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2013年04月13日

君は知っているか? その昔、ソフ倫の限界に挑戦したエロゲーがあった事を!!

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またまた6ヶ月ぶりのおひさしぶりです!!

熱心に見てくれてた人にも忘れられたであろう頃にひっそり更新されるこのブログ。
ネタは色々あるものの、オレ自身がちょっとばかりド低能なせいもあってか、なかなか文章にするのに時間が掛ってしまうので、ついつい別の事をしちゃうんですよね。うーん....ダメですねぇ〜

さてさて、言い訳はココまでにして。
今回は数年おきに審査の厳しさが増しているコンピュータソフトウェア倫理機構、通称ソフ倫が定めている規制の限界に挑戦したエロゲーを紹介しますよ。
(表現でいえば、近親相姦や死姦、獣姦など、中には緩くなってる部分もあるけれども)

今ではロリータ関連の規制が厳しい印象のソフ倫ですが、1992年10月27日の設立当初は、何と言っても今まで特別な規制が設けられておらず、全てメーカーの判断に委ねられていた「モザイク関連」の規制が印象的ですね。
この規制は、当初からモザイクの倍率や種類以外ほとんど変わってない様に思われがちですが、実はひとつだけ大きく違う点が。
それは、今ではどんな描写であろうと性器にはモザイクをかけなければならないのに対し、当時、少なくともWindows95時代のエロゲーまでは単色線1本の直線または曲線で描かれた性器にはモザイクをかける必要はなかったのです。
例えば、下の様な画像はモザイク処理が要らないんですね。

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■スーパーウルトラむっちんぷりぷりサイボーグマリリンDX■JAST■1994年5月25日発売■

2002〜2004年頃に目立ったエロゲーの回収騒動も、この時代ならば回収されずに済んだ作品も少しくらいはあったかも?

しかし、こういう曖昧な規制となると、いつの時代にもそういった規制の隙間を突いてくるムチャなチャレンジャーが出てくるというもの。
もちろんそんなブランドはPC-98時代にも存在しました。


それは一体どんなブランドでどんなタイトルだったのか.....?


それが今回紹介する、1995年10月12日にHARDから発売された吉永サユリがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!です。

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■吉永サユリがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!■HARD■1995年10月12日発売■

PC-88〜PC-98エロゲー業界屈指のおバカブランドHARD。
当時のエロゲーを知ってる人ならば地味に馴染みのあるブランドですが、若い人たちはおそらく知らないと思うので、ちょっと本題から外れて簡単にHARDの紹介を.....



1986年11月に発売されたソープランドストーリーというソープランド経営シミュレーションでデビューしたHARD。

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■ソープランドストーリー■HARD■1986年11月発売■

街にいる女の子(おばさん含む)を手当たり次第にナンパし、ホテルでHした後、女の子からお金をたかったり、高級品を餌に次々と泡に沈めたりするゲームです。
ちょっと極端な説明の仕方で酷い内容に聞こえるかもですが、実際は大味ながらも面白く、他に類を見ない斬新なエロゲーだったんですね。それに加えて、当時としては登場する女の子も多く、可愛いキャラクターばかりでした。
(余談ですが、街を徘徊しながら女の子をナンパしHをするという内容がelfの「同級生」と似ている事から、「この作品が同級生システムの先駆けだ!」なんて言う人もいますが、これが先駆けなら、1984年11月に光栄から発売された「オランダ妻は電気ウナギの夢を見るか?」も先駆けになってしまうと思うんですよねw)

この作品以降も、穴埋めクイズ形式で女の子をナンパする口説き方教えますや、カメラの設定を変えながらHな写真を撮っていく美少女写真館シリーズなど、目の付けどころが他ブランドとは違う、一風変わったエロゲーを多く輩出していきます。
この2シリーズは、任天堂非公認ながらもファミコンのディスクシステムに移植されました。

そして1988年3月には、ゲーム内容とは全く別の部分で有名な作品、ハード社の社長が社員に面白いと認めさせたクイズ第一弾 〜君も成田に行って勝手にじゃんけんをしよう〜 が発売されます。

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■ハード社の社長が社員に面白いと認めさせたクイズ第一弾 〜君も成田に行って勝手にじゃんけんしよう〜■HARD■1988年3月発売■

別の部分で有名な理由は、もちろん一見してわかる通りのこのタイトルの長さ!
昨今はラノベの影響なのか、エロゲーもやたらと長いタイトルが主流になってますが、実は2000年頃までは、この作品が歴代エロゲー作品の中で一番長いタイトルだと言われてたんですね。
ちなみにゲーム内容は、正解毎にパネルを開きHな画像を完成させる、まぁ至って普通のクイズゲームでした。
これを社員全員に面白いと認めさせるって事は、なかなか発言力のある社長さんだったのかも?

そして1989年2月に、後のHARDの看板タイトルになるはっちゃけあやよさんが発売されます。

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■はっちゃけあやよさん■HARD■1989年2月発売■

このシリーズは説明不要の傑作ですね。
特に、はっちゃけあやよさん3 私、逝っちゃったんです以降のシリーズは、PC-98史上最狂のバカゲーと言われる程、パロディネタ・ブラックネタ・ハイテンションギャグなどなど、何でもアリな作品でした。
今でも結局発売されなかった6作目を待ち望んでる人も多い事でしょう、間違いなく。

そして、この1989年からぐわぁーーーっと年月が流れた、1994年1月。
後に名作と呼ばれるようこそシネマハウスへが発売されます。

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■ようこそシネマハウスへ■HARD■1994年1月発売■

何とこの作品、自分が監督となって色んなジャンルの映画を制作していく、映画監督シミュレーションなんですね。
今でもPC-98エロゲートップクラスの名作と呼ばれる所以は、何と言ってもその自由度の高さ!
「何度も遊べるエロゲー!」というキャッチコピーはこの作品の為にあると言っても過言ではないでしょう。
そんな作品なので、やはりHARDも手応えがあったのか、毎月10冊以上のエロゲー情報誌が発売され飽和状態にあったこの時期に、ほぼ全ての情報誌で大々的に宣伝や特集を組んでいました。
ただ、「はっちゃけあやよさん」からHARDの作品に興味を持ったユーザーには異質過ぎたのか、はたまたゲーム性の高さゆえの薄いH度が原因なのか、それとも「ドラゴンナイト4」と発売日が近かったせいか、正直その辺りはオレには分かりませんが、残念な事にイマイチ売上は振るわず、結果的に大惨敗に終わってしまいました。

そして、1995年10月、遂に今回のネタのメインでもある吉永サユリがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!が発売される事となるのです。



以上、HARDの簡単な紹介でした。
実際このブランドのゲームをガチで紹介してると、この10倍は書く事があるので、ここいらで止めておいてそろそろ本題に戻りましょうか。

この「吉永サユリがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!」は、ギャグとエロをごちゃ混ぜにした狂った世界観が魅力のバカゲーで、元々は前作のオムニバスゲーム「ハードスペシャルコレクション 塊」の1シナリオだったんですね。
正直、良い意味でも悪い意味でもHARDらしい間髪を入れないハイテンションで下品なネタが満載なので、「何でも来い!」な雑食ユーザーじゃないと絶対についていけない作品。もしこれを初エロゲーで薦められたら「あ....オレもうエロゲーはいいや....」とエロゲーに絶望してしまう事請け合いです。

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いきなり色々とダメ出しをしてしまいましたが、何だかんだ言っても1986年から一筋縄ではいかない斬新なエロゲーを制作してきた老舗のHARD、その辺の一般受けを狙ったバカゲーでは足元にも及ばないネタをふんだんに差し込んでおり、自社の自虐ネタ(発売延期を繰り返したり累積赤字が続いてCGが増やせないなど)はもちろん、Hシーンの音楽が有名な学園物ドラマの主題歌にそっくりだったり、主人公の吉永サユリやマルダシ先生なんかはそのまんま永井豪氏の「ハレンチ学園」のヒゲゴジラと丸ごし先生だし、他にも「少女椿」などの作品で有名な丸尾末広氏の眼球を舐めるエロスの表現をネタにしたりとやりたい放題。

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当時のエロゲー作品でもパクリネタで笑いをとるやり方は多くありましたが、ここまでパクるネタが微妙過ぎるブランドなんて他にありません。流石はHARDと言わざるを得ないでしょう。
と言うか、「ハレンチ学園」のネタに至っては訴えられれば間違いなく負けるレベルです。
そんなボーダーラインを越えてでも笑いを優先するHARDが、遂にどのブランドも挑戦しなかった.....いや、そんな発想すらしなかったであろうソフ倫の限界に挑戦するのでした。

A 「どうにかして女性器にモザイクをかけずユーザーに見せてあげられないかなぁ?」
B 「うーん....女性器っぽい物で女性器を表現するなんてどうかな?」
C 「お! それ良いね!」

こんな会議があったのかなかったのか、HARDが考え抜いたモザイク規制のクリア方法がこちら。

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そう、貝です。


開いた貝を股に挟む事でそれっぽく見せたんですね。
この画像だけ見れば完全にモザイクの入ってない女性器ですし、もしソフ倫の方に「この画像にモザイクが入ってない様ですが?」と言われたら「あ、それは貝です」と返答する事が出来るウルトラCな荒業。
この最高の手法をもってソフ倫の審査を受けるHARDは思った事でしょう.....



絶対ソフ倫なんかに負けたりしない!!(キッ



そして、その結果は.....


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ダメでした。すごく怒られました。


やはりヤリ過ぎだったのか、もの凄いクレームを受けたらしく、結局この画像にはモザイクを入れなければいけなくなり、元が貝なのに逆にエロく見える謎な現象が起こりました。
貝にモザイクを入れたブランドなんて、エロゲーの歴史上HARDだけでしょう。

そして、このクレイジー過ぎるバカゲー「吉永サユリがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!」も全くと言っていい程に売れなかった様で、1995年10月21日、持ち望まれていた「はっちゃけあやよさん6」も発売されないまま、HARDは経営不振で解散してしまうのでした。

今でも熱狂的なファンがいる「はっちゃけあやよさん」シリーズなど、エロゲー史に名を刻む名作を生んできたHARDでしたが、この時代は、昔から根強い人気の恋愛ゲームやハードな内容の調教ゲーム、暗い雰囲気のサスペンスゲームなどに人気が集中し、HARDの様なバカゲーメインのブランドはもう時代に合わなくなってたのかもしれませんね。
それではオレが、HARDに代わりこの言葉で締めさせていただこうと思います.....



ソフ倫とエロゲー業界の荒波には勝てなかったよ・・・・



<追伸>
今では正統派エロゲーばかりになってしまったライアーソフトにも、また良質なバカゲーを期待したいですね!
オレもライアーソフトのバカゲーに惹かれて入会した、ファンクラブ会員(会員番号177X番)の一人ですから!w




ココから先は、ちょっとした日記を。

日記その1・・・・・・

去年の話で今更感が半端じゃないですが超エロゲー ハードコアを買ったのですよ!

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最近のエロゲーをプレイしてない人でも、よく耳にする名作&迷作を手っ取り早く理解できるのは嬉しいですね〜
読み始めた時は迷作レビュー以外は全く興味がなかったんだけど、お三方の色んなジャンルに長けた知識に裏打ちされた見解や、多分に盛り込まれた小ネタ、それに何と言っても堅苦しくない崩した文章なんかが面白くて、普通ならスルーしてる様な作品でも全部興味深く読めましたよ。
個人的に阿部広樹氏のレビューが特に面白かった感じですね。
でも、実は一番期待してた点が現行作品にもお構いなしな鋭い批評だったので、どの作品も「さぁ、興味が沸いたら君もレッツプレイだ!」な内容だったのはちょっとばかり残念でした。
と言っても、次回作が出たら間違いなく買うんだけどさw

そういえば、エロゲー文化研究概論なんてエロゲーの歴史本なんかも去年発売されてるんだとか。
こっちも早く買わなきゃですね〜


日記その2・・・・・・

先月、ツイッターのフォロワーさんからX68000を譲ってもらいました!

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ちょうどXPC-4を買って、PC-98なんかも最近のモニターに繋げられる様になったから、今まで触った事のないX68000がメチャ欲しかったんですよね。
それに、ずっと前からゲーム配信ってのもやってみたかったし。
何てったって、去年の8月にニコニコ生放送のコミュニティを作ったまま、まだ一度も放送をした事がないですからねw
でも、この数ヶ月間に色んなモノを買ってゲーム配信に備えてるので、近いうちにはやれそうな感じ。
良かったらコミュニティに入って下さいね。後悔しかさせません....(白目)

Let's ヲタck 'n' Roll ♪ニコニコ出張版
http://com.nicovideo.jp/community/co1761887

そういえば、取り合えずアクションゲームをプレイしようと、久しぶりにMSXのジョイパッドを使ってみたら、十字キーの上が全く利かなくなってた.....
おぉ、幸先不安だわ.....


日記その3・・・・・・

最近、ミニハマビーズにハマリ中。
どういった物なのか、説明するのが難しいので、日本で唯一ミニハマビーズを販売している(らしい)こちらのサイトを見て下され。

フリマッピィ フリーマーケット
http://furimappy.ocnk.net/page/6

制作の幅が広く自由度が高くて、オレみたいな初心者でもこんなのを作る事だって出来ます。

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はい、そうです。みんなのアイドル、卒業Rの志村まみちゃんです!
まぁ、こんなのを題材に作る人は少なくて、みんなファミコンなどのドット絵をビーズで作ってツイッターに画像をUPして楽しんでますね。
みんなが作品をUPすると「カワイイ!」とか「大作ですね!」とか、高評価を受けてるのに、オレが志村を作ってツイッターで言われたコメントなんて「ちょwwwww」とかばかりですよ。
この落差たるや、一体何なんでしょうかね?w
でも、コレはひとつの趣味として続けていけそうですね。
これは他の人が作った作品を見てるだけでも楽しいので、興味が沸いたら自分のツイッターに作品をUPして、他のビーズ作品の作り手さんと仲良くなるのも面白いと思いますよ〜


日記その4・・・・・・

あ、32歳になりました。32歳。




2012年10月05日

みんな大好き! エロゲーにおけるメガネっ娘ヒロインの元祖を探ろう!!

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何か毎回言ってる気がしますが、7ヶ月ぶりのおひさしぶりです!!

前回、もはや絶滅種? レトロエロゲーにおける「ぐるぐる眼鏡」の女の子達といった、PC-98エロゲーに登場した『ぐるぐる眼鏡』の女の子をたくさん紹介しましたが、今回は『ぐるぐる眼鏡』の様な亜種ではなく、正統派のメガネっ娘ヒロインの元祖を探っていきますよ。
今となっては、どんなエロゲー作品にも当たり前の様に登場しているメガネっ娘ですが、20〜30年ほどエロゲーの歴史を遡れば、むしろ登場している方が稀という、決して人気のある属性ではありませんでした。
そんな時代にメガネっ娘キャラをメインヒロインにもってくるという快挙(暴挙?)をやってのけたレトロエロゲーとは?
それでは、早速いってみましょう!!


PC-98エロゲー時代の後期に入った頃から急速に人気に火が付いたメガネっ娘属性。
後期でメガネっ娘と言うと、やはり1995年1月31日にelfから発売された『同級生2』の水野友美のインパクトが強いですが、この頃になると既に多くのエロゲーにメガネっ娘が当たり前の様に登場していました。

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■同級生2■elf■1995年1月31日発売■

そんなメガネっ娘ブームが起こる前から、ずっとメガネっ娘に力を入れていたブランドと言えば、やはりアリスソフトをおいて他にないでしょう。
1989年8月15日に発売されたデビュー作『ランス 〜光をもとめて〜』では、変装とはいえメインヒロインのシィルにメガネをかけさせ、翌年1990年5月15日に発売された続編『ランスU 〜反逆の少女たち〜』では、今でも根強い人気を誇るメガネっ娘、マリア・カスタードが登場しました。
これら以降の作品でも魅力的なメガネっ娘キャラがたくさん登場していましたね。
アリスソフトは、間違いなくエロゲー界におけるメガネっ娘ブームの火付け役だったと言えるでしょう。

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■ランス 〜光をもとめて〜■アリスソフト■1989年8月15日発売■ ■ランスU 〜反逆の少女たち〜■アリスソフト■1990年5月15日発売■

他にも1999年4月9日には、登場する女の子が全員メガネっ娘という異例のエロゲー『終末の過ごし方』がアボガドパワーズから発売されました。
今でもよく話題に挙がる作品なので、プレイした事なくてもタイトルだけは知ってるって人も多いんじゃないかと。


■終末の過ごし方■アボガドパワーズ■1999年4月9日発売■

こんな感じで、メガネっ娘が登場する代表的な作品を数点挙げてみましたが、本来シィルはメガネっ娘キャラではないし、マリアや友美はメインヒロインではないですよね。

それならば、メインヒロインに初めてメガネっ娘キャラを起用したエロゲータイトル&キャラクターは一体何なのか・・・?

それは、おそらく1989年9月にカクテルソフトから発売された『晴れのちおおさわぎ!』の三上葉子でしょう。

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■晴れのちおおさわぎ!■カクテルソフト■1989年9月発売■

ゲームの内容はと言うと、上の画像にも描かれてますが学園物のコメディアドベンチャー。
以前、オレのブログでも簡単に紹介した事があるので、そちらを参考にして下さい。
【PC-98版】 晴れのちおおさわぎ!

当時は「エロゲーにストーリーなんて要らないでしょ?」と言わんばかりの内容の薄いアドベンチャーや、ゲームプレイ時間を引き延ばす為の異常な高難易度のエロゲーが多く発売されていましたが、この『晴れのちおおさわぎ!』は当時のエロゲーとしては作り込まれたストーリーで、コマンド総当たりが面倒という点を除けば今でも十分に楽しめる作品。
エロゲーのアドベンチャーゲームがストーリー重視になったのも、この作品の功績も多少あるかもしれませんね。
ただ、昔のエロゲーによくある《Hシーンは最後に集中》を採用しているので、Hシーンのみを期待しているならば残念な作品に思うかもしれませんw

それでは話を戻して、エロゲー初のメガネっ娘メインヒロインの三上葉子はと言うと・・・・

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主人公の幼なじみでオカルト研の部長という、現在のラノベにでも登場してきそうな設定のキャラクターで、加えて主人公の行動にいつも文句を言ってくるツンツンタイプ。
さすがはカクテルソフト、わかってます。時代すらも超えて。
これでメガネっ娘なんだから、当時のメガネスキー(メガネっ娘愛好家)は歓喜・・・・したと思うでしょ?
それでは、ここで残念なシーンをお見せしましょう・・・・

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・・・・・?

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!!?


そうなんです。初のメガネっ娘ヒロインも、残念な事にHシーンではメガネを外してしまうんですね。
当時はまだメガネっ娘の人気は低く、そのメガネを外した姿をゴールとする作品が多かった様に感じます。
「クラスでパッとしないメガネっ娘が、メガネを外すとクラス一番の美少女」なんてのもありがちな設定でしたよね。
エロゲーの元祖メガネっ娘ヒロインも、メガネスキーにはちょっと残念な形での登場だったのでした。
それでも、この時代にメインヒロインをメガネっ娘にしたのは、今思うと画期的な事でしたね。もちろん当時はそんな事で話題になる事は一切ありませんでしたがw
その後、1995年11月に続編として『晴れのち胸さわぎ』が発売されたのですが、主人公やヒロインの設定自体は前作と似ているものの、残念ながらヒロインはメガネっ娘ではなくなっていました。
正にこれこそが、当時のメガネっ娘に対するユーザーの答えなのでしょうね。

余談ですが、こんな風に、Hシーンでメガネを外してしまう事を残念に思うユーザーと、メガネを外してくれて良かったと思うユーザーが共存していた訳ですが、PC-98エロゲー時代の後期には、そんなメガネっ娘ヒロインに対するどちらの要望にも答えた作品なんかもあったんですね。
それが、1997年3月にアイルから発売された『瑠璃色の雪』です。

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■瑠璃色の雪■アイル■1997年3月発売■

セガサターンやWindowsにも移植された、アイルの看板作品でしたね。
リバ原あき氏の絵と感動的なストーリーが相まって、個人的にも大好きな作品でした。
後に発売された『真・瑠璃色の雪 〜ふりむけば隣に〜』の評価はかなり意見が分かれたらしいですがw

その『瑠璃色の雪』のもう一人のメインヒロイン、幼なじみでメガネっ娘の奈川陽子のHシーンでは、何と事前にメガネの脱着を選択する事が出来るのです。

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もっと前からありそうなのに意外と見る事のなかった選択肢ですよね。
ただ、この作品に奈川陽子以外のメガネっ娘が登場しないので、残念ながら他のキャラにはこの手の選択肢は出てきません。もう一人くらい「逆にメガネをかけさせる」って選択肢があっても良かったのにw

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見よ、このメガネの持つ圧倒的存在感!!
・・・・え? CGの水増しだって? あぁ、間違いなく水増しでしょうねw
それでも、こんなシンプルな選択肢で両方のユーザーの希望を叶えた訳ですし、個人的には素晴らしい選択肢だったと思いますよ。
今でもこんな選択を迫るエロゲーってあるんでしょうかね?


そんなこんなで、元祖エロゲーのメガネっ娘ヒロインを紹介していきましたが、じゃあ、ヒロインではなくてエロゲーの元祖メガネっ娘って誰なのかってのも気になる所ですよね?

・・・・大丈夫。ちゃんと調べましたよ。

実際のところ、1980年代のエロゲーってCG集やパズルゲームなどが多く、それらに登場するキャラクターには名前すら付いていないモノも多いんですね。
ですので、ここでの元祖はキャラクターの個性が確立されていて、且つ名前やセリフなどがある正統派黒縁メガネっ娘に限らせてもらいます。
当時でもどんな層を狙ったすら理解に苦しむ「サングラス娘」などはモチロン除外です!
嘘みたいですが、当時のエロゲーには結構いたんですよw

そういう括りでいくと、おそらく1987年2月にグレイトから発売された『トワイライトゾーン』に登場するカヨコが最初のメガネっ娘だったんじゃないでしょうか?

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■トワイライトゾーン■グレイト■1987年2月発売■

『トワイライトゾーン』と言われても知らない人の方が多そうなので、どんなゲームなのか軽く説明すると、8人の女の子が住む館から脱出する事が目的の、コマンド打ち込みタイプのアドベンチャーゲーム。
「何故そんな館に主人公がいるのか?」という理由は語られません。昔のエロゲーなんてそんなモンです。

それと、このゲームの見どころは、何と言っても理不尽な高難易度でしょう。
30もある部屋から女の子を見付ける事から始めなければならないのに、通路の画像がメチャクチャ過ぎて、マップを作っても迷子になる事必死。更にお使いゲーになるシーン多数。そして、ほとんどヒントなしで必須アイテムを拾っていかなければならないのに、必要なアイテム以外の物を拾うと館のじーさんに斬られてゲームオーバー。

これだけでも十分に理不尽さが伝わったと思いますが、その中でも一番酷いのは、ヒロミとの会話のコマンド入力で「サンマもすきよ、だって おもしろいもン」というセリフに対しノーヒントで「あほ ちゃいまんねん ぱーでんねん」と打ち込まなきゃならない点。
ちょっと待て! こんなのわかる訳ねーだろ!!w

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まぁ、そんなエロゲーですが、メガネっ娘がいると思えば頑張れるというもの・・・・・
洗面所で貴金属を盗みだし、それをアヤコとナオミにプレゼントして、ヨシコの部屋で大人のおもちゃを入手し、トイレでケイと会うも襲うとゲームオーバーなので即座に立ち去り、その後はリツコに大人のおもちゃをプレゼント、カズミの部屋からベランダ伝いに隣の部屋に行く事で、やっとお目当てのカヨコに出会う事が出来るのです。まさに苦難の道のり。

その苦難の道のりを乗り越えて会う事が出来る、エロゲー初のメガネっ娘カヨコがこちら・・・・・

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・・・・・?

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ばばぁじゃねーか!!(怒


ちなみにこのキャラクター、メガネっ娘属性以外にもレズ属性持ちだったりします。
いやいや、そういうの要らないからw
報われない・・・・苦労が報われないよ・・・・・


以上、レトロエロゲーのメガネっ娘ヒロインの紹介でした。

Hシーンではメガネを外され、苦労して出会ったメガネっ娘はばばぁ。
20年以上前のエロゲーは、見事にメガネスキーの期待を裏切ってきた訳ですな。
それを考えると、今は素晴らしい時代。メガネスキーのみなさん、強く生きて下さいw

おしまい。



P.S. ちなみに、正統派から外れた縁なしのメガネっ娘を含めるなら、おそらく1986年12月にPSKから発売された『クリスチーヌ』のドクターがエロゲー初メガネっ娘だと思います。
「正統派メガネっ娘の括りがおかしいだろ?」って思われそうですが、ここはネタ重視で見てもらえると幸いですw





ココから先は、ちょっとした日記を。


日記その1・・・・・・

8月26〜27日の2日間、ニコニコ生放送のゲーム実況で有名なドグマ風見さんが、自コミュニティで行っているハイクオリティ番組「してくべ夏の24時間生放送」のみんな大好きエロゲーの歴史を探る!というコーナーにゲストとして出演させていただきました。

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さすが45000人超のコミュニティ人数を誇る超大手。深夜でも常時満員。
こんなシーンで話をした事のないオレは緊張しきりでしたよw
コーナーが終わった後に「もっと話のネタを抱えて挑めば良かったなぁ〜」と反省する部分も多々あったりw
元々オレ自身、ドグマ風見さんがニコニコ動画に「ミスピーチワールド」の動画をUPされていた頃にハマっていて、生放送もたまに見てた事もあり、今回一緒に参加させて貰えた事は本当にありがたかったですね。
その1週間後の、「してくべ夏の24時間生放送」で消化しきれなかった企画を終わらせる「ひとり24時間生放送」にも、エロゲー枠のゲストとして出させていただきました。
3人でレトロエロゲーの昔話をするだけの1時間超のまったり企画。ホント楽しかったです!!

そしてドグマ風見さんにコミュニティの作成を勧められ、オレもコミュニティを作りました。
Let's ヲタck 'n' Roll ♪ニコニコ出張版
まだ一度も放送をしてはいませんが、近い内にコンシューマーやPCのレトロエロゲー関連ネタの放送をやってみたいですね。ブログでする程でもないネタとか。BANになるかならないかの範囲でw

日記その2・・・・・・

ちょいと訳ありで、マカダミアソフトから発売された『177』のact.1の攻略を探していた所、Twitterで知り合ったレトロエロゲーとレトロ同人ゲーに詳しい方から攻略情報をいただき、ちまちま自分のPCで練習を積み重ねた結果、そこそこ安定してact.1をクリア出来る様になりました。
その時は「オレもなかなか速いんじゃないの?」って思っていたんですが、その情報をくれた方がニコニコ動画に攻略方法を動画にしてUPしてくれたモノを見て驚愕・・・・
まぁ、とにかく見て下さいよ。



え? 何なの、この速さ?

21秒というタイムもさることながら、一気に4枚脱がせるなんて初めて見ましたよ・・・・
これは敵わないわ・・・・これは世界最速だわ・・・・
ちなみにこの方、他にも多数のPC-88やPC-98の動画などなどをUPされているので、興味のある方はいかが?



2012年03月12日

平野耕太氏の単行本未収録分が掲載されてる一般誌の表紙を集めてみた 【前編】

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以前、成人誌に収録された平野耕太氏の単行本未収録作品を全て紹介した訳ですが・・・・・

平野耕太氏の単行本未収録分が掲載されてる成人向雑誌の表紙を集めてみた 【前編】(2008/02/29)
平野耕太氏の単行本未収録分が掲載されてる成人向雑誌の表紙を集めてみた 【後編】(2010/11/27)

今回は、一般誌に掲載され、未だに単行本に収録されていない作品の数々を紹介していきますよ。
意外な事に、現在でも古本屋やヤフオクなどで知らずに格安で売られている事があるらしいので、このブログを読んで表紙を憶えてもらい、各所で氏の掲載誌を保護してもらえると嬉しいですね。

今回紹介するのは、代表作である『Hellsing』の連載が始まる前の作品。
この時期は、快楽天の連載と並行して描かれていたモノなので、色々とはっちゃけっぷりが凄い作品が多いです。

ホントは前々から『ドリフターズ』の2巻の発売に合わせて書こうと思ってたんだけど、すっかり忘れてたやw
それにしても『ドリフターズ』は面白いよね〜 もちろん『アサシネ』も〜
え? あぁ・・・・『美少年で名探偵でドエス』も・・・・・(第2話はいつ掲載されるんだろう)

それでは、一般誌初掲載の少年ガンガンからどうぞ〜



BE WILD !!

第四中の狂犬コンビと呼ばれた、富士貴由と田中亮太郎。
富士の両親の転勤がきっかけで二人は別れる事になったが、2年ぶりに狂犬コンビ復活を息巻いて地元に戻って来た富士が見たものは、昔の面影など見る影もない、完全にオタク化した亮太郎だった。
富士は亮太郎を再びツッパリ道に引き戻す事は出来るのか・・・・・
ヤンキーを題材にした王道的作品に見せかけて、やはり独特なオタクネタを散りばめたハイテンションギャグマンガ。
現在も継承されている「誌内での浮いちゃってる感」は、一般誌初掲載時から健在です。
やはり濃いですなぁ〜
初期の少年ガンガンと言う事もあって、現在一番手に入れづらい掲載誌なのかも。



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掲載雑誌少年ガンガン 1996年4月15日号
掲載作品BE WILD !!
掲載ページ171〜202
作者近況報告みなさん初めまして。
右も左もわからぬ若輩者ですが、どうかよろしくお願いします。
扉煽り文かかってきなさい!!
備考初の一般誌掲載作品




HI AND LOW

1938年満州鉄道。満州北部国際都市ハルピン駅構内。
ひょんな事から、日本陸軍部スパイとナチス軍SS特務少尉の女性2人が手を組み、ドイツ人の技術屋の確保を目論むソ連の兵隊を殲滅していくガンアクション作品。
短編で終わってしまうのがもったいない程の面白さ。
この作品の最後にも司令っぽい人が出てきますが、氏の描く教官や司令などは、総じてカワハラーだったりします。



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掲載雑誌ヤングキングアワーズ 1996年11月30日号
掲載作品HI AND LOW
掲載ページ51〜74
作者近況報告あこがれの作家さんがいる雑誌・・・
右も左もわからぬ新参者ですが、よろしくお願いします
扉煽り文炸裂 平野節―――――
イカレた狂信者・・・・・・・・・
弾けるアクション24ページ!!
備考期待の俊英アワーズ初登場!!(編集)




大同人物語 単行本未収録分

最大規模の同人誌即売会であるマンガケットを舞台に同人ゴロ達の思惑がぶつかり合う、一般的な思考では考えもつかない様な、他に類を見ない異色作。
登場人物が全員ガチオタなのに、こんなにカッコイイなんて・・・・
第1話〜第7話までは単行本の1巻に収録されているものの、2巻は発売されておらず、更に残念な事に第11回以降に数ヶ月の休載を経て、事実上の打ち切りが決定してしまった為に完結もしてません。
7年前に最終話までの描き下ろしを追加した『大同人物語 完全版』が発売されるという話が出たものの、いつの間にかなかった事になってたりw
でも、この作品はホントに最後まで読みたいですね。打ち切り時も「今からじゃん!」って所だったので。
そして、この作品の目玉は何と言っても特務混対の川原景虎。
雑賀に言い放った「で、だから!?」はマジで痺れたね。



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掲載雑誌コミックガム vol.09
掲載話第7話 『Fire starter』
掲載ページ315〜330
作者近況報告AXのCMはあれで大丈夫なの?
扉煽り文Hound!
備考平野耕太の野望の王国 vol.5あり
大同人物語キャラクター相関図あり
切実なアシスタント募集コメントあり


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掲載雑誌コミックガム vol.10
掲載話第8話 『Candy』
掲載ページ309〜332
作者近況報告去年まで三浦知良と三浦友和を同一人物だと思ってました。
扉煽り文雑賀京一郎 一世一代の大博打!!
備考特になし


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掲載雑誌コミックガム vol.11
掲載話第9回 『Cowgirl』
掲載ページ313〜328
作者近況報告コミケは楽しかったですか?
ボクは楽しかったです。まだ行ってませんが。
扉煽り文嵐の前の静けさ・・・・・・
備考平野耕太の野望の玉国 vol.1あり


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掲載雑誌コミックガム vol.12
掲載話第10回 『COME TO daddy』
掲載ページ341〜346
作者近況報告平野先生急病のため、今回コメントはナシ。
「野玉」は倒れる前に収録(編集)
扉煽り文なし
備考氏による、2ページのお詫びのページあり
平野耕太の野望の玉国 vol.2あり
アシスタント募集記事あり


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掲載雑誌コミックガム vol.13
掲載話第11回 『Dog way』
掲載ページ335〜346
作者近況報告話が進まないねェ〜、このマンガ。
「徳川慶喜」級だね。
扉煽り文決戦間近!!
備考GUMの真相「平野耕太先生インタビュー」あり
第11回以降の掲載なし




と、まぁ、今回は以上で。

あまりに未収録作品が多いので、分けないと長くなり過ぎるしね。
次回は、ウルトラジャンプに収録された『ガンマニア』の表紙から行きますよ。

それでは、また。
次回がいつになるかは知らないけどね!!




ココから先は、ちょっとした日記を。


日記その1・・・・・・

最近Twitterを始め、レトロゲームが好きそうな人をフォローした際、その人のツイートに自身のニコニコ生放送のリンクが貼られてて、それを何気なく見ると、何故かオレのブログの記事を紹介してる放送だったという奇跡的な状況に出くわした!
「えっ、オレのブログじゃん!」みたいな。マジでびっくりw

その人は、多くの海外ゲームや周辺機器を扱うショップ『フリマッピィ』の店長さん。
何とオレと同い年の30歳。

ショップでは、2010年に発売されたファミコンの最新作『バトルキッド』や、日本未発売のNES・SNESタイトルなども取り扱っており、さらに2013年発売予定のスーパーファミコン最新作『ナイトメアバスターズ』の入荷も予定しているというこだわりっぷり。
特に『ナイトメアバスターズ』は限定600本だから、かなりのレア物になりそう。
海外から取り寄せて欲しいソフトや周辺機器などのリクエストも募集してるらしいので、欲しい物があれば気軽に尋ねてみると良いかも。

そんな事もあり、それ以来Twitterで良くしてもらってて、店長さんのニコニコ生放送を見るのが日課になりましたよ。
ニコニコ生放送内でも、他の人はやらない様なレトロゲームの紹介などもやってるので興味がある人はオススメ。
海外から届いた品物の開封放送や起動チェック放送なんかもやってます。
ニコニコ動画のアカウントがなくても、『フリマッピィ』のサイト内で放送が見られますよ〜