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2008年09月16日

現在のエロゲー専門誌の先駆けってば『アソコン』ですよ

PC-98エロゲー全盛期だった1993年〜1996年に毎月10誌くらい発売されていたエロゲー専門誌。
現在でも毎月たくさんのエロゲー専門誌が発売されていますが、これらのエロゲー専門誌の先駆けと言えば何になるのでしょうか?

現役で発刊されている、業界初の月刊エロゲー専門誌『パソコンパラダイス』?
それとも、当時【美少女ゲーム】の用語を登録商標として持っていた徳間書店の『テクノポリス』?


否・否・否、どちらも不正解なのです!!


「じゃあ一体、何がエロゲー専門誌の先駆けにあたるのさ?」って言われれば、やはりコレをおいて他ないでしょう。

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アダルト・パソコン・ゲーム、略して『アソコン』です。

「知らねぇ・・・」って思ってる現役エロゲーマーな人に簡単に説明すると、1985年1月10日に辰巳出版から発刊され、当時はまだ人気もなく数える程しか発売されていなかったエロゲーのみの記事で形成された画期的なパソコンゲーム雑誌なのです。
テクノポリスが初めてエロゲーの特集記事を載せたのが1985年6月号だった事からも、如何にアソコンがエロゲーに目を向けるのが早かったかが分かると思います。
1985年の1月って言えば、JASTの『天使たちの午後』すら発売されてませんからね。

そんなエロゲー専門誌の先駆けとも言えるアソコン創刊号で紹介されたエロゲーは、PSKの『ALICE』、dB SOFTの『ドンファン』、光栄の『団地妻の誘惑』、ENIXの『ロリータシンドローム』、日本ファルコムの『女子大生プライベート』などなど、計23作品。

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それに加えて、巻末袋とじではCOSMIC SOFTの『聖子ちゃん パートU』のプログラムリストが掲載されていました。
それで定価が600円ですよ。素敵プライスですね。

創刊号から5ヶ月後の1985年6月5日に発売されたアソコン2号では、主に一般向けアドベンチャーゲームが紹介され、月に0〜3本しか発売されていなかったエロゲーは少々ネタ切れ気味に。
しかし、それから3ヶ月後の1985年9月5日に発売されたアソコン3号からは、毎号巻末袋とじでロリゲー特集や実写取り込みの裏ソフトなど、アングラな部分を掘り下げる記事を掲載し、アソコンらしい部分を披露していました。

asocom_3.jpg pascal.jpg

アソコン3号の巻末袋とじでは、作者不明のPC-8001エロゲー『パスカル』が全CG掲載で紹介され、色々と読者に『パスカル』の情報提供を呼びかけていましたが、結局作者など主だった部分は分からず仕舞いだったっぽいですね。
裏ソフトに強い(?)Warp別冊のアダルトソフト大全集でも、『パスカル』の記事は作者不明のままでしたし。
ちなみに『パスカル』がどんな感じのゲームかを知りたい人は、みぐぞうさんのブログで丁寧に紹介されていますので、ソチラをご覧下さい。

そんなこんなで、エロゲーLOVEなスタンスを保ちながらアソコンは1988年1月10日に発売された第14号を以て休刊。
その後1988年3月25日に『アソコンすうぱぁスペシャル』としてアソコンの創刊号を彷彿させる完全なエロゲー誌と化した『美少女ゲーム最前線』に生まれ変わります。

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コレまたチャンピオンソフトの『慶子ちゃんの秘密』のプログラムリスト付きで780円と、またまた素敵プライスアゲイン。
ちなみに『美少女最前線』というタイトルは、アソコン7号以降の巻末袋とじに付いていたタイトルなのです。早い話が「アソコンの巻末袋とじが超ページ増で発売!!」って感じですかね?

そしてエロゲーもPC-88からPC-98の時代へ移って行くにつれ、1990年に大陸書房の『美少女ソフト大研究』が、1991年にメディアックスの『パソコンパラダイス』が・・・・ってな具合に多数のエロゲー誌が誕生し、その膨大なエロゲー専門誌の競争に敗れてしまったのか、美少女最前線も1993年に発売された第12号を以て休刊するのでした。
アソコン創刊〜美少女最前線休刊までの9年間、まさにアソコンはHな方向へベクトルを傾け「最前線」を突き進むパソコン誌だった訳ですね。

そんな「最前線」を突き進んだアソコンも、今では古本屋などで捨て値で売られたりしています。見掛けたら購入or立ち読みしてみるのも良いんじゃないでしょうか?
「今さらお金を払ってまで読む価値あるの?」と問われれば難しい所ですが、当時のアドベンチャーゲームの裏技やムチャなエロゲーの画像を見るのも中々に乙なものですよ。

それを、イイネ!と思うかイラネ!と思うか、どう感じるかはアナタ次第ッ!!!(結局人任せ)



いつもの如く、またまた話は変わっちゃうのですが、ちょっと前にサイドに作った『80s ANIME OP SHOW !!!』の数を、13作品から100作品まで増やしました。
ランダムで『オレ的80年代アニメのオープニングBEST100』から1つが選ばれます。
数が多くなり過ぎていくらか名曲がスッ飛んでるかもしれないけど、まぁ、ソレはソレですよ。
懐かしさも含めてBGMとしてでも聴いてみて下さい。でも、F5連打は勘弁・・・・
つーか、YOUTUBEにイタリア版ムテキングのOPは大量にあるのに、日本版ムテキングのOPが無かったのが意外でしたね。
聴いた事あります? イタリア版ムテキング。
正直、何が何やらって感じですよw



この記事へのコメント
ブログの新装開店(って表現で良いのでしょうか?)オメデトウございます。

「アソコン」懐かしいですね。中学生の時分に買ってました。ですが、元々エロ専門なのは知りませんでした。

「『テクノポリス』も『ベーマガ』も『ログイン』も買った、でももう一冊、今月はパソコン雑誌を読みたい気分」という時にしか買わなかったので、数冊しか買いませんでした。

「アソコン」は毎月出てなかったので、地方でもよく書店に残ってました。
結局、14冊しか出て無かったんですね。毎月買っていれば15冊は出ていたかも知れません。残念な事をしました。

>ムチャなエロゲーの画像を見るのも中々に乙なものですよ。

MSXだとムチャを通り越して、具合が悪くなりそうな画像でしたね。「これはロールシャッハテストなんだろうか?」と本気で思った事もあります。
Posted by 美紀 at 2008年09月16日 17:49
ムテキングひでぇええ
Posted by k at 2008年09月17日 18:40
>美紀さん

どうもありがとうございます!!
自分でも気にはしてませんでしたけど、多分新装開店っぽい感じですよ。まぁブログ内容は全く変わりませんけどw

美紀さんって、当時からかなりのPC雑誌を読まれてるんですね。
当時はまだ幼稚園児だったので、【80s LOVE !!!】なボクにとってはメチャ羨ましいですよ〜
つーか、アソコンって当時からあまり人気なかったのか・・・・

MSXのゲームが『ロースシャッハテスト』ってのは言い得て妙ですねw
『オホーツクに消ゆ』のPC-88版とMSX版を比べると、「何?この落書き?」って思ってしまいますもんw

>Kさん

ホントひでぇ・・・
しかし違った意味でヤミツキに・・・・
Posted by hisabilly at 2008年09月19日 00:56
>当時はまだ幼稚園児だったので、【80s LOVE !!!】なボクにとってはメチャ羨ましいですよ〜

80年代を知っている人間にとっては、
「80年代ってどうだった?」
「トホホだった」
な感想だと思います。国民総トホホ状態の80年代でしたが、変な熱気はありましたね、うん。

>つーか、アソコンって当時からあまり人気なかったのか・・・・

扱っているソフトが、当時でも古かったんですよ。発売から2年以上経っているソフトでも平気で新作と並べて紹介してました。雑だな、って当時から思ってました。

hisabillyさんも所持していると思うのですが、「アソコン」NO.5の読者のページでは、

・本屋でアソコンを買った時、店の中にいたボクと同じくらいの年に、いきなり「スケベ野郎!」と言われた。

・友人に貸そうと学校に持っていくと、抜き打ち検査があって、先生にはドヤされ、クラスの皆には後ろ指を差されるようになった。

と、当時パソコンを持っていた人間には、悲しい思い出が蘇って来るような投稿が載ってました、「アソコン」。
Posted by 美紀 at 2008年09月19日 17:04
>美紀さん

あらら、トホホな感じですかw
まぁ、ボクが80年代の良い所ばかりに目を向けてるってのもあるのかも。
確かに、遊ぶにしても何にしても、今が一番な気もしますね。

アソコン5号、書いてますねw
ボクが中学の頃(1994年頃)でも、パソコンなんてクラスメイトの5%も持ってなかったですから、当時のPCユーザーは、かなり希有の目で見られてそう・・・・
Posted by hisabilly at 2008年09月21日 01:48
アソコン本誌は数えるほどしか買ってなかったけど、美少女ゲーム最前線は必ず買ってた
エロガキのわたくしが通りますよ。

「パスカル」の記事リンクありがとうございました。
しかし今読み直してみると、わたくしのブログって相変わらずまとまりが無くて何が言いたいんだかさっぱり判りませんねw
ちなみに「パスカル」については「古い男の部屋」さんでもっと詳細に書かれていますので、ぜひ一読をば。
(ここ数年放置気味なんですが、どうしちゃったんだろう…)
ttp://homepage2.nifty.com/furuiotoko/room09/kogado01.htm

>80年代の思い出
わたくしは80年代に差し掛かった時の妙な高揚感が忘れられません。
物憂い・敗北感が蔓延していた70年代特有の暗い時代のトンネルから抜け出した感がありましたね。
それぞれどちらの時代も趣きと思い入れがあるので一概にどうとかは言えませんが。

>イタリア翻訳アニメ
サイトは忘れましたが、数年前にイタリア翻訳アニメのOPを多数動画で置いてあるサイトがありましたよー。
タイガーマスクとかキャッツアイとか物凄い変な歌になってましたw
Posted by みぐぞう at 2008年09月21日 02:23
>美少女ゲーム最前線は必ず買ってたエロガキのわたくしが通りますよ。
あ、みぐぞうさんだ。エロガキさんだったんですね。ブログでも面影ありますよね。横レス失礼します。

>わたくしは80年代に差し掛かった時の妙な高揚感が忘れられません。
バブルに差し掛かる80年代は狂っていたような気がします。女子大生が登場する深夜番組とか変でしたしね。シラケ世代からの脱却だったんでしょうか?

海外に輸入された日本製アニメはアクロバティックなアレンジをされますね。
子供の頃、米軍放送で「花の子ルンルン」が2時間程度にまとめられていたのを見ました。英語は良く分からないものの、「ルンルンの冒険、早かったな」と子供ながら、手際の良いルンルンとその一行に感心した覚えがあります。
Posted by 美紀 at 2008年09月21日 10:36
>みぐぞうさん

コメントを返すのが遅くなってスミマセン!
21日〜24日まで、ちょっとばかし神戸へ行ってました。

『美少女最前線』はバッチリ購入してたとは、流石みぐぞうさんですねw
今はネットもあるんで抵抗はありませんけど、ボクが中学の頃はエロゲー雑誌は買い辛かったですね〜。田舎だったってのもあるんでしょうけど。

>しかし今読み直してみると、わたくしのブログって相変わらずまとまりが無くて何が言いたいんだかさっぱり判りませんねw
ボクはオチを完璧につけてるみぐぞうさんの記事はスゴイって思いますよ。基本ボクのブログは落ちませんしw
後で「古い男の部屋」さんの記事をゆっくり読んでみます。パッと見ただけで内容が濃そうってのがわかりますね、コレは・・・・

>美紀さん

コメント遅くなりました、スミマセンです!!
21日〜24日まで神戸に行ってました。

みぐぞうさんのブログも濃いですが、美紀さんのブログもかなり濃いですよねw

声優って、海外ではみんなやりたがらない職業って言われてますし、日本アニメの海外アレンジが微妙なのもうなずける気もします。
日本版を見慣れてるせいか、海外版のドラゴンボールの声を聞いた時「こんなので燃えれんのかな?」って不思議に思いましたし。
まぁ、今でも海外で人気があるって事はOKって事なんでしょうけども。
Posted by hisabilly at 2008年09月25日 02:12
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