前回とあるレトロエロゲーの色使いがクレイジー過ぎる件という、変わった色使いをしていたPC-98時代のエロゲーを紹介しましたが、今回は「これがホントに200ライン512色中8色?400ライン4096色中16色?」と目を疑ってしまう様な、グラフィックの美しさに定評のあったブランドを、数作品かい摘んで紹介します。(256色作品は除く)
さてさて、紹介を始める前に、みなさんが8色&16色で思い浮かぶブランドと言えばどこでしょう?
やはりPC-98時代の無双ブランド、蛭田&竹井で10年は戦えると言われたelfでしょうか?
(個人的に1989年作の『プライベートスクール』のCGもかなり良い感じじゃないかと思ってます。当時はビックリする程に売れなかったみたいだけど)

■同級生■elf■1992年12月17日発売■
それとも、今現在チャンピオンソフト時代を含めて、最も歴史のあるブランド、アリスソフトでしょうか?
(当時『ランス3』のインパクトは絶大でした。業界で最も早く256色専用エロゲーを作った事からも、色に対するこだわりが感じられますね)

■ランス3■アリスソフト■1991年10月15日発売■
いやいや、「きゃるーん☆」の一言で全てを説明出来るカクテルソフトの可能性も否定できませんね。
(きゃるーん☆)

■きゃんきゃんバニー EXTRA■カクテルソフト■1993年6月25日発売■
と、まぁこんな感じで、このPC-98時代の3大ブランドを挙げる人は多いと思います。
しかし、オレを含めたイカれたレトロエロゲージャンキーには、現在は活動していないながらも、当時もっともっと素晴らしいCGを描いていたブランドが多くある事を知っている分、これらのメジャーブランドだけでは、まだまだ満足しきれないのです・・・・
何と言うか、まるで足らんのですよ。

それでは、そんなジャンキーにも少なからず納得してもらえる様に、PC-98エロゲー3大ブランドのソレを超えるCGを見せつけ、当時から評価の高かったブランドを一挙に紹介しましょう!!
ガイナックス
さて、まず最初に紹介するのは、当時のエロゲー情報誌のインタビュー記事で、広報担当の方が「我が社の技術力は業界一!」と熱く語っていたガイナックスです。
コラコラ! 「なんだガイナか・・・・」とか言ちゃうと損しますよ。
【業界一】と言うと大袈裟に聞こえるかもしれないけど、事実『電脳学園』シリーズの美しいCGは、当時としてもかなりの人気を誇っていました。
発売されてかなり月日の経った1992年7月に『電脳学園シナリオ1』(ver2.0だったかな?)が宮崎県で有害図書に指定されてしまった件も、有名作品ゆえに起こった事件と言えますね。


左■電脳学園■ガイナックス■1989年7月発売■ 右■電脳学園U 〜ハイウェイバスター〜■ガイナックス■1989年12月発売■


左■電脳学園V 〜トップをねらえ!〜■ガイナックス■1990年3月発売■
右■電脳学園W 〜エイプハンターJ〜■ガイナックス■1991年7月発売■
PC-88版で先に発売された『電脳学園』のT〜Vは8色。PC-98以降で発売された『電脳学園W』は16色。
当時の他作品と比べれば分かりますが、本当にメチャ丁寧です。
それもその筈、どの作品においても制作スタッフがとにかく豪華!!
『電脳学園T』はデザインを赤井孝美氏。
『電脳学園U』は監督に北久保弘之氏、デザインを新田真子氏、明貴美加氏、菊池道隆氏の3方。
『電脳学園V』に至っては「トップをねらえ!」のオリジナルスタッフが多数関わっており、プロデューサーに岡田斗司夫氏、監督に庵野秀明氏、作画を窪岡俊之氏、キャラクター原案&パッケージイラストを美樹本晴彦氏、そしてアートディレクターを赤井孝美氏と玉谷純氏が務めていました。
こんな豪華なエロゲーは今後二度と出る事はないでしょうねw
これに「でんのー新聞」ってかわら版が付いて定価8800円なんだから、アニメ好きでPC持ってるなら買わない訳ないじゃないですか。
ガイナックスは他にも、1991年2月にデジタル8色で描かれたライトエロゲー『バトルスキンパニック』を発売していて、PC-98後期には256色でリメイクされるなど、コレまた人気作だったりします。

左■SUPERバトルスキンパニック■ガイナックス■1991年2月発売■
ライトといっても、服を脱いだ対戦相手の羞恥心を煽って抑え込むとか、設定はエロ過ぎなんですけどね。
これだけ人気作を数多く輩出したガイナックスですが、『電脳学園W』以降はPC-98エロゲーの制作を止めてしまったみたいで、一般ゲームのみの制作にシフトしてしまいました。残念。
一説では、当時のエロゲーの販売は、アニメ制作の資金調達とか言われていますが、実際どうなんでしょう?
話は逸れますが、自社のキャラクターを惜し気もなく脱がすガイナックスの商魂には惚れ惚れしますね!!
Windows95以降では、CG集と脱衣雀でエヴァンゲリオン&トップをねらえ!などのキャラも脱がせてしまうし、近い将来グレンラガンのキャラクターなんかも脱がせたりするんでしょうかね?
個人的には、アベノ橋のアルミとサッシを脱がして、アグネスとの直接対決希望ですw
クイーンソフト
1989年に『PURE』でデビューしたクイーンソフト。
ゲーム内容はともかく、デジタル8色で描かれた女の子の可愛さが好評で、一気に人気ブランドに上り詰める事に。
2作目にあたる『ウェディングラプソディー』では、ちゃんとPC-88版は8色、PC-98版は16色で制作されており、色に対するこだわりが見受けられますね。ホント、ゲーム内容はともかくとして。(画像はPC-98版)


左■PURE■クイーンソフト■1989年発売■ 右■ウェディングラプソディ■クイーンソフト■1989年6月発売■
後、初期のクイーンソフトのCGを紹介するのに外せないタイトルは、やはり1990年1月に発売された『SLOPE』でしょう。

■SLOPE■クイーンソフト■1990年1月発売■
とにかく、どのエロゲー情報誌でも下着の表現が堪らないと絶賛されていました。
作品自体も、当時としては珍しい百合ゲーだったのもウケた理由なのかもしれません。
(百合ゲーの元祖は、おそらく1987年にJASTから発売された『天使達の午後U 〜美奈子〜』)
そして、中期のクイーンソフトでは、古美明氏が原画を担当した作品が人気に。


左■フォール■クイーンソフト■1991年12月発売■ 右■マッドパラドックス■クイーンソフト■1992年9月発売■


左■ナッツベリー■ドット企画■1993年6月25日発売■ 右■ポゼッショナー■クイーンソフト■1994年3月18日発売■
特に1994年3月に発売された『ポゼッショナー』は、CGの美しさに加えて、「クイーンソフトのゲームとは思えない良作」と表現されてしまう程、ゲームの内容も高い評価を受けました。
誰もが認める、クイーンソフトの代表作ですね。
『ナッツベリー』はドット企画から発売されましたが、CGはクイーンソフトが手掛けているのでコチラに入れました。
ただ、これらの作品以降は、他ブランドのCGのレベルアップもあり、以前までのクイーンソフトらしい突出したCGの美しさを感じる事はなくなってしまいました。
ですが、間違いなくPC-98初期〜中期にかけて、エロゲーのCGを底上げしたブランドだと言えるでしょう。
「クイーンソフトのゲームはCGだけ抜いときゃOK」とか、そんな切ない事は言ってはいけないのです。
ポニーテールソフト
そしてお次は、1989年に『ポッキー』で華々しいデビューを飾ったポニーテールソフトです。
とにかく、ぴろしき氏の描く女の子が素晴らし過ぎると評判で、コンプティークの企画である「1989年人気美少女ゲームランキング」では、同年に発売され、エロゲーとしては異例の10万本以上を出荷したと言われるelfの『ドラゴンナイト』を抑え、堂々の第1位に輝きました。

■ポッキー■ポニーテールソフト■1989年発売■
そんな『ポッキー』人気も影響してか、翌年1990年6月に発売された『雀ボーグすずめ』も大ヒット。
特に、同作品のオマケゲームである「ポッキー麻雀」のCGは、当時のユーザーの度肝を抜くレベルで、現在でもデジタル8色の最高峰と呼ぶレトロエロゲーマーも少なくありません。
その後、1991年8月に発売された『ポッキー2』を最後に8色から16色へとシフトしていきます。


左■雀ボーグすずめ■ポニーテールソフト■1990年6月発売■ 右■ポッキー2■ポニーテールソフト■1991年8月発売■
16色へシフトした後もポニーテールソフトの快進撃は止まりません。
1992年1月には『PONYON』、1992年10月『天仙娘々』、1993年4月『妖幻道夢』、1993年9月『エンゲージエランス 魅惑の使徒たち』と、基本的に年1本ペースだったポニーテールソフトとは思えないハイペースで次々と新作を発売するのでした。


左■PONYON■ポニーテールソフト■1992年1月発売■ 右■天仙娘々■ポニーテールソフト■1992年10月発売■


左■妖幻道夢■ポニーテールソフト■1993年4月発売■ 右■エンゲージエランス■ポニーテールソフト■1993年9月14日発売■
ペースが上がってもクオリティを落とさないのが素晴らしいですよね。
『PONYON』には、1枚のCGに2週間かけたモノもあるそうです。
そんなCGの美しさに定評のあるポニーテールソフトでしたが、どういう事か、これらの作品以降、CGのクオリティがどんどん衰退していき、1995年8月に発売された『銀河遊侠伝説トバッカー』に至っては、「ホントにコレがポニーテールソフトのゲームなの?」と疑ってしまう程のクオリティにまで変化してしまったのでした。
色々と事情があったのでしょうが、とても残念でしたね。

■銀河遊侠伝説トバッカー■ポニーテールソフト■1995年8月10日発売■
結局、1995年11月に発売された『魔雀夢』以降、新作エロゲーの制作を止めてしまいます。
後期は正直アレでしたが、ポニーテールソフトもクイーンソフト同様、エロゲーのCGの底上げに貢献した素晴らしいブランドだったんじゃないかと個人的に思っています。
余談ですが、『ポッキー』が発売される1年前に、ポニーテールソフトの前身ブランドであるスタジオオフサイドから『華三眩』という脱衣麻雀が発売されていました。
ですが、社長曰く「とにかく売れなかった」らしく、いつの間にかポニーテールソフトの歴史からも無かった事に・・・・
もちろんPC-98晩年期に発売された『ポニーテールアンソロジー』にも収録されていません。
一応、PC-98版は『ポッキー2』までスタジオオフサイド名義で販売してたんだから、オマケで収録してくれても良かったのに。
やっぱりアレかな、最後の女の子の得意役が大三元って言う鬼畜仕様が不評だったのかな?w

■華三眩■スタジオオフサイド■1988年発売■
ちなみに何本くらい売れたと思います?
少ないって言っても、何だかんだで3000本も売ったらしいですよ。
同時期に発売されたアリスソフトの『ランス 〜光をもとめて〜』の初回出荷数が600本だった事を考えれば、どちらかと言えば売れてる様な気もするんですけどねw
天津堂
1992年3月に、デビュー作『マーシャルエイジ』を引っ提げ登場した天津堂。
ポニーテールソフト同様、1作目から当時のエロゲーマーの心を鷲掴みにした素晴らしいCGの数々は、今でもレトロエロゲーマーの語り草となっています。
コアなレトロエロゲーマーには、肌の質感だけで天津堂だと分かるのですよ。

■マーシャルエイジ■天津堂■1992年3月27日発売■
それと、何より天津度のスゴい所は、CGのクオリティの高さに加えて、ゲーム性もH度も当時としてはかなりの高水準を誇っていた点にあります。
ジャンルも多種にわたり、アドベンチャー、ロールプレイング、クイズゲーム、カードゲームなどなど、まさに遊べるエロゲーの名に恥じない作品ばかり。
特に1994年9月に発売された『JINN 永遠の勇士』は、しっかりしたストーリーとドタバタなギャグが光った大作ロールプレイングゲーム!!
ハズレなロールプレイングが多かったこの時期には珍しい、数少ない良作でした。
ただ、Hシーンまでの間隔が長過ぎる点が、一部のエロゲーマーから非難されていましたが・・・・

左■やんやんのクイズいっちょまえ■天津堂■1992年8月21日発売■

右■グラビティ・レスポンス■天津堂■1993年1月15日発売■

■JINN 永遠の勇士■天津堂■1994年9月2日発売■
『マーシャルエイジ』や『JINN 永遠の勇士』などのギャグ路線が好評だった事もあり、エロゲー入門としてライトユーザーにも好まれていましたが、実の所、天津堂の真骨頂はSMゲーに尽きると思っています。
1993年1月に発売された『グラビティ・レスポンス』のシナリオ『Seeker』と、1996年7月に発売された『WAVER - The Seeker2』は、PC-98エロゲー屈指の超ド級SMゲー。
ゲームのボリューム不足が指摘されていましたが、あまりにも鬼畜過ぎる内容は、その手のエロゲーマーから大絶賛されていました。
『WAVER - The Seeker2』は2001年にフルボイスでWindowsに移植されていますので、興味のある方は是非。


■WAVER - The Seeker2■天津堂■1996年7月12日発売■
後は、天津堂のマスコットキャラクターの「やんやん」も人気でした。
8歳なのにバストが80cmを超える不思議キャラでしたが、よくよく考えてみれば、ロリロリかバインバインかの両極端なキャラクターばかりを登場させる天津堂を、上手く表現したキャラクターだったのかもしれませんね。

■やんやんの激闘同窓会■天津堂■1995年5月27日発売■
そんな「やんやん」も、2003年10月に発売された天津堂の最終作にあたる『あゆみちゃんLABO』で、PC-98時代に天津堂自身が8歳と公言しているにも関わらずがっつりHさせられてしまいます。
まぁ、一応リメイクキャラと謳ってはいましたが。

しかしこの作品、ロリゲーフリークにはそれなりの評価を受けましたが、古くからの天津堂マニアには頗る評価の低い作品でした。
PC-98時代は「やんやん」とのHシーンが無い事で非難され、いざHシーンを入れてみると、それはそれで非難されるという悲しい現実。
ユーザー心理ってのは難しいモンですね。
ちなみにこの『あゆみちゃんLABO』は、登場キャラが全員身長140cm以下という、天津堂の歴代ロリキャラ総出演作品。
当時の天津堂に思いを馳せプレイしてみるなんてのはいかが?
・・・・・何か、最後の方は天津堂のゲーム紹介になってるなw
でも、CGの美しさは十分に分かって貰えたんじゃないでしょうか?
カスタム
そして最後に紹介するのは、今まで紹介したブランドと比べると若干マイナーなブランドにあたるものの、柳ひろひこ氏の可愛らしいキャラクターで現在でもレトロエロゲーマーに高い支持を受けているカスタムです。
そんなカスタムは、1991年12月に発売された『メタルオレンジ』でデビューしました。
正直『メタルオレンジ』のCGには突出した美しさはありませんでしたが、80年代のアーケードシューティングを思わせるノリの良いBGMや、アルカノイドとインベーダーとグラディウスを足した「パワーアップ方式のシューティングアルカノイド」と見受けられる絶妙なゲーム内容は、当時のコンシューマーレベルのゲーム性を誇っていました。
数年前までプレミアソフト扱いされていた事でも評価の高さが伺えますね。
後にX68000にCG描き下ろしで移植されました。

■メタルオレンジ■カスタム■1991年12月発売■
ちなみに、元々MUGEN LOOP Softwareの『Marmalade』という人気同人ゲームを商業用にリメイクしたモノなので、実質『メタルオレンジ』は『Marmalade』シリーズの4作目にあたります。
もちろん元となった作品も素晴らしく、特に『Marmalade2 plus』はかなりの高難易度らしいので、『メタルオレンジ』好きな人は是非プレイしてもらいたいところ。まぁ、今手に入れるのは至難の業でしょうけどw
そして1992年5月には、カスタムらしい中毒性の高いゲーム性に加え、16色の美しいCGで話題になったパズルゲーム『キャラット』が発売されました。

■キャラット■カスタム■1992年5月22日発売■
2画面スクロールのダイナミックなCGは圧巻。
以前にも画面スクロールに関してのブログを書きましたが、これだけ丁寧に描かれたモノは少なかったと思います。
そして、『キャラット』発売から3年も経った1995年3月に、カスタム初のアドベンチャーゲーム『TEEN』が発売されました。

■TEEN■カスタム■1995年3月24日発売■
ストーリーは無い様なモノでしたが、柳ひろひこ氏の描くロリロリなキャラクターと、半端じゃないエロさが好評で、現在でもカスタムのベストゲームに挙げる人も少なくありません。
ボリュームの少なさと反比例する様に、汁っ気が凄まじかったのも面白かったですね。コレはもう「汁ゲー」ですよ。
しかしこのゲーム、実は発売未定のまま延期を繰り返した鬼ゲーなのです。
当時、どこよりも早い情報が売りだった「BUGBUG」の1993年3月号で、初めて新作スケジュールに載って以来、予定が伸びに伸び、多くのユーザーから「コレ、本当に出るの?」と思われていたそうです。
2年待った甲斐は・・・・・あったかな?
そして1996年10月に、多くのレトロエロゲーマーが「16色エロゲー史上、最も美しいCGを見せた」と声を揃える『スタープラチナ』が発売されました。

■スタープラチナ■カスタム■1996年10月10日発売■
正直16色で表現出来るレベルを超えてます。(いや、表現してるじゃんってのはナシで・・・)
本来なら当時からもっと話題になってもおかしくなかったのですが、少々カスタム自体の知名度が低くて、そんなに話題にならなかったのはホントにもったいなかったですねぇ。
多くのCGは、色ひとつ取っても拘り抜いて作られているそうです。
後に他ブランドからWindows95にも移植されましたが、コレは絶対にPC-98版をプレイして欲しいですね。
PC-98時代の初頭にデビューしながらも、PC-98用に発売された作品がたった4作のみだったカスタム。
しかし、洗練されたこの4作品は、レトロエロゲーマーには忘れられない作品になったのでした。
ちなみに、またまた蛇足ですが、PC-98では4作品しか発売しなかったカスタムですが、実はPC-FX用に『チップちゃんキィーック!』というオリジナル作品を発売していて、それにはカスタムのマスコットキャラクターである「チップちゃん」が主役で登場していました。
タイトルの元ネタは、恐らく1993年に柳ひろひこ氏が出した同人誌『CHIPちゃんぱーんち』から。
当時のPCエンジンの情報誌などに「あのチップちゃんが!」とか書かれていましたが、あのって言う程そんなに知名度ないだろっていうw
誤解があるといけないので補足しておくと、ゲーム内容はカスタムらしい良作です。
以上5ブランドを紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
PC-88やPC-98時代の作品のCGを見た事ないって人にも楽しんでもらえていれば幸いです。
他にも、ディスクマガジンとしては驚異的な販売数を誇った『ピンクソックスシリーズ』のウェンディマガジンや、低価格で良質のCGを提供する事を目的としていた『麻雀エレガンス』などのC・CLASSや、今でも活動していますが戯画などもCGのクオリティは凄かったですね。
作品別で見ればまだまだありますが、今回は有名どころのブランドだけを紹介って事で。
改めて上で紹介したCGを見返しても、やはり8色や16色など、制限された中で表現されているCGには色褪せない良さがありますよね。
HなCGを見て、エロさ以外で「おぉ!!」と思えるCGなんて、色を自由に使える今となっては出てくる事はないでしょう。
制限された枠の中で磨かれ研ぎ澄まされていった技術は、幾度もユーザーの概念を塗り替えて行き、そして驚きと共に記憶に刻み込まれていた訳ですな!!
素敵さ、VIVA LA RETRO HENTAI GAME !!!
それでは、また。
あー、すげー長文になったから疲れた・・・・寝よう・・・・
ココから先はちょっとした日記を。
日記その1・・・・・・
数ヶ月前にAT-Xと契約して、何となく見てみた『東京エンカウント』がスゲー面白い事にびっくり。

『ゲームセンターCX』も毎回録画して見てるけど、昔みたいに課長が楽しそうにゲームをしなくなった今では、『東京エンカウント』の方が面白く感じるなぁ。
3ヶ月に2回しか放送ないのが悔やまれる・・・・
しかし、声優に詳しくないオレには、2人が何の声をあててるかは全く知らないのだw
それと同様に、ニコニコ動画でレトロゲームの24時間生放送などクレイジーな企画を行ってる主の生放送も楽しく見ていたり。
あのノリは大好きだ。
時間が合わないからほとんどタイムシフトで見てるんだけど、正直コレのタイムシフトを見る為にプレミアムになった様なもの。基本的にニコニコ動画はあまり見ないしね。
実はこのブログも、数日前にやってた『北斗の拳2』の生放送のタイムシフトを見ながら書いてるっていうw
なかなか時間が無いからリアルタイムで見れないけど、また『ドラゴンナイト』などの盛り上がる企画やってる時に立ち会えれば嬉しいな。
つーか、オレもコテハンが欲しいんだがw
日記その2・・・・・・
今月、あまり金を使えないのに服だけで6万以上使っちまった・・・・
友人の買い物に付き合う事多かったからなぁ。来月は買い抑えよう。
つーか、オーバーオールって何であんなに高いんだろーな!

一番右のモカを購入。33600円也。
つー事で、今年の夏はオーバーオールをヘビーローテーションです。
日記その3・・・・・・
上で金を使えないとか言いながら、オフィシャル通販でエロゲーを3本買いましたw

レトロエロゲーのブログをやってるから、今のエロゲーに興味ないと思われそうだけど、実はとあるブランドのファンクラブに8年位前から入ってたりするのです。
まぁ、基本的に最近のエロゲーはここのしか買っていないし、買っても積んでるんだけど、ここの作品は全て持ってるので、いずれこのエロゲーを使ったバカ企画をやりたいなぁ。
日記その4・・・・・・
最近、バイオレントストームを毎日1回クリアするのがマイブーム。

やっぱりベルトスクロールアクションは面白いよね。
所持してる基板の、8枚中6枚がベルトスクロールアクションなオレに隙はないはず。
今度はパニッシャーが欲しいなぁ、メチャ高いけど。
【レトロエロゲーでGOな企画>PC-98エロゲーの美しいCG達の最新記事】