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2010年10月24日

オレ達の青春、電撃PCエンジンの袋とじを語るぞ!

袋とじ・・・・それは純粋な少年の夢を叶えてくれる数ページのプレゼント。
その魅力は、サンタクロースのプレゼントなんぞ比にならない程に胸を高鳴らせてくれます。
今回はそんな袋とじ、もちろんオレのブログらしく、当時の家庭用ゲーム情報誌の中でも特にH度の高かった『電撃PCエンジン』のどきどきももいろぐらふぃっくという袋とじを語ろうと思います。

さてさて本題に入る前に、みなさんは『電撃PCエンジン』と言うゲーム情報誌をご存知でしょうか?

1992年12月26日にメディアワークスから創刊され、現在もなお名前を変えながら続刊されている老舗ゲーム情報誌です。
30歳OVERな人には地味に馴染みのあるゲーム情報誌ですが、10代〜20代半ばの人には『電撃G's magazine』の前身と言った方が分かり易いかもしれませんね。
最後までPCエンジンやPC-FXの情報を扱ってくれた、ありがたい情報誌でした。

そんな素敵なゲーム情報誌『電撃PCエンジン』を、創刊号から簡単に紹介しつつ袋とじの話題に突入していこうと思います。


電撃PCエンジンが創刊されたのは、今から18年前の1992年12月26日。
当時、角川書店から発刊されていた『マルカツPCエンジン』のスタッフによって作られました。
そのせいもあってか、マルカツで人気だった『女神スタジアム』等の企画のほとんどを電撃に移行させてしまい、電撃PCエンジンは<マルカツPCエンジン以上にマルカツPCエンジンライク>という奇妙な情報誌になっていたのでした。
他には、しろー大野氏のマンガもマルカツ時代のテンションそのままで新連載。相変わらずアクが強い強い。

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この頃はまだ袋とじは付いておらず、冊子形態も現在の無線綴じとは違い、マルカツPCエンジンと同様に中綴じタイプでした。
そして、創刊号より13ヶ月後の1994年3月号の特大刷新号から冊子形態が現在と同様の無線綴じになります。

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創刊号からページ数がちょくちょく増えてはいるものの、13ヶ月で値段が490円から680円まで跳ね上がったのは、なかなかお財布に厳しかったですねぇ・・・・・
つーか、何で初期と比べて別冊付録の数が減ったのにこんなに値上がりしたんだろう?
(当時の電撃PCエンジンの別冊付録が創刊号から大量に残ってるので、機会があればそれも紹介します)

しかし、それから更に13ヶ月後の1995年4月号から、そんな値上がりも気にならない程に素晴らしい企画が始まるのでした。
それが、今回のブログの本題でもあるHな袋とじ企画、どきどきももいろぐらふぃっくです。

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1995年と言えばPCエンジン晩年期。
プレイステーションやセガサターンなどの次世代機の人気に押され、PCエンジンの新作情報がほとんどなくなってしまった時期でした。
ソフトスケジュールを見ても、発売日未定の作品を含めて32本しか予定がないってんだから、これはもうPCエンジン情報誌としての存続の危機!!
それを打開しようとテコ入れ策として企画されたのがこの袋とじだった訳です。
まぁ、結局はコンプティークの『Hな福袋』のパクリみたいなもんですが、どきどきももいろぐらふぃっくはHな福袋とは違い、PCエンジンとPC-FXのエロゲーを紹介するという、PCエンジン情報誌の範疇から逸れない内容になっていました。
その過激すぎない内容は、当時14歳だったオレのハートを鷲掴み。
おそらく成人誌とは違うソフトなHが思春期の中学生には心地良かったんでしょうね。妄想力ってヤツかな。
加えて、たった6ページしかなかったのも枯渇感を煽って良かったのかも。
そんな袋とじのお陰もあってか、PCエンジン晩年期にも関わらず部数が上昇したそうで、当時オレ以外にも毎月30日の電撃PCエンジンの発売にwktkが止まらなかった読者が多かったんじゃないでしょうか?

さて、その栄えある第1回の内容は、ニチブツから発売されたPCエンジン初の公認18禁SCDソフト『セクシーアイドル麻雀 野球拳の詩』や、その手の人には有名なハッカーインターナショナルのR指定ゲーム『AV誕生』などのPCエンジンのエロゲーや、PC-FXがフォトCDを再生出来る事からセクシーアイドルのフォトCD、他にもレーザーアクティブ専用のエロゲーも紹介していました。
ちなみに、レーザーアクティブのエロゲーがどんな物だったかを知りたい人は、以前オレのブログで<超マイナー? レーザーアクティブのエロゲー大全集【LD-ROM2編】>として紹介した事があるので見てみて下さい。

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それから第2回の1995年5月号ではナグザットの『スーパーリアル麻雀PVカスタム』やNECアベニューの『ドラゴンナイト&グラフィティ』、更に前号で反響の凄かったハッカーインターナショナルの『AV誕生』の全エンディングを公開するという大盤振る舞い。
次号の6月号ではニチブツの『スロット勝負師』や、ナグザットの『マージャンソード』など、ちょっとHな全年齢ゲームが紹介されました。

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袋とじとは関係ありませんが、よくアングラメーカーであるハッカーインターナショナルがクソゲーメーカーとネタにされますが、PCエンジン時代のハッカーは、ゲーム性のあるエロゲーを多く制作し、自社製のシステムカードでゲームを起動させたり、大手メーカー並みのアニメーション処理をさせたりと、素晴らしい技術を持っていました。
実は凄かったんですよ、ハッカーって。

では話を袋とじに戻して、1995年7月号のどきどきももいろぐらふぃっくでは、遂にPCエンジンのアングラソフトで最も有名であろう『あのシリーズ』の第1作目が紹介されるのでした。

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アジア研究会の『しあわせうさぎ 濡れた美少女−はじめてなのに・・・』です。
(ちなみに、よくPCエンジンのエロゲーは全てハッカーインターナショナルの作品と思われている方がいますが、『しあわせうさぎ』などはアジア研究会の作品なのでハッカーとは関連性がありません。少なくとも当時は。)

当時、過激なエロゲーはパソコンのみだと思ってたオレには衝撃的な記事でした。
どうやらそれは他の読者も同じだった様で、この記事が掲載された後、編集部へ『しあわせうさぎ』に関しての問い合わせが殺到したそうです。
それもあってか、どきどきももいろぐらふぃっくはアジア研究会の新作情報をメインに扱う、過激な袋とじへと変貌を遂げます。

次号の8月号では、大張正己風のロボが登場するPCエンジンのエロゲー『J・サンダー 〜冷たい肌は少女を濡らす〜』を紹介。
それと、袋とじの裏表紙では白虎かなめ氏のイラストコラムの連載が始まりました。
白虎かなめ氏の描く女の子は人気が高く、「コレは袋とじの中で描いた方が良いんじゃないかな?」と思う程にHなイラストが掲載される事も。

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うーん・・・・何というか・・・・・良いですねw
でも、今ではあまりイラストを描かれてないんだとか、残念・・・・

そして、1995年10月号ではアジア研究所の新作、『しあわせうさぎ2』が紹介されます。
タイトルで分かると思いますが、もちろん『しあわせうさぎ』の続編です。
他には、久々ぶりのハッカーの新作『美少女雀士アイドルパイ』も紹介。

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この10月号の袋とじで「もうネタがないっしょ」という読者の意見が載っていましたが、まさにその通りだった様で、それ以降はフォトCDの紹介や、以前に掲載されたゲームの裏技を紹介する程度になってしまい、マンネリの様相を呈す様に。
まぁ、新作のエロゲーが出ないんじゃ企画にならない訳で、ハッカーも『美少女雀士アイドルパイ』以降はPCエンジンのエロゲーを発売しなくなってしまったので、実質PCエンジンのエロゲーを販売するメーカーはアジア研究所のみ。
一つのメーカーが毎月新作を出せる訳ありませんから、仕方ないと言えば仕方ないですよね。

しかし、待たすだけ待たされた際に突然紹介される新作情報はまた格別で、1996年1月号ではラビットソフト研究所の『真説しあわせうさぎ』が、1996年4月号には、これまたラビットソフト研究所の『真説しあわせうさぎ2』が紹介されました。
(『しあわせうさぎ』と『真説しあわせうさぎ』とでメーカーが違う事を不思議に思った人もいるかもしれないので補足しておくと、『しあわせうさぎ』と『真説しあわせうさぎ』とでメーカー名が変わっていますが、販売元が変わっただけでゲーム制作会社は変わっていない様です。)

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当時、絵柄が今風になった『真説しあわせうさぎ』を見て、「うわッ、進化してる!」とか思ったもんです。さすがに今見るとアレですがw

それから2ヶ月後の1996年6月号より、新作の出ないPCエンジンや、早々に次世代機競争に敗れたPC-FXだけで続けていく事は無謀と判断したのか、誌名が『電撃PCエンジン』から『電撃G'sエンジン』へと変更され、内容もPCエンジンやPC-FXに加え、本格的にプレイステーションやセガサターンの美少女ゲームも取り扱い始めた事から、『電撃G'sエンジン』は全ての家庭用ゲーム機に対応した美少女ゲーム専門誌になりました。

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それに伴いどきどきももいろぐらふぃっくも他機種のエロゲーを紹介する多国籍な袋とじとなり、今号ではスーパーファミコン伝説のエロゲー、西武企画の『SM調教師 瞳 番外編』(別名ジーコサッカー)が、7月号ではセガサターンの18禁ソフト特集として、elfの『野々村病院の人々』、ジャレコの『アイドル雀士スーチーパイU』、アスク講談社の『アイドル麻雀ファイナルロマンスR』が紹介されるなど、昔の輝きを取り戻した袋とじの姿に、読者のテンションも再上昇したのでした。

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それから4ヶ月後の1996年11月号では、PCエンジン最後のエロゲーとなるアジア研究所の『クレイジーホスピタル −ふしぎの国の天使−』と、これまたセガサターン最後のX指定作品となるナグザットの『麻雀四姉妹 若草物語』が紹介されました。

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ちょうどこの時期に、PCエンジンのアングラソフトと、セガサターンとPC-FXのX指定ゲームの終焉が同じくして来てしまった事から、家庭用ゲーム機から完全にエロゲー(18歳推奨は除く)がなくなってしまい、どきどきももいろぐらふぃっくは1996年11月号以降、家庭用Hゲーム紹介から、セガサターンの18歳推奨ゲームや、PC-98・Windows95のエロゲーの紹介にシフトしていきます。
しかし、セガサターンの18歳推奨ゲームは今までも本誌内で普通に紹介されていたので、それを袋とじで2重に紹介するのは、どう考えてもページを水増ししているとしか捉えられませんでしたね・・・・・
おそらく同じ様に思ってた人も多いと思います。
再びネタ切れ感が漂っていたどきどきももいろぐらふぃっくは、それから8ヶ月後の『電撃G'sエンジン』の最終号にあたる1997年7月号から、完全にWindows95のエロゲーのみを紹介する袋とじへと変更される事になりました。

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そして、その1ヶ月後、1997年8月号からPCエンジン情報誌だった名残が完全に取っ払われ、誌名が『電撃G'sマガジン』に変更。
Windows95のエロゲーのみを紹介する様になったどきどきももいろぐらふぃっくも、エロゲー情報誌が毎月10冊程度発売されている状況では、すでに袋とじに大切なドキドキ感を失ってしまっており、翌年の1998年1月号を以て、2年10ヶ月という歴史に幕を下ろすのでした。

その後、以前から読者コーナーの人気が高かった本誌は、1999年3月号から始まった『シスター・プリンセス』などの企画で大成功を納める事となり、それに伴い『電撃PCエンジン』時代のような過激な企画は形を潜めてしまいます。
この頃には既にインターネットが盛んだった為、袋とじの様な形態は時代に合ってなかったのかもしれませんね。

現在ではネット上でも、コンプティークのHな福袋とは違い、どきどきももいろぐらふぃっくが話題になる事は全くありません。
完全に忘れられた存在になってしまったのでしょう。
しかし、当時家庭用ゲーム機のアングラソフトの情報を得る事が出来た、唯一の記事だったどきどきももいろぐらふぃっくの魅力に駆られた読者が多くいたのもまた事実。
あの『電撃G's magazine』という老舗情報誌に、たった6ページの袋とじでしたが、1995年〜1998年にかけて、当時のアングラソフトを知る上で資料的価値のある企画があったって事を思い出して&知ってくれると良いなって思います。


以上、こんな感じで創刊号〜袋とじ終了までを簡単に説明しました・・・・・が、わかりました?
正直これ以上掘り下げて話が出来る程詳しくないんで、一旦おしまいって事で。
取りあえずエロい話を書けたんでオレ的には満足なのですよw

次回は、ななしさんからのリクエストで『平野耕太氏の単行本未収録分が掲載されてる成人向雑誌の表紙を集めてみた 』の後編を紹介します。
以前の記事を見ると、2年8ヶ月も予定のままで止めてたんだなって思って申し訳なく思ったり。

あぁ、そうそう、PCエンジンの話に戻るんだけど、小さい頃は、自分の手の届かない物を無性に欲しがったりするじゃないですか?
もちろんオレもそうだった訳で、大人になってお金に余裕が出来た時に、昔の感覚を思い出しながら、再び色々と購入した物があるんですよ。

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まぁ、昔ほどのトキメキは感じないけど、達成感はあるよね。

どきどきももいろぐらふぃっく LOVE FOREVER !!!


2010年10月02日

秋の夜長に、レトロエロゲーのホラーゲーム特集

お久しぶりです&初めまして。
気が付けば以前の記事から半年も更新してなかったこのブログ。
はい、大丈夫です。死んではいませんw

しかし、今年の夏は暑かったですねぇ。
9月に入っても30度を超える真夏日が長々と続きましたが、最近は打って変わって、めっきり秋らしくなり過ごし易くなりました。

秋と言えばみなさんは何を連想しますか?
スポーツの秋?読書の秋?それとも食欲の秋?

はい、そうですね。もちろん『エロゲーの秋』ですよね。
つーか、このブログを覗いている時点で違うとは言わせませんよ?w

そーいう訳で、今回は秋風で気持ち良く冷えた素肌を、更に内側からクールダウンしてくれる様なレトロエロゲーのホラー作品を紹介します。
オレの稚拙なあらすじとコメントも合わせて楽しんで頂ければ幸い。

それでは、発売順にどうぞ〜
ちなみに今回は長いぞ〜!!
(過激なCGにはサムネイルにモザイクを掛けています。そこから先は自己責任で。)



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作品名妖鬼伝
メーカーHOT・B
発売日1987年2月
オレ's Comment
 級友6人と向かった旅先の祠で不思議な櫛を見つけた「まりこ」は、それ以来級友が得体の知れない何かに殺される悪夢に魘される事となる。
そしてその悪夢は現実のモノとなり、次々と級友が何者かに殺されてゆく。
「まりこ」は、原因が旅先の祠にあると思い立ち、再び祠に訪れるのだった・・・・

 オレの知ってる範囲で、おそらくエロゲーとして初めてホラーを題材にした作品であり、エロゲーとして初めて女の子を生きたまま達磨にしてヤっちゃう作品だと思う。
決して上手くないCGとケバケバしい配色が、えも言われぬ怖さを引き出して良い感じ。中盤までの展開の早さは、かなりハラハラさせてくれます。
ただ、仕方のない事だけどボリュームの少なさが難点。
実はオレの書いたあらすじだけで1/2以上内容を伝えちゃってるんだよねw
それと、結末はちょっと拍子抜けしちゃうかも?


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作品名狂った果実
メーカーフェアリーテール
発売日1992年4月
オレ's Comment
 月島教授のガーデンパーティに招待された哲は、2階のベランダからパーティを見つめる不思議な少女に出会う。
少女は名を美夏と言い、優しく接する哲に少しずつ心を開いていくのだったが、それからというもの、哲と親密な関係になった女性が次々と謎の死を迎える事となる。
全ての被害者が哲との関係者という事から、警察からの疑いは全て哲に向けられ、哲は無実の罪を着せられてしまう。
そして、遂にその凶行は哲の彼女、成子にまでも・・・・・

 今でも『PC-98エロゲー屈指の鬱ゲー』と呼ばれ、地味に評価の高い作品。
「少女は狂ったぐらいが気持ちいい」という、どこか違和感のあるキャッチフレーズが作品の狂気さを物語ってて良いですね。
サイコサスペンスと言うだけあってショッキングな場面も多く、現実でも焼却炉が怖くなった人がいるんじゃないでしょうか?
ちなみにHの少ない本作ですが、『沙織事件』のあおりを受けなければもっとHシーンの多い作品になってたそうで、実際に当時の広告には本編未収録のHなCGが使われていました。
でも、淡白なHシーンのおかげでストーリーが止まらずに進む訳だし、逆に良かった様な気もしますね。
緊迫したシーンでも誤字脱字が多いってのは若干困りモノですが、まぁ、その辺は脳内補完で。
後、もしプレイしようと思ってる人は成子の家の電子レンジには気を付けて。
She put the cat in the microwave ! (Mutilators風に)


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作品名マージナルストーリー #禁断の音律
メーカーFOREST
発売日1993年3月27日
オレ's Comment
 うだる様な暑い夏の日、恭一は妹のみのりと共に、3年前に失踪した賀々見教授の屋敷に引っ越す事となった。
幼児退行現象で精神年齢が幼いままのみのりは、一般人には感じられない何かを感じる事が出来るらしく、この屋敷に異常なまでの恐怖心を抱いている。
恭一はそんなみのりを安心させようと屋敷内を見て回る事にしたのだが、その際、教授の書斎で一台のバイオリンと、狂った調弦でのみ奏でられる不思議な楽譜を見付けるのだった・・・・

 『禁断の音律』は『マージナルストーリー』という2つの異なるシナリオで形成されたオムニバスエロゲー内の作品のひとつ。
ホラーの王道である古びた館に、「コレでもか!」という様なおどろおどろしい音楽がマッチして雰囲気が出てます。
昔からFORESTはCGのキレイさにも定評があり、この作品も劇画風な陰影の強いCGが魅力的ですね。
ただ、筆者の「これは本当の話なんですよ!」というアピールがクド過ぎる。特に赤い男の写真なんて蛇足もいいところ。
それと、物語の良い所でHシーンになってしまい、またそれがムダに長いというのもマイナスですね。
ま、個人的にはオススメし辛い作品かもしれません。
ちなみにもう一つのシナリオはかなりのバカゲーなので、両極端な内容を楽しんでもらおうとした作品だったのでしょう。その点は素晴らしいですね。


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作品名サークルメイト
メーカーボンびいボンボン!
発売日1994年5月13日
オレ's Comment
 学園ではパソコンサークルに、放課後はオージークラブという乱交クラブに籍を置く主人公は、同じくパソコンサークルに在籍していた級友の霧島ジュンが、電車へ投身自殺を図ったという訃報を耳にする。
ジュンとは体のみの関係で、誰に知られる事なく頻繁に会っていたのだが、主人公にはジュンが自殺をする理由が何一つ思い浮かばなかった。
翌日葬儀が執り行われ、轢断された肢体を縫合した見るも無残なジュンの遺体の前で、サークルメイトからジュンの死が他殺ではないかという噂を聞かされる・・・・・

 とにかく霧島ジュンの生首が印象的なこの作品。
前もって知っていなければ、第一章から<バイバイ>したくなる事請け合いですが、この作品の見どころはグロさではなく、登場人物の狂った性格と性欲にあります。
登場人物の8割は狂ってるといっても過言じゃないですね。もちろん主人公も含めて。
主人公の彼女である麻子の奇行に、主人公が「お前の考えてる事がわからないよ!!」みたいにキレる所があるんだけど、主人公の考え方も大概だったりw
それと、ストーリーで重要そうに見せておきながら、何でもなかったかの様に終わってしまう点が多々あるのが、良い意味でも悪い意味でも後味の悪さを残してくれます。
Hシーンが濃厚という事で当時は人気があったけれど、今でも評価されるかと言えば微妙ですねぇ・・・・
でも、このイかれた世界観は一見の価値ありですよ。


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作品名雑音領域
メーカーD.O.
発売日1994年12月16日
オレ's Comment
 数メートル先も見えない豪雨の中、車で帰京中の直人と義妹の真理子は、山道で一人の女性と出会う。
彼女は名を香邑蒔絵と言い、豪雨で山から下りられない直人達に自分の屋敷に泊まる様に勧めてくれる。野宿を覚悟していた二人はその誘いに甘える様に屋敷へと向かった。
しかし、蒔絵の屋敷を目にした直人は驚愕した。
一度も訪れた事のないはずのその屋敷に、一瞬だが既視感の様などこか懐かしい感覚が横切ったのだ。
14歳以前の記憶のない直人は、そこで自身の失った記憶をあまりにも不幸な形で知る事となる・・・・・

 触手メーカーD.O.の、本格派サスペンスホラー作品。
音楽や効果音に力を入れているので、古めかしい館の暗い雰囲気が表現されてて良い感じ。それと、文章の端々に猟奇的なニュアンスを含めてる所も良いですね。
後、凄いのはマルチエンドの数と内容。
20近くのエンディングがあるんだけど、その内の8割は主人公の死で終わるというバッドエンドの山。
でも、このバッドエンドを全部見てないと、グッドエンド(これもグッドエンドと言えるのかどうか・・・・)を見た時の感動が薄れてしまうので、是非全部見てほしいところ。まぁ、難易度が高いから否が応にも見る羽目になるだろうけどねw
最後のお見合い写真がまた切なくて良いんだなぁ・・・・
メッセージスキップもないし、同じ文章を何度も見なきゃいけないからストレスが溜まるかもしれないけど、機会があれば是非やってほしい作品。個人的にも好きな作品だったりします。

あ、でもWindows版はやらなくていいです。


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作品名マリアに捧げるバラード
メーカーフェアリーテール/ハードカバー
発売日1995年5月26日
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 しがない私立探偵のジェイクは、親友であるメジャーリーガーのガイの誘いでハリウッドの巨匠ファーバー監督のパーティに出席した際、全米各地で起こっている奇妙な事件を耳にする。
それは娼婦のみを狙った犯行で、生きたまま肢体を切り裂き、その一部を持ち去るという残忍な猟奇殺人事件だ。
探偵として気に掛る事件ではあったが、大きな依頼を受け持った事のないジェイクには他人事としてしか感じられず、その日のパーティは幕を閉じた。
その後、ニューヨークの探偵事務所に戻ったジェイクの元に、珍しく『人探し』の依頼が2件舞い込んでくる。
久々の依頼と躍起になるジェイクだったが、この時、まさかその依頼が自分と猟奇殺人事件を結び付ける事になろうとは露ほども知らずにいたのだった・・・・・

 フェアリーテール/ハードカバーの長編サイコサスペンス。
終始暗めなストーリーや劇画調の絵など、大人向けな内容で雰囲気が出ています。
他にも、多くの登場人物に犯人の可能性を臭わせているので、最後までオチが読みにくいのも良いですね。
ただ、伏線の回収がほとんど最後に回されていているせいで、終盤は「うむ、わからん!」と思う部分が多く存在するのは残念。
後、これはPC-98エロゲーマーには有名ですが、コマンド総当たりのアドベンチャーゲームなのに、そのコマンドの数が尋常じゃない!!
最初のパーティ(序章)から抜けるのに、まず100通り以上のコマンドを全て確認する。そーすると別の会話のフラグが立ち、再度コマンド確認。さらにソコから登場人物が増えて同じコマンドをまた全て確認する・・・って、マジでどんだけ多いんだよw
もう一つだけ言わせてもらえば、選択肢などが無い一本道のストーリーなのに何故かマルチエンドなので、どこでフラグが立つのか分からないのが難点。
CGだけ抜いて見てみたら3種類くらいエンディングがあるみたいだけど、一体どうやったら見られるんだろ?
と、まぁ、色々とケチを付けてしまったけど、ストーリーが秀逸なお陰で、コマンド総当たりもそれ程は苦にならないので、個人的には良作だと思ってます。
上で紹介した『狂った果実』を彷彿させる、ほとんどの登場人物が不幸な結末を迎える鬱ストーリーは必見です。

P.S. フェアリーテール/ハードカバーは、他にも『ネクロノミコン』や、前身ブランドで『DEAD OF THE BRAIN』シリーズなどなど、ホラー要素の強い作品が多いから全部紹介したい所なんだけれど、実質どれもエロゲーじゃないから端折ります。
つーか、「Hシーン回想」が無い代わりに「ショッキングシーン回想」がある18禁ゲームなんてコレだけだろうね。
ホント、誰得なんだろうね。


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作品名黒の断章
メーカーアボガドパワーズ
発売日1995年7月14日
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 都内某所。入居者数がそろわないままの不景気なマンション。互いの顔さえ知らぬ入居者達。突如起こった一家惨殺事件。
好奇心から事件に巻き込まれる探偵、涼崎と草薙。
そこには何の関連も――あるはずが無かった。

失語症の少女、40C号室、抗酒剤シアナマイド、記憶の空白、女情報屋、血文字、スペシャルディナー、エレベータ、天才蝋人形師クレメンテ・スシーニ、マザーグース、硬蛋白質、繊維芽細胞、盗撮、アクアマリン、医学の定義、カーテン、REM睡眠、消える紙片、生まれない児、インスマウス、合衆国メイン州リヴァーバンクス、ベルテインの夜、廃教会、ミスカトニック大学、ナコト写本、ヴェイリウム、放射線炭素測定、ヘルズ・ハーフエイカー、YESかNOか
――黒の断章――

そこには何の関連も――あるはずが無かったのだ。(OHP抜粋)


 クトゥルー神話を題材としたパースペクティブモダンホラー。
アボガドパワーズの代表作とも言える『涼崎探偵事務所ファイル』シリーズの1作目で、1997年にセガサターンに移植された程の名作です。
洒落た言葉使いや、テンポの良い軽いジョークが大人っぽい作風とマッチして良い感じ。
個性的なキャラクターも魅力で、主人公である涼崎はPC-98エロゲーの男キャラクターの中でもトップクラスのステキ度を誇っています。まぁ、勝手に思ってるだけですがw
ただ、ちょっと残念なのがアメリカ編。
展開が驚くほど速くて、何となく無理矢理な感が否めません。
後、主人公が頻繁に切り替わるゲームなので、今の主人公が草薙なのか涼崎なのか分かり辛いのもいただけなかったですね。
と、言っても個人的にはオススメなゲーム。
2004年にWindows用にリメイク版が発売されたので、そっちを推します。絵もキレイですし。
ちなみに、あらすじはOHPからそのままお借りしました。何か良いよね、このあらすじ。


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作品名遺作
メーカーelf
発売日1995年8月25日
オレ's Comment
 「あなたの事が好きです。登校日の夕方5時に、旧校舎の5階音楽室で待ってます。」
自宅へ届いた差出人不明のラブレターを見た健太は、嬉々として旧校舎の音楽室へ向かったが、そこには、内容こそ違えど健太同様に差出人不明の手紙を受け取った8人の男女が集っていただけであった。
たちの悪いイタズラと各々帰ろうとするが、ついさっきまで開いていた音楽室の扉を何者かが施錠したらしく、健太を含めた9人は旧校舎に閉じ込められてしまう。
<どうして?いったい誰が?>
急な出来事で困惑している9人に追い打ちを掛けるかの様、鳴る筈のない旧校舎のチャイムが校内に響いた・・・・・

 elfの「○作」シリーズ第1作。
衝撃的なタイトルで「elf解散か?」などと当時話題になり、情報がどんどん出てくるにつれて誰もが「遺作って人の名前かよ!!」と突っ込んだであろう罪深き作品。
そんな『遺作』ですが、個人的には全elf作品の中でもトップクラスの名作だと思ってます。
もちろん絵やストーリーはelfなので言わずもがな。閉め切った旧校舎の湿気を感じさせる様なじめじめした音楽、恐怖を煽る甲高い効果音、絶妙な難易度の謎解き、3Dマップ、「無限ループって怖くね?」と言いたくなる様なバッドエンド、どれもホントに素晴らしいですね。もう非難する箇所が見当たらない程に。
ベタ褒めで「信者きめぇ!!」とか言われそうですが、PC-98世代のエロゲーマーの約8割がelf信者だったので言い過ぎではないと思います(嘘
そーいや、臭作、特に鬼作の影響で、3人のおやぢ達は「鬼畜だけれど、己の美学に対する強い信念を持った、どこか憎めないキャラクター」みたいになってますが、実際のところ、遺作はただの殺人鬼なんですけどねw
正直『学園ソドム』の灰田と大差ない気がします。
ですが、前もって旧校舎にあんな沢山の謎解きを仕掛けたにも関わらず、女の子を捕まえるつもりが宗光しか捕まえられず、最後には美由紀に罵られ転落死してしまうオチだと、どこか憎めないってのも分からなくもないですねぇ。

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もう『○作』の新作は出ないでしょうけど、個人的には『遺作』を遺作視点でプレイしてみたいなぁ。PSの『刻命館』みたいな感じで、先回りしてトラップしかけたりとか。


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作品名
メーカーleaf
発売日1996年1月26日
オレ's Comment



毒 電 波



 leafのビジュアルノベルシリーズ第1弾。
2004年にリメイク版も発売され、未だに人気のある作品なので具体的な説明は不要でしょう。
端的に言えば、当時無名だったleafが、コアなエロゲーマー層を取り込むのに成功したサイコサスペンスの名作ってところでしょうか?
卒業式に1000人の老若男女が『仰げば尊し』を合唱しつつ乱交を始める、というハイセンスなバッドエンドは今でも語り草です。

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『雫』発売から6ヶ月後に、ビジュアルノベル第2弾の『痕』が発売され、そちらもかなりの人気を博し、leafは良質のサスペンスゲームを出す優良ブランドと認識される様になりました。
そのせいもあってか、1997年期待の新作としてビジュアルノベル第3弾にあたる『To Heart』の情報がとあるエロゲー情報誌に少しだけ公開された際、委員長のHシーンの煽り文句に・・・・
<彼女は一体どうなってしまうのか!?>
みたいに書かれてた事がありました。
そりゃ、Hしてしまうんだろ、常識的に考えて。

話は変わるけれど『To Heart』は面白かったですねぇ。
あかりとのHシーンでは不覚にも感動してしまいましたよ。
「よかったね、浩之ちゃん、チンコ勃起ってよかったね」ってな感じで・・・・・え? いやいや、バカになんてしてないよ?w
そーいや、このシーンってPS版ではどうなったんだろ?

P.S. 「『雫』の紹介してるのに、なんで『痕』を紹介しないの?バカなの?」って言われそうなので先に弁解しておくと、当時『痕』にハマっていた友人にネタバレをされたからプレイしてないのです。それも、メチャ事細かく。
まぁ、お返しに『雫』のネタバレをお見舞いしましたけどね。


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作品名Esの方程式
メーカーアボガドパワーズ
発売日1996年6月28日
オレ's Comment
 ヘルズ・ハーフエイカー事件から一ヶ月。事件は草薙のかつての同僚、山崎聡美・沢村人志両名の『二ヵ所同時刻自殺』という奇妙な現象でその鈍色の幕を開いた。
――カンカンカンカンカンカン――
事件を追うにつれて色濃く浮かび上がる過去の影。そして響く踏切の音。
かつて候補生として警視庁の企画した心理分析官制度導入へ参加していた元精神科医の探偵、草薙の過去に関わる3年前の事件。
全てはそこへ辿りつく。さらに、神と奉り上げられた自閉症の少年、鵺野の存在へと。
小さな漁村の奇妙な信仰『雲頭様』とは?
その村を襲った11年前の村民9名の虐殺事件とは?
そして草薙の過去とは?

 『涼崎探偵事務所ファイル』シリーズの第2弾。
前作『黒の断章』で好評だったアダルティな雰囲気はそのままに、「主人公が変わった時が分かり辛い」という点をフレームの変更でカバーしたり、前作と比べてCGのクオリティが大幅に向上していたりと、色々な点で前作を上回る出来に。
内容も当時としては過激な展開が多く、山崎聡美の壮絶な自殺(草薙に処女を捧げたいと自らの腹を裂き、そこへ挿入するよう懇願する)は、当時のオレには衝撃的でした。アレって、下手すりゃトラウマになる人もいたんじゃないかな?
他にも、「お兄ちゃん!!」の音声も話題になりました。
まぁ、そういうインパクトがあったからこそ、今でも『PC-98時代の名作』と語られるのかもしれませんね。これは本当にプレイして損のないゲームですよ。前回同様に個性的な登場人物が多いのも魅力ですし。やっぱユーザーに媚びないキャラ設定って大切ですよねぇ。(超能力姉妹はストーリー的にも要らない子でしたがw)

それと、古参エロゲーマーの方は、『Esの方程式』と聞けば必然的に『人工失楽園』を思い浮かべてしまい、焦点の定まらない眼で遠くを見るのが常識になってますよね。

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実質『黒の断章』の続編にあたる作品になる予定で、予告編では<ネクロノミコン断章 第19章>などの『黒の断章』で出てきた書物の名前が出てきたりと、ファンには堪らない内容になる筈だったのですが、結局発売には至りませんでした。
オレも「いつかは、いつの日にかは発売されるだろう」と期待していましたが、2008年7月にアボガドパワーズ名義で『すくすく水着 盗んだ水着はカルキ臭』が発売された時に、その淡い希望は崩れ去ってしまいました・・・・・
開発スパンは長いけれど、出す作品全てが良作だったアボガドパワーズ。
あんな作品がアボパの遺作になるなんて、往年のファンにとってはそれが一番のホラーですよ・・・・・


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作品名PILcaSEX #無題
メーカーPIL
発売日1996年7月26日
オレ's Comment
 紫那は最愛の男に捨てられた。
自身の特殊な性癖、<マゾヒスト>である自分を唯一理解してくれていた男にだ。
生きる支えを失った紫那は、独り篭る様になり、外部との一切を遮断してしまう。
そんな紫那を居た堪れなく思った両親は、気分転換にと軽井沢の別荘へ連れ出すのだが、その優しさはマゾヒストの紫那をただ不快にさせるだけの行為でしかなく、自身の欲望をこの両親から得る事は出来ない悟った紫那は、その場で両親を殺めてしまう。
両親の屍の傍らで自慰に耽りながら、「この欲望は死ぬ事でしか満たす事は出来ないのか?」と半ば自棄になっていると、別荘の階下で微かな物音が聞こえた。
ゆらりと居間を覗くと、そこには物取りの男の姿が。
紫那は決意する。
「あの男に殺されよう・・・・叶うのならば、この上ない恥辱と凌辱の果てに・・・・」

 当時、SMやスカトロなどの過激なエロゲーを制作していたPILのオムニバス作品である『PILcaSEX』に収録されたひとつで、マゾヒストの極致<死>を求める女を描いた、エロゲーには余り類を見ない作品です。
当時のPILは『SEEK』『学園ソドム』などで厚いファン層を獲得していたので、古参の方には『PILcaSEX』はそれなりに知られた作品でしたが、今のエロゲーマーの方には『for elise』『さよならを教えて』などを手掛けた長岡建蔵氏の『性欲の強い看護婦』が収録されているので、こちらで知ってる人が多いかもしれませんね。
他にも『SEEK』の後日談である『AFTER SEEK』も収録。

何かこういう風に聞くと面白そうに感じるでしょ?

それが、全くそんな事はないんですよね。
決して駄作ではないんですよ。ただ、どの作品も後味が悪過ぎてプレイしたのを後悔してしまう、そんな作品なんですね。その中でも今回紹介した『無題』は特に。
音楽は効果音のみ、血以外は全てモノトーン、全く理解できないマゾの心理、そして壮絶な最後。
オススメはしません。オススメはしませんが一味違ったエロゲーをプレイしたいならばどうぞ。確かWindows版も出てた筈です。
まぁ、オレはもうプレイする事はないでしょうけどねw



以上、ホラーテイスト溢れるエロゲー、11作品の紹介でした。
中には「あぁ、これは結構怖かったな」って作品もあったんじゃないでしょうか?

他にも、ホラーでは無いけれどスプラッター的な表現で有名なエロゲーと言えば、小指を切断された女性の全裸死体から始まるフェアリーテールの『殺しのドレス』、とにかく派手な死体と大どんでん返しエンドが印象的だったelfの『ELLE』、切断死体の多さと鬱エンドの多彩さではレトロエロゲーの上位を狙える日本プランテックの『猟奇の檻2』などなど、ちょっとした物を挙げればキリがありません。
これはやはり18禁の枠内で出来る表現を最大限まで利用しようとした結果なのでしょう。
素晴らしいです。

それにしても怖いもの見たさというのは恐ろしいもので、苦手な人に限って何故かホラー調の作品に人一倍惹かれてしまうんですよね。そしてプレイ後に地味に後悔すると・・・・
誰の事ってもちろんオレの事なんですけどね。
そんな事を繰り返してるおかげで、結構な耐性が付きましたよ。

昨今のエロゲーにはPC-98時代とは比べ物にならない程にエグい作品も多く存在すると思いますが、PC-88〜PC-98時代の8色や16色のカラーで表現されたCGなどは、今とはまた違った怖さを与えてくれます。
ホラーゲームが好きな人は、これを機にレトロゲームのホラー作品にも触れてほしいところ。

ただ、ホラーゲーム好きな人にとっては、もう自分が驚かされるだけの在り来たりなゲームに辟易してる人もいると思います。
そんな人にはこんなゲームを紹介しますよ。

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■PRODUCE■dB-SOFT■1987年7月発売■

ゲームの内容については多くは語りません。
ひとつだけ言わせて貰えるならば、登場人物に自分と友人を照らし合わせて楽しんで下さい。

きっと楽しめますよ きっとね。