰った主人公マイが、ふとした出来事でHの素晴らしさに目覚めてしまう。
そして、困っている女性をHの素晴らしさで解消させようと奮闘する、とんでもなストーリー。
一応、相手が女性のみと言う点では、ソニアの『トトカル・チョミ』よりマシな設定ですね。

そーいえば、現在でも魔法少女を題材にしたエロゲーって意外と多くて需要がありますよね。
やっぱ小さい頃にTVでやってたアニメの影響なのかな?
今の小さい子なら『プリキュア』だったり。
まぁ、オレの時代はOPが神過ぎる『マジカルエミ』だった訳ですが。



cl_t_s.gif
■クリスタルリナール■D.O.■1994年7月12日発売■

cl_01_s.gif cl_m_01_s.gif

五つ目は、またまたD.O.の作品で1994年7月12日に発売された『クリスタルリナール』です。

コレまでのD.O.のRPGは『帰り道は危険がいっぱい』や『ブランマーカー』などのフィールド探索型がメインでしたが、この『クリスタルリナール』はD.O.初の3DRPGで発売されました。
これまた、モンスターが大量に出て触手をブンブンします。
当時のD.O.に掛かれば、加奈もセントポーリア女学院の新任教師に監禁されてロリータバイオレンスですよ。後、体からキノコが生える。

つーか、いくら製品版じゃないとはいえ、D.O.は修正を一番気にしなきゃならないメーカーだと思うんですけどね。
ダメでしょ、ソフ倫的に。



file_t_s.gif
■FILE■メイビーソフト■1994年11月30日発売■

file_01_s.gif file_m_01_s.gif

そして、最後に紹介するのは1994年11月30日にメイビーソフトから発売された『FILE −国防総省 情報局 情報漏洩対策部女性尋問員−』です。題名がメチャ長いですね。

画像の状況が判り辛いと思うので簡単に説明すると、敵軍にスパイとして潜り込んだ自軍の女性諜報員が、敵地でスパイ行為がバレてしまい、数日に亘り拷問や辱めを受けた後に、この格好のまま木箱に詰められ自軍へ送り返された、の図です。
この後、彼女はショックで喋る事が出来なくなり、記憶も断片的に欠損してしまうのでした。
なかなかにエグい状況ですね。

で、更にスゴイのが、選択肢によってはこの自軍の諜報員を主人公の手で精神崩壊まで追い込む事が出来るって事。
マルチエンドって怖いなぁ。



以上、エロゲー情報誌に無修正で載っちゃったHCGの紹介でした。

描きこみが【リアル】だったり【線】だったりと色々ありましたが、モザイクを掛ければ案外どれも同じに見えますね。

ちなみに、ソフ倫が出来てモザイクが必須になったと言っても、PC-98の時代は【線】なら大丈夫だったみたいです。
確か『妖獣戦記2』は全員【線】だったと思いますし。
『3LDK』などで話題になってた数年前の自主回収ブームも、古参エロゲーマーな方には「え?いつからこれがダメになったの?」な感じだったと思いますよ。

今回は六つを紹介しましたが、実際はもっと多くて、モザイクがズレてたり、モザイクが透けてたりと多種多様でした。
さすがに内容が内容なのでコレ以上は載せませんが、興味が沸いた人は『電脳Beppin』を探してみるのも良いかもしれません。
実際に面白い情報誌でしたし、昔を懐かしむ感覚で読んでみるのもまた一興ですよ。

個人的にオススメな号は、第5号ですね。
ホントにヤバイですよ。



誤植の数が。



×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。