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2009年08月30日

PC-98時代に創刊し、今も続く老舗エロゲー情報誌を振り返るよ!

毎回言ってる様な気がするけれど、お久しぶりです〜

お盆も過ぎ、やっと仕事の方もまったりペースになったものの、お盆の代休がたったの一日しか貰えなかったという寂しいオレ・・・・
去年は四連休だったんだから、せめて二連休は欲しかった・・・・

ま、だからって愚痴ってもしょうがないので、早速本題へいっちゃいましょうか。


さてさて、みなさんはエロゲーの最新情報は何で仕入れていますか?

エロゲー情報誌?
それとも、オフィシャルHPやニュースサイト?

おそらく、ほとんどの人が後者を選んだと思います。
何と言っても「お手軽」で「情報が早い」、それに加えて「無料」ってんですから、こと最新情報に限れば、エロゲー情報誌がネットに太刀打ち出来る訳がありませんよね。
『おっぱいマウスパッド』や『パンツ型メガネ拭き』の様に、何かしら購買意欲をそそる特別付録などが付かないと売れないっていうのも納得です。

ですがインターネットが普及する以前、1990年代前半はどうだったでしょう。
大抵のユーザーはエロゲーの情報を仕入れる為に情報誌を購入し、さらにはPCを持っていない人さえも、雰囲気を楽しむ為にエロゲー情報誌を購入するといった行為が当たり前の様に行なわれていました。

当時はPCがメチャ高額だった事もあり、今ほどエロゲーユーザーは多くはなかったものの、エロゲー情報誌はそれなりに売れる訳ですから、当然いくつものエロゲー情報誌が創刊され、1994年頃には年間10種類を超える情報誌が発売されるという飽和状態に。

ですが、ただ頭数に入っているだけの没個性情報誌なんて誰も買わないですよね?

PC-98エロゲー時代も終焉を迎えるにつれ、多くのエロゲー情報誌は休廃刊し、個性的、且つ面白いエロゲー情報誌のみが生き残ってきました。

今回はそんなPC-98エロゲー時代から、今現在も現役で発行し続けている優れたエロゲー情報誌の創刊号を紹介したいと思います。

それでは創刊された順番に、ど〜ぞぉ〜。



パソコンパラダイス



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タイトルパソコンパラダイス
定価700円
出版社(株)メディアックス
発行日1991年8月20日
備考
コミック花いちもんめ8月号増刊

みなさんご存知、初の美少女ゲーム誌『パソコンパラダイス』。
当時はまだ奇数月のみの隔月販売でした。

巻頭特集には、elfの大どんでん返しゲーム『ELLE』と、カクテルソフト初期の良作『NIKE』が掲載。
毎回人気ソフトハウスを訪問する『今どきのソフトハウス訪問』では、『CAL』や『BEAST』を手掛けたバーディソフトを紹介していました。

裏表紙ではHARDが『スケバン戦國史』『はっちゃけあやよさん3』『ベロンチョ温泉旅行』の三作品が紹介されていましたが、『ベロンチョ温泉旅行』は結局発売されませんでしたね。
「秋までにはキット・・・」って書いてるのに・・・・

少し横道に逸れますが、パソコンパラダイスは関連誌が多く発売されていて、パソコンパラダイス内のエロゲー記事のみを編集して作られた総集編・・・・

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タイトルパソコンパラダイス 総集編 1to4
定価1200円
出版社(株)メディアックス
発行日1992年11月5日
備考
パソコンパラダイスNO.1〜NO.4までの総集編

『パソコンパラダイス総集編』なんてのもありました。
これ1冊でパソコンパラダイスを4冊分楽しめるという、収納に優しい親切設計。
第1号には、結局発売されなかった『ベロンチョ温泉旅行』のCGもたくさん掲載されていました。

一応2003年分まで発売されていたみたいですが、残念な事にそれ以降は休止しているみたいですね。

他にも、過去には本以外の他メディア展開もしていて・・・・・

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タイトル月刊PPディスク
定価3000円
制作P'S PSYTEC
出版社(株)メディアックス
発行日1993年11月
備考
パソコンパラダイス発ディスクマガジン

エロゲーの最新情報やCG、ソフトハウスの近状、絵師の未公開CGなど見所満載のディスクマガジンも発売されていました。
当時はまだパソコンパラダイスが成人誌ではなかった為、大事な所に「おたからマーク」をつけていましたが、このディスクでは「おたからマーク」がついていないCGを見れるというディスクマガジンならではの利点も。

内容だけを見れば素晴らしいディスクマガジンでしたが、如何せん3000円という価格がネック。
さすがに高いッス・・・・
その後、第4号までコンパクトサイズで発売され・・・・・

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タイトルPPディスク
定価2400円
制作P'S PSYTEC
出版社(株)メディアックス
発行日1994年3月
備考
パソコンパラダイス発ディスクマガジン

1994年の3月には、カバーがA4サイズと大きくなり、ディスクは2枚組と超ボリュームアップで新創刊されました。
ディスク2枚で2400円ですから、以前と比べて半額以下。
「やれば出来るじゃないかPPディスク!!」って感じですよね。
ちなみに内容は以前とあまり変わっていません。

そういえば、今のパソコンパラダイスは出版社が変わり内容も一変されているらしいですね。
情報を見ようにもホームページすらないので確認も出来ませんが、今も変わらず素晴らしいエロゲー情報誌なのでしょうか?



BUGBUG



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※創刊号を所持していない為、画像は第2号です。

タイトルBUGBUG
定価640円
出版社マガジン・マガジン
発行日1992年10月8日
備考
創刊号と第2号は一般向けパソコン誌

パソコンパラダイスから1年以上遅れ、1992年10月8日に創刊された『BUGBUG』。
どことなく作りが後期の『テクノポリス』風だったのは、元テクノポリススタッフが制作してたからなんだとか。

表紙の雰囲気で感づかれた人もいるでしょうが、なんと創刊号と第2号は一般向けパソコン情報誌として発売され、エロゲーは『美少女ファクトリー』という10ページ程度のコーナーでしか紹介されていませんでした。

結局売れ行きが芳しくなかったのか、第3号から完全エロゲー情報誌に移行する事に。
それに伴い、毎月発行から隔月発行へとペースを落とし、表紙も北久保弘之氏から好実昭博氏へと変わりました。
つーか、アレですよね、エロゲーらしくて良いですよね、好実昭博氏の絵って。

その後、売り上げが好調だったのか1993年7月号から再度月刊発行へ戻るのですが、その数ヶ月後すぐさま隔月発行へと逆戻り。
そして、何故かその間隔を埋める様に、同社からBUGBUGとは違う新しいエロゲー情報誌が発売されるのでした。
それがこの・・・・・

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タイトル電脳美少女組
定価850円
出版社マガジン・マガジン
発行日1994年12月
備考
マガジンWOOOOO 1月号増刊

『電脳美少女組』です。

正直BUGBUGとの違いがほとんどなかったりします。
何で分けちゃったんでしょうね?
まぁ、新作エロゲーのH度を【CHINPIKUゲージ】という男性器を模ったゲージで表すというバカな企画は大好きでしたがw
「こんなのライターの趣味を暴露してるだけじゃん」みたいなw
評判が悪かったのか、いつの間にかなくなってましたけど。

その後、1997年6月号からBUGBUGが再度月刊誌になる事で、電脳美少女組も休刊しました。

こんな感じで発行ペースが頻繁に変わり、いつ廃刊してもおかしくなかったBUGBUGですが、BUGBUGの新作エロゲー紹介の写真の貼り方は革命的だったらしく、後に「BUGBUG抜き」と呼ばれる技法で、どの情報誌もBUGBUGの写真の貼り方を真似たらしいです。
その点ではBUGBUGは偉大ですね。



PCエンジェル



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タイトルPCエンジェル
定価780円
出版社(株)オデッセウス
発行日1992年11月17日
備考
特になし

BUGBUGとほぼ同じ時期に創刊された『PCエンジェル』。
読者コーナーや攻略ページなどで賑わっていたイメージのあるPCエンジェルですが、創刊号はどこか淡々とした内容の情報誌でした。

巻頭特集では、編集者とライターの独断と偏見で決められた美少女ランキング『美少女CGコレクション』が掲載。
ちなみに順位はというと・・・・

1位:愛(シャングリラ)
2位:堀瀬マキ(麻雀王伝説)
3位:君島ユリナ(けらけら星)
3位:本田美々子(DEJA)

と、こんな感じでした。
時代を感じますね、特に2位の堀瀬マキとか。
他には、毎回人気作のCGを大量に載せていた『シリーズ研究』でドラゴンナイトが紹介されていました。

文章もCGもバランスがよく読みやすいのが好印象のPCエンジェルですが、創刊号から何号かは、どんな取り込み方をしたのか掲載されているCGがメチャ荒く、全体的に赤っぽくなっていました。
正直コレはいただけなかったですね。

そういや『覚悟完了』のCGネタっていつまで引っ張ったんでしょうか?



メガストア



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タイトルメガストア
定価700円
出版社百夜書房
発行日1993年3月15日
備考
ニャン2倶楽部3月号増刊

レジに持って行くのが恥ずかしいと評判の『メガストア』も、PCエンジェルの4ヶ月後に創刊されました。

創刊号のみ唯登詩樹氏が表紙を担当していてH度はマイルドなモノでしたが、2号からはメガストアの代名詞とも言われるうめつゆきのり氏が担当に代わりました。
号数を重ねる毎に表紙のH度が増し、いつの間にか表紙にモザイクがかかる程に。
さすがにモザイクのかかった汚物(に見せかけた物?)が表紙を飾った時は引きましたが・・・・

それと、メガストアと言えば豊富な特別企画も有名ですが、それは創刊号から言える事で、コスプレ特集やフィギュア特集、コミケ特集など、オタク全般をターゲットにした作りは、良い意味で異質な存在でした。
その分エロゲー記事が他誌と比べて少なかったですが、巻頭特集での『アリスソフト大特集』など、抑える点は抑えているって感じでしたね。

現在は付録DVDでロットアップしたエロゲーを楽しめちゃう訳ですが、いつになったらPSKの『ALICE』が移植されるんですかね?
もう5年位待ってるんですがw



ファンタジェンヌ



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※創刊号を所持していない為、画像は第2号です。

タイトルファンタジェンヌ
定価700円
出版社大洋図書
発行日1993年7月17日
備考
ホリディコミック10/25増刊号

1993年7月に創刊された『ファンタジェンヌ』。
他誌と比べて紙の質がとても良く、どことなく教科書っぽい雰囲気を持った情報誌でした。

え?ファンタジェンヌなんてもう無いって?

確かにファンタジェンヌとしてはもう存在していませんが、現在は『PUSH!!』として発行されています。
一応、ファンタジェンヌ時代から通巻してるらしいですよ?

ファンタジェンヌは毎回『美少女ゲーム進化論』などのエロゲー考察記事や、【電脳温故知新】という昔のエロゲー紹介が載っていて、エロゲーの歴史を知るには一番適した情報誌かもしれません。
新作エロゲー情報も、CGが多く紹介文もわかりやすいってのも素晴らしかったですね。
個人的に、今回紹介する情報誌の中では一番好きな情報誌です。

ただ、発行される毎にコスプレや同人誌の紹介が増えて、メガストア誌と似てきたのは残念でした。



テックジャイアン



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タイトルテックジャイアン
定価980円
出版社株式会社アスペクト
発行日1996年9月21日
備考
CD-ROM付き

1993年に創刊されたファンタジェンヌからは一気に飛んで、1996年9月というPC-98エロゲー晩年期に創刊された『テックジャイアン』。
当時としては数少ない、CD-ROMが付録になった情報誌でした。

現在では、【最も購入価値のあるエロゲー情報誌】と呼ばれている剛田さんですが、創刊時は総ページ数が68ページと最も薄く、さらに広告が総ページの2割を占めるという、紙媒体としてはコストパフォーマンス最悪の情報誌でした。
980円もしますし。
ただ、付属CD-ROMのボリュームは圧巻で、まさにパソコンを持っている人のみ定価に添った楽しみ方で出来る仕様でした。

正直、絶対に消えるエロゲー情報誌だと思ってました、ごめんなさいw

後『TECH WIN』と似たタイトル、且つH度の低いにしき義統氏の表紙は、他誌と比べても購入しやすかったのも良かったと思います。
まぁ、中身はエロエロですけど。



以上、現在でも発行されているエロゲー情報誌の紹介でした。

みなさんが現在購入している情報誌の創刊号もあったと思いますので、ちょっと位は懐かしんでいただけたんじゃないでしょうか?
あ、『BUGBUG』と『PUSH!!』の人は取り合えず謝っておきますw

紹介した数が多い事で気付かれた人も多いでしょうが、実は現行されているエロゲー情報誌の大半はPC-98エロゲー時代に創刊されたモノなんですね。
さすがに内容はガラリと変わったモノも多いですが、素晴らしい情報誌という点では当時と寸分違わないでしょう。

今回は現行のエロゲー情報誌を紹介しましたが、機会があればPC-98エロゲー時代に休廃刊したエロゲー情報誌ってのもやってみようと思います。
まぁ、多過ぎで途中でドロップアウトしそうな気もしますが、気が向いたらまた見て下さいね。

よーし、じゃあ投票にでも行って、帰ってまた24時間テレビでも観るかぁ。





もちろんゲームセンターCXの方だけどなッ!!






「友愛は日本を巣喰う」なんてね〜♪