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2015年12月25日

エロゲー史上最強の妹萌えキャラは『同級生2』の鳴沢唯だという事を思い出させてやる!

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前回同様、またまたちょうど1年ぶりのおひさしぶりです!
それにしても、Twitterをやってるせいなのか、ちょっとしたレトロエロゲーネタだと画像付きであちらに書いてしまうので、ホントにブログを更新しなくなってしまいましたねぇ。
やっぱりTwitterだと、反応がすぐ返ってくるってのが良いですよね。手軽だし。

あ、そういえば、ちょっと前にFC2ブログで本文中に"ロリ"って単語を含むブログの凍結祭りがあったんだとか。
"カロリーメイト"って単語なんかも凍結対象だったみたいで、とばっちりを喰らった利用者が「どうなってるんだ!?」と困惑してましたね。
多くの場合は運営に凍結解除申請をすれば復帰したそうですが、もしオレがFC2ブログを使っていたら、もしかすると凍結されっ放しになってたかも? いやいや、ホント危ないね!

ではでは、そろそろ何かしようかと考えながらも、今だに全く活用していない自分のニコニコ動画のコミュニティを貼ってから本編に入っていきますよー




もう2年ほど前になるんですが、ユーザーが自由に投票とキャラクターの追加エントリーが可能な、アニメやゲームなどの二次元キャラクターに限定した最萌妹ランキングがネット上で開催されていました。
やはり上位は、『けいおん!』の平沢憂や、『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』の高坂桐乃の様な、比較的新しい作品の、今でも妹キャラとして人気の高いキャラクターで埋め尽くされていた訳なんですが、"最萌妹"というタイトルながらも、ユーザーが自由にキャラクターをエントリーする事が出来たせいもあってか、『けいおん!』の中野梓みたく明らかに妹キャラじゃないキャラクターまで多数エントリーされる、単なる妹にしたい二次元キャラクターランキングになってた感の強い、実に掴みどころのないランキングでした。

そんな雑然としたランキングでしたが、古いゲームのキャラクターも僅かながらエントリーされており、「これはユーザーが自由にキャラクターをエントリーできる点の強みだなぁ」なんて思いながら下位までサッと流し読みしていたですが.....


ない! 鳴沢唯の名前がないっ!?


あ、あれ? ....平沢唯?....古手川唯?....違う、おまえらじゃない! つーか、当たり前の様に上位にランクインしてるけど、そもそもおまえらに妹要素はない!
なんと当時のエロゲーマーなら知らない者なんていないであろう....いや、むしろエロゲーマーじゃなくとも、当時の主流だったコンシューマー機(PC-FX・プレイステーション・セガサターン・スーパーファミコン)に移植された超名作なので、美少女ゲーム好きならば知らない訳がない、あの『同級生2』の鳴沢唯がエントリーされていなかったんですね。
厳密に言えば設定上では鳴沢唯も実妹でも義妹でもないんだけど、エロゲーにおける妹萌えの始祖と呼ばれているキャラクターが入っていないなんて驚きでしたよ。

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とは言え、当時を知らない人には、「そんな古いエロゲーのキャラクターがエントリーされないなんて当たり前じゃないの?」なんて言われてしまいそうですが、当時の『同級生2』、取り分けそのメインヒロインである鳴沢唯の人気は凄まじく、今でこそ珍しくもなくなりましたが、当時のエロゲー作品としてはあり得ないレベルのグッズ展開なんかもあり、ゲーセンでは『同級生2』の大判ポスターを景品にしたポスタードリームという大きなスロット型の筐体にこぞって100円を入れる風景なんかが見られたもんです。
そのポスタードリームは、『下級生』の作中にも登場して遊ぶ事ができましたね。

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他にも.....って、うーん、色々と語ろうと思ったけれど、こういうモノって言葉だけでは中々伝わり辛いモノですよね。主観も入るし。
じゃあ、当時を知らない人や忘れてしまったエロゲーマーに鳴沢唯の人気を伝える(思い出させる)には何が最適かとなると、やはり当時のエロゲーマー達の声なんじゃないでしょうか?

と言う事で、引っ張り出して来たのがこのエロゲー情報誌.....

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今も続く人気のエロゲー情報誌、メガストアです。
同じくPC-98エロゲー時代に創刊したパソコンパラダイスが2013年末に休刊し、翌年ムック本として復活を果たしたものの、またまた休刊状態に突入してしまったので、今では最も古くから続く老舗エロゲー情報誌になりましたね。
そんなメガストアの創刊は1993年3月、当初はあのニャン2倶楽部の増刊として発売されていました。ニャン2倶楽部知らないけど。
何故この情報誌を出してきたかというと、メガストアは1993年7月号から"好きな美少女ゲームキャラクター"の読者ランキングを毎月開催していたのです。



上の画像は、1993年7月号に掲載された第1回の美少女ゲームキャラクターランキング。
やはり1993年となると『同級生』のキャラクターが安定の上位独占。
ブランド別に見ると、elfが6キャラ、アリスソフトが3キャラ、D.O.が1キャラと、当時のエロゲー業界のパワーバランス的なモノまで伝わってくる様ですね。
まさにこれこそ当時のエロゲーマー達の生の声ってヤツでしょう!

それでは1993年7月号から一気に時代をすっ飛ばして、今回の目的である1995年1月31日に発売された『同級生2』のキャラクターが、初めてメガストアの"好きな美少女ゲームキャラクターランキング"にランクインした号と、その翌月号を見てもらいましょうか。


メガストア 1995年5月号



メガストア 1995年6月号




1995年5月号のランキングでは、前作で最も人気があり、『同級生2』にも再登場した田中美沙が再び1位に返り咲いた部分が目立ってしまいましたが、鳴沢唯も着実に5位にランクイン。
そして翌号では更に順位を上げ、1位の美沙に迫る2位に。
『同級生2』自体かなり難易度の高い作品なのですが、発売して1〜2ヶ月も経つとエロゲー情報誌でキャラクター別攻略なんかも掲載され、多くのプレイヤーが唯を攻略し、その魅力にハマってきた頃なのかもしれませんね。

そして、翌月1995年7月号のランキングで初の1位を獲得する事になるのですが.....

さてさて、ここから先はランキング画像だけを一気に見ていきましょうか。
当時を知ってる人も知らない人も、どうして鳴沢唯がエロゲー史上最強の妹萌えキャラなのか、これ以降の衝撃的なランキング結果を見れば否が応にも納得せざるを得ない心境になってしまう筈。
決して大袈裟に言ってる訳じゃないですよ?
鳴沢唯の人気がどれほどのモノだったか。当時のエロゲーマーの生の声を感じ取ってもらいましょう!






括 目 せ よ !



鳴 沢 唯 最 強 伝 説 の 幕 開 け だ !








メガストア 1995年7月号



メガストア 1995年8月号



メガストア 1995年9月号



メガストア 1995年10月号



メガストア 1995年11月号



メガストア 1995年12月号



メガストア 1996年1月号



メガストア 1996年2月号



メガストア 1996年3月号



メガストア 1996年4月号



メガストア 1996年5月号



メガストア 1996年6月号



メガストア 1996年7月号



メガストア 1996年8月号



メガストア 1996年9月号



メガストア 1996年10月号



メガストア 1996年11月号



メガストア 1996年12月号



メガストア 1997年1月号



メガストア 1997年2月号



メガストア 1997年3月号



メガストア 1997年4月号



メガストア 1997年5月号



メガストア 1997年6月号



メガストア 1997年7月号



メガストア 1997年8月号



メガストア 1997年9月号



メガストア 1997年10月号



メガストア 1997年11月号



メガストア 1997年12月号




以上、1995年7月号〜1997年12月号までの、まさに無双のランキング。唯無双。

1997年12月号のランキングで、遂にToHeartのマルチに首位を奪われるも、それまでの圧倒的な人気を以てして、前人未到の29ヶ月連続1位を獲得。
おそらく、これから先もこの記録を塗り替えるエロゲーキャラクターは出てこないでしょう。
まさに伝説的、もはや妹萌えの冠すら超越したエロゲー史上最強の美少女キャラクターだったのでした。
そして、その鳴沢唯を破り1位になったマルチは、健気なドジっ娘メイドロボというキャラクターで、長らくエロゲー界の人気キャラクターとして君臨する事に。
その後、多くのエロゲーマーがマルチにおしっこ属性を植え付けられるという大変な事態が起こるのですが.....まぁ、コレはどうでもいい話ですねw

いやぁ、これでどの世代のエロゲーマーにも鳴沢唯の凄さを理解して貰えた筈なので、今後また最萌妹ランキングが開催された際は、これはもう鳴沢唯の上位ランクインは間違いなし!

最萌妹ランキング上位入賞

DMMの『同級生2』ダウンロード販売爆売れ!

エルフ復活!!

同級生3発売!!!


今年は悲しいニュースしかなかったエルフには、来年はこの流れで頑張っていただきたいですね!

それでは最後に、『同級生2』の主人公であるりゅうのすけが、不可抗力で鳴沢唯の裸を見てしまい、驚きのあまり発してしまう名台詞で締めましょう。


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じ 、 十 分 に 大 人 だ ぁ ! !




それではまた来年〜





2014年12月14日

購入意欲はジャケ絵から? PC-98エロゲーで最もダサいジャケットはコレだ!

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ちょうど1年ぶりのおひさしぶりです!
ホント、ひさしぶり過ぎてブログのログインパスワードを忘れてしまってましたよ。あぶないあぶない。


特に何があった訳でもないので前置きは省略して、未だにブロマガを2回書いただけの全く機能していない自分のニコニコ動画のコミュニティを貼ってと.....



さてさて、今回はレトロエロゲーのジャケットデザインをネタにしてみましたよ。

今ではゲーム内容や評価なんかを誰もが簡単にネット上から得る事が出来る為、エロゲーのジャケ買いなんて一般的ではないのかもしれませんが、それが20〜30年前ともなると、ネットの情報を参考にするなんて誰もが可能な方法ではありませんでした。
ネットなんてごく一部のユーザーしか利用していなかったですし、ほとんどのユーザーは、少し古いエロゲーというだけで、情報を仕入れる為にエロゲー情報誌のバックナンバーを手に入れる必要があったりと、結構大変な時代だったのです。中古価格も今とは比べ物にならないくらい高額でしたから、気軽に「アレもコレも!」と買うなんて事も容易じゃなかったですからね。

そういった時代背景もあり、当時のエロゲーにとってジャケットのデザインとは、ユーザーの購入意欲をかき立てる最も重要なポイントだったと個人的に思っています。
人間の五感から得られる感動の割合は、視覚が83%、聴覚が11%と言われていますし、知り合いに延々とオススメなエロゲーの話を聞かされても、ショップで見掛けたジャケットデザインの素晴らしさを前にすれば、そんな助言一瞬で消し飛んでしまうってもんですよ。

それでは、まず個人的にとても素晴らしいと感じたレトロエロゲーのジャケットデザインを数点紹介しておきましょう。
あまり注目されていませんが、エロゲーにだって昔からゲーム内容と実にマッチした素敵なデザインが多いのですよ。


まず最初に紹介するのは、今から30年以上前、1983年に発売されたコチラ。

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エロゲー黎明期の名作、PSKの LOLITAU 下校チェイス です。
ブログタイトルにPC-98と入れておきながら、いきなりPC-88やFM-7時代のエロゲーを紹介する脱線ぶりが我ながら清々しいですが、やはりこのジャケットは外せないでしょう。

モノクロームを基調としたジャケット一杯に描かれた、真っ赤なリボンに包まれたプレゼントボックス。
そして、その中にはどこか不安そうな表情をした幼い女の子。
街で日常的な生活を送っている10代前半の女の子をハンマーで殴り、ロープで縛って路地裏でレイプするという非道なゲーム内容(PSKらしい明るいギャグっぽさで調和されてますが)を踏まえた上で改めてジャケットを見てみると、まるで制作者から、舞台となる街から逃げる事の許されない女の子を「どうぞご自由に」とプレゼントされてる様な感覚までしてくる程です。
初めてジャケットを見た時は衝撃的でしたね。80年代のエロゲージャケットとしては最高峰と言っても過言じゃないでしょう。

これは全然関係ない話ですが、やはり30年以上前の作品という事もあり、現在では実物を見る機会はほとんどない本作品。珍しい事に数年前ヤフオクに完品が出品された事があったんですが、その時は4、5万程度で落札されていました。高いですよねぇ。日本産のレトロエロゲーとしてはトップクラスのレア度。
あ、ちなみに最後まで競り合ってたのはオレですw


さてさて、そんな1983年の作品から一気にPC-98時代まで飛ばしまして....
次に紹介するのは、1991年7月にポニーテールソフトから発売された ポッキー2 怪人赤マントの挑戦 です。

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ポニーテールソフトと言えば、2年ほど前、当ブログの まさに職人技、PC-98エロゲーの色彩美に悶えろ!! でも紹介した様に、当時デジタル8色とは思えない素晴らしいCGを描く人気ブランドだった訳ですが、そんな高評価を受ける様になったのも、やはり原画を担当していた ぴろしき氏 の功績も大きかったかと。
この、どこか昔の邦画ポスターを彷彿させるジャケットデザインは、まさに学園コメディのゲーム内容にマッチした、80年代ドタバタコメディアニメを彷彿させる優秀なデザインですよね。
作品自体は、前作の発売から2年近く経った頃に発売された事もあり、当時でも「ちょっと古臭い」なんて言われていましたが、このジャケットに一目惚れして購入したって人も少なくなかったんじゃないでしょうか?


そしてお次に紹介するのは、当時のエロゲーマーなら間違いなく目にした事があるであろう、この名作。

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1992年12月27日にelfから発売された 同級生 です。
作品の良さは言わずもがな、この卒業アルバムに使われていそうな、学校行事などで撮られたであろう写真を散りばめたジャケットデザインもにくいですよね。
こんな事を言ってしまってはアレですが、当時、女性関係に不自由しない高校生活を送ってきたエロゲーマーは極々少数、いや、全く居なかったと思います(きっぱり)。
そんな人達が卒業アルバムを開いた際、真っ先に目がいくのは、やはり当時好きだった女の子や可愛いと思っていた女の子だったりするじゃないですか?
このジャケットには、ゲームに登場する攻略可能な可愛い女の子にしか顔が描かれておらず、女っ気のない高校生活を送ってきたエロゲーマーが、分厚い卒業アルバムを捲って目にする部分をジャケット1枚に上手く集約している様に思うんですよね。
そして、プレイヤーは当時の自分を一旦忘れ、ゲームの主人公である卓郎に自己投影し、実生活では体験できなかった甘酸っぱい高校3年の夏休みを、PCの前に居ながらにして疑似体験する....って、こんな風に書いたら現実逃避してるみたいになるなw
でも、当時エロゲー作品の新たなジャンルを確立した同級生は爆発的な人気を誇っていた事もあり、プレイ次第でハーレムを築ける主人公に憧れを抱いていたプレイヤーも少なくなかった様には思いますね〜
あの 天使たちの午後 を作られたJASTの佐藤則昭さんも、天使たちの午後 が高校を舞台にしている事に対して「いくつになっても、高校時代は一番忘れられないもの」と、当時のムックで語られていましたし、ジャケットからそんな高校時代を思い起こさせる 同級生 は、やっぱりデザインとして優れていたんでしょう。


こんな感じで簡単に3つだけ紹介しましたが、もちろんこれら以外にも数多くの素敵なジャケットデザインがあり、ちょっとタイプを変えてインパクト重視の物を挙げると、ジャケット全面に「これでもか!」と作中のCGを敷き詰めたelfの DEJA2 や、サーモンピンクの背景色に作中で使われているHCGをそのまま「ドンッ!」と載せてしまったLIBIDOの LIBIDO 7 なんかも、エロゲーのジャケットデザインを語る上で外せない作品ですね。
どちらもエロゲージャケットのデザインとしては初めての試みだったそうです。

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特に前者の DEJA2 は、1992年の作品としては圧巻のフロッピーディスク10枚組の超大作。
後にelfの蛭田社長と原画の阿比留氏が、当時発売されたエロゲーのCGを作品毎に紹介する映像作品『エルフ ベストキャラクターズ2』で、下画像の様に DEJA2 制作中の苦労を語った程でした。

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だからこそ可能だったこのジャケットデザイン。当時の多くのエロゲーユーザーが「何か分からないけど、これは絶対に凄いぞ!」とショップでこのジャケットを手に取ったのは想像に難くないですよね!


こんな感じで、容量や色数なんかの制限の及ばないジャケットデザインは、国産エロゲーが誕生した1981年からブランド毎の個性を表現したジャケットデザインでショップに彩を与えつつ、オレ達エロゲーマーの目を楽しませてくれました。

ただ、その中には優れた物ばかりではなく、お世辞にも褒める点が見当たらないという、そんな微妙な物だってもちろん存在した訳です。
それでは、そんな微妙なジャケットの中でも、当時から「これは酷い....」と極一部で囁かれていたタイトルであり、個人的にも「これはないな....」と感じた一本、行ってみましょう!

PC-98エロゲーで最もダサいジャケットはコレだ!!


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そう、知る人ぞ知る超マイナーエロゲー、ひょうたんプロダクションから発売された 美少女天国 です。
このターコイズブルーの背景色に、怯えている様な表情をした焦点の定まっていない女の子が一人、そしてタイトルフォントはあの見慣れた創英角ポップ体.....
もうダサいポイントを押さえに押さえた究極のデザイン!
たいていのエロゲージャケットは何かしら見所があるモノですが、ここまで購入欲を刺激されないジャケットデザインは類を見ませんでしたね。

.....と、色々と非難してしまった訳ですが、おそらくこのブログを見てくれてる屈強なPC-98エロゲーマーといえども、多くの方は初見だと思われるこの作品。
「いきなりジャケットだけ見せられてもねぇ.....」と言われてしまうのも至極もっともなので、今回はみんながこのジャケットで疑問に思いそうな所なんかをQ&A方式で簡単に答えていこうと思います。
よく企業のサイトなんかにあるじゃないですか、「よくある質問」とか「F&A」とか。あんな感じ。



Q.80年代の古いエロゲーなんじゃないの?

美少女天国、実は発売日が1994年12月14日と、PC-98エロゲーでも後期の作品なのです。
ちなみにこの1994年12月14日という発売日は、その前週にアリスソフトの 闘神都市U が発売され、翌月にはelfの 同級生2 の発売が控えていたという年末年始のエロゲー商戦超々激戦区。
エロゲー業界初参入のひょうたんプロダクションが処女作をココにぶち込んで来たのは、流石に無謀だったのかもしれませんね。
そして、残念ながらこの作品を最後に新作は発売されなかった様です。


Q.低価格ソフトだったんじゃないの?

フロッピーディスク3枚組の、定価7,800円(税別)です。
当時このボリュームで7,800円は超強気価格。ちょっと定価では手を出しづらいレベルですね。


Q.実は同人ソフトなんじゃないの?

あまり出版社に協力的ではなかったのか、当時のエロゲー情報誌でもほとんど取り上げられる事のなかった作品でしたが、ちゃんとソフ倫の審査を通過している、歴とした商業エロゲーなのですよ。


Q.女の子の怯えた表情から、良い感じで凌辱ゲームの雰囲気が出てるじゃないか!

あ、これ主人公が元お嬢様高校に編入してくるハーレム物の学園コメディです。


Q.俺、このジャケット好みだぜ!

なるほど、ちょっと何言ってるのかわからないですね。



うーん、もし質問があるならばって考えるとこんな所でしょうか?
後半は無理やり質問を捻出した感が否めないですが、この5つのQ&Aからもこのジャケットを最もダサいとした理由が多少は分かってもらえたんじゃないかと思います。

それでは最後に、ジャケット以外の部分にも少し触れていきましょう。
この作品を紹介する際に「知る人ぞ知る」と表現したのですが、一応それには理由があり、何とこの作品、PC-98エロゲーの後期作品にしては珍しく、現時点ではPCゲームのデータベースサイトを除いてネットに全く情報が上がってないんですね。
いくらマイナーな作品だと言っても、10年ほど前にブームとなったブログ全盛期の時代を経ているので、攻略とまではいかないにしても、何かしら情報がネット上に転がっていそうなモンですが、おそらくそれにはこの作品に掛けられているプロテクトにも問題があったんだと思われます。

当時発売されたエロゲーの多くは、ハードディスクにインストールさえしておけば製品がなくてもハードディスクのデータから自由にプレイが可能だった為、その後は売却したり友人に貸したりなんて事が一般的(もちろん良い事じゃないけど)だったのですが、この 美少女天国 は、ハードディスクにインストールしてもゲーム開始時にAディスクを要求される仕様になっているのです。
それなら「Aディスクをコピーしておけば良いんじゃないの?」って考えに至りそうなモンですが、ここは流石のひょうたんプロダクション。処女作という事で色々と仕様を豪華にしたのでしょう。
何とディスク自体は普通にコピーが可能だし、加えてコピーしたディスクからハードディスクへのインストールも問題なく出来るものの、ゲーム開始時にコピーしたAディスクを挿入すると「製品版のAディスクを入れて....」と、どうあっても製品版を所持していなければゲームをプレイする事が出来ない、こんなに凝ったプロテクトを施してくれているんですね。

まぁ、この作品の売れ行きが不調だった理由がプロテクトの所為だったのかどうかは不明ですが、その仕様が原因で現在ネット上に情報や画像がUPされ難くなっている間違いない筈。
もちろん、ネット上からデータを不正に入手してもプレイは出来ないですし、わざわざこんなマイナーな作品の画像をキャプチャ環境を整えてまで保存しようって人も少ないでしょうしね。

ですので、2014年12月である今、この 美少女天国 の発売20周年を勝手に 晒していく お祝いすべく、PC-98互換機と現在使ってるノートパソコンを繋ぎゲーム画像のキャプチャ環境を整えましたよ。

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これでオレが 美少女天国 の(情報をネットにUPする)初めてを頂けるって訳ですね、光栄ですね!



父親の転勤がきっかけで、元お嬢様学校である聖蘭学院の編入試験を受ける事になった主人公。
共学になったものの未だに男子生徒が在籍しない、そんなお嬢様ばかりが通う聖蘭学院で、果たして主人公は自身の夢である逆玉の輿に乗る事は出来るのか?

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物語は聖蘭学院の編入試験から始まります。
とにかく可愛い女の子には目がない主人公は、試験中だろうがお構い無しに試験官の先生に責めより体の関係を持つ事に。

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上の画像の様に、ゲーム中では何度も主人公の次に取るべき行動に関して選択肢を迫られるのですが、実はどの選択肢を選んでも結果は同じなので、事前にセーブだのロードだのと煩わしい操作は一切不要な新設設計。
マルチエンドが主流になっていたこの時代に、原点回帰とも取れる一本道のシナリオは、古き良き時代へのリスペクトさえ感じる程です。
更に女の子の喘ぎ声が「あっはーーーん。」ですよ。もう何も言う事はありませんね。

そして無事編入試験に合格した主人公は、この学院初の男子生徒として女の子たちの憧れの存在に。
「この機会を逃すものか!」と、主人公は半ば強引に次々と女の子を毒牙にかけていきます。

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ただ、そんな絶倫の主人公もうだる様な真夏の暑さの中、ひたすら学院中を駆け回っていた事が災いしたのか、女の子を口説いている最中に熱中症で倒れてしまうのでした。

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クラスメイトの理沙によって保健室に運ばれた主人公。
しかし転んでもただでは起きない性分なのか、熱中症からの復帰後、すぐに保健医を襲う主人公は、これ以上とないエロゲー主人公の鑑とも言うべき.....

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.....って、おや? これは何処かで.....?





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お、お前は!!(再会)





はい、それでは再びジャケットの話に戻りましょう。

少しだけゲーム内容に触れていきましたが、正直なところ内容なんてどうでもよくて、ゲーム中に使われているこの画像を見てもらいたかったのですよ。
そう! この 美少女天国 のジャケット、何とゲーム中に登場するキャラクター(ヒロインでもなければクラスメイトでもない)のHシーンの原画をカットしてペタリと張り付けただけなんですね。
上の画像では分からないですが、実物を間近で見ると白い紙からハサミか何かで切り取ったかの様な切り残しがいくつも目につきます。
ゲーム中の画像と言っても、最も注目してほしい、そして最も力を入れたであろうタイトル画面のデザインをそのままジャケットに使うブランドはいくつもありましたが、いち女の子キャラクターのHシーンの原画を、こんなに雑な形でジャケットに使ったなんて前代未聞でしたね。

もちろんブランドの資金力や優秀な原画家さんの有無なんかで、ジャケットの見栄えは古参の有名ブランドの方が良くなるのは仕方のない事なのかもしれませんが、多数のブランドが新規にエロゲー業界へ参入していたこの時代、お世辞にも上手いとは言えないジャケットデザインでも、それがゲーム内容に沿っていたり、背景やキャラクターを綿密に描き込んでいたりと、新規ブランドらしい勢いや熱量を感じ取れるジャケットなんかはついつい手に取ってしまうもの。
しかし、 美少女天国 のジャケットから感じたモノはというと「今はエロゲーが金になるから取り敢えず作って売ろうぜ!」な即席感だったんですね。

実はゲーム自体もお粗末なモノで、おそらく制作段階では主人公のライバルという設定を付加させる予定だったであろう、試験中に登場した謎めいた男性キャラは本編では登場しないし、トータルのCG枚数は背景が9枚に立ち絵11枚、加えて肝心のHシーンなどのイベントCGは差分を除いて16枚という圧倒的な少なさ、そしてプレイ時間を引き延ばす為の何度も重複する選択肢、更には終盤からは音楽もなくなり、何とエンディングも無音。
これでも一部ですから、これはもう明らかに未完成なまま販売してしまっているのです。

今回のテーマはジャケットの良し悪しなので上で挙げたゲーム内容は置いておくにしても、この手抜きデザインからワースト作品が 美少女天国 なのは揺るぎようがないでしょう。


という事で、最後にもう一度改めて宣言しておきましょう。
レトロエロゲーブロガー(他に居るか知らないけど)なオレが選んだ「PC-98エロゲーで最もダサいジャケット」は.....


ひょうたんプロダクション の 美少女天国 です!!


他にこんな事を検証する酔狂な人が現れる事もないでしょうし、もう未来永劫この結果は揺るがないでしょう。
「文字だけのジャケットはどうなんだ?」って言われるかもしれませんが、あれらも含めると単なる配色の勝負になるので除外しました。そもそもステージに立っていなかったって事でひとつ。


ちなみにこの作品、何とあのレトロゲームなどを扱うネット販売サイト最大手の駿河屋さんでも販売されています。

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(リンクしてますがアフィリエイトじゃないですよ)


さすがの駿河屋さん価格、定価より7,380円も安い420円(税込)。


もうコレは買うしかないですね(白目)
あ、それと今回のジャケット画像は自分で所有している物をスキャンするのが面倒だったので、多くの画像を駿河屋さんのサイトから勝手にお借りしました。
ありがとうございます。またたくさんゲームを買いますから許して下さい、何でもしますから。


それでは長くなりましたが、最後にお口直しとして「PC-98エロゲーで最も美しかったジャケットデザイン」を紹介して、今回のブログを締めくくりましょう。





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う、美しい..... ハッ !!


それでは、また。




2013年12月01日

まさかの満場一致? PC-98エロゲー、これがホントのクソゲーランキング!

*文字が小さくて見辛い場合は「Ctrl と +」で大きくして下さい。

8ヶ月ぶりのおひさしぶりです!
ニコニコ動画のコミュニティで書いたブロマガを見てくれた人は4ヵ月ぶりって所でしょうか?
ニコニコのブロマガも、予想以上に多いアクセス数で好評だったので、見てない人はぜひぜひ。



あ、いきなりエロゲーとは全く関係ない話でなんなのですが、数ヶ月前に大手ニュースサイトの「カトゆー家断絶」さんが突然更新終了宣言をされたのは驚きでしたね。
あんなに長寿で大手のニュースサイトさんだったので、勝手に永遠続くイメージを持ってましたし。
それに、ありがたい事に5、6年も前からウチがブログを更新する度に毎回記事を紹介してくれてたので、どこか他人事じゃない感覚もありました....いや、当然オレみたいな小者が接点なんてもってないので、何となくなんですけどw
ブログ開設から3ヶ月くらいは、1日10PVしかなかったこのブログが、カトゆーさんのサイトで紹介され拡散された事で、その日のアクセスが3000PVを超えましたからね。
初めてブログ記事を掲載してくれた時の事はよく覚えてますよ。
何て言ったって、アクセスカウンターを見ながら「すげぇ!」って興奮しっぱなしでしたからw
やっぱりブログを書いてるからには色んな人に見てもらいたい....そんな希望を叶えてくれたのがカトゆーさんや、たくさんのニュースサイトさんだったので、ホントに感謝してます。
おそらくこのブログを読まれる事はないでしょうけど、ホントにありがとうございました、そしてお疲れ様でした!


....さてさて、それでは本題に入っていきましょうか。


ゲームを少しでもプレイした事のある人なら誰もが口にした事のある「クソゲー」という単語。
あまりにも狙い過ぎたおバカな内容のゲームを指したり、お金を払う価値もないし作品として終わってるってゲームなんかにも使われたりしますが、基本的には後者の用途で使われるのが一般的ですよね。

今年の5月に、みうらじゅんが「神ゲー」&「クソゲー」ランキングBEST5を斬る!なんて記事がネット上で話題になりましたが、1位の「たけしの挑戦状」はともかく、3位の「スペランカー」は、自分の身長より高い所から飛ぶと死ぬといった『ファミコン史上最弱の主人公』というネタが受け、プレイした事のない若い子にも「スペランカー=クソゲー」が浸透してしまっている悲しい作品。
当時から謎解きの難易度や操作性で酷評されましたが、それに慣れてしまえば適度な難易度で気軽にプレイを楽しめる良作だったと思うんですよね。
と、まぁこんな感じで、その作品をクソゲーだと思うかどうかは人それぞれで、みんながみんな傑作と答える作品はあれど、クソゲーと答える作品は絶対にないと考えてます。
良い意味でも悪い意味でも思い出補正なんてのもありますしね。
例えば、オレが小学生の低学年の頃に「魔界村」が欲しくて両親にお願いすると、買って来てくれたのが「魔界島」だった事があり、その残念さと難易度の高さに、当時からずっとクソゲーと思ってましたし。

じゃあ、「タイトルでクソゲーランキングなんて言ったって、結局はお前の勝手なランキングでしかねーじゃねーか!」と思われるでしょうが、実はエロゲーに限っては、多少順位の変動はあれど全てのプレイヤーを納得させるランキングを作る事が出来るんですよ。
エロゲーには、クソゲー=バカゲーor駄作、その二つの解釈以外に三つ目の解釈が存在してますから。
もうすでに感の良い人は気付いてるかもしれませんが、要はこういう事です....


ゲーム内にう○ちが登場するエロゲーも ク ソ ゲ ー って呼ぶよね!


.....はい!
と言う事で今回は、う○ちが登場する衝撃的なPC-98エロゲーランキングをお送りs....って、ちょっと待って! ブラウザバックはもうちょっと待って!!
いやいや、オレもそっちの趣味なんてないし、結構頑張って調べたんですよ、ホント。
ここ数日間で牛乳、ワセリン、グリセリン、浣腸液って言葉を何度見た事かw
アレですよ。こういう記事で、みんなに安全なレトロエロゲーライフを送って貰おうと思ってる訳ですよ。
ヤフオクや駿河屋さんでPC-98のエロゲーを買って、意気揚々とプレイしてる時、急にそんなシーンが出たら「お、おう....」ってなるでしょ?
もちろんサムネイルには、PCエンジェル読者にはお馴染みのお宝マークを被せて修正してますので、一見するだけなら凄く安心。健全。
ただ、サムネイルをクリックした後は責任持ちませんがw

それでは、第5位から順番にどーぞー




unchi_kun_s.png 第5位 XENON 〜夢幻の肢体〜 unchi_kun_s.png




■XENON 〜夢幻の肢体〜■シーズウェア■1994年12月9日発売■

まず最初にランクインしたのは、1994年12月9日にシーズウェアから発売された「XENON 〜夢幻の肢体〜」です。
Windows95にも移植された有名作品ですが、当時を知らなくてピンと来ない人には、あの「この世の果てで恋を唄う少女 YU-NO」の企画・脚本&音楽を担当した、菅野ひろゆき&梅本竜の黄金コンビが同じく企画・シナリオ&音楽を担当していた作品と言えば、この作品のポテンシャルの高さを理解して貰えるんじゃないでしょうか?
まぁ、今回はゲームの内容は抜きなので早速○○なシーンの紹介なのですが、それは全てのエンディングを見る事で解除されるおまけシナリオに登場するんですね。
それがこちら.....

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「意外と普通かも?」って思った人もいると思いますが、実はこれを第5位に選んだのには理由があるんですよ。
元々シーズウェアは1993年11月12日に発売されたデビュー作の「禁断の血族」から、毎回こういうシチュエーション(描写あり)が導入されていて、当時のシーズウェアのスタッフが「ウチは浣腸シーンに力を入れていますから!」と力説する程、浣腸シーンには思い入れがあるらしく、実際PC-98で発売されたエロゲーでは「DESIRE」「EVE burst error」「ラヴィーニ」以外の作品すべてにそういうシーンがあるんですね。
ただ、そういうシチュエーションが含まれた作品は、どれも濃厚なHシーンが印象的な物ばかりだったのですが、唯一この作品はシリアス且つ終始謎だらけのシナリオが印象的で、この作品のメインヒロインと言っても過言ではない、トレイシーを牝奴隷化するまでを画いたおまけシナリオのこのシーンはインパクトは絶大だったんですね。
どんな作品にもシーズウェアらしい○○なシーンの挿入を忘れない、そんな「XENON 〜夢幻の肢体〜」が第5位ランクインでした。



unchi_kun_s.png 第4位 リング・アウト!! unchi_kun_s.png




■リング・アウト!!■ZyX■1995年4月21日発売■

第4位は、1995年4月21日にZyXから発売された「リング・アウト!!」です。
マイナーな作品なので内容を簡単に説明すると、両親の借金の形でヤクザ屋さんに連れていかれた綾(主人公)が、各界の著名人のみが観覧する事を許されるショータイム『プロレズリング』の競技者として強制的にリングに上げられる所から始まるアドベンチャーゲーム。
紛らわしいですが、『プロ'レス'リング』ではなく『プロ'レズ'リング』。
名前の通り、女の子同士が下着姿のままリングの上でプロレス技を仕掛け合い、先にイかされた方が負けという紛う方なきバカゲー。そういう設定は素敵。
実際、「本当のジャーマンスープレックスはこうするのよ!」とか言いながら、胸を揉みながらジャーマンスープレックスをしたりと、ただでさえCG数が少ないのにこんな所に力を入れるとか、ZyX....わかってます。

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そしてこの『プロレズリング』、敗者は勝者からの辱めをリング上で受けなければいけないのでが....
察しの良い人は、もうどんなシチュエーションか想像が出来たと思いますが、まさにその通り!
もともと主人公の綾は格闘技の経験もなければ、SEXの経験もないので、日夜こんな舞台で戦っている猛者に太刀打ちできる訳もなく敗れてしまい、観衆の面前で凄まじい量の浣腸をされ.....

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結果こうなります。
その姿を見た各界の著名人が大興奮。ほんとエロゲーに出てくる金持ちは変態しかいないのな!

当時は女の子が晒し者にされるシチュエーションは少なく、更に日常生活で最も人に見られたくない行為を大衆の面前に晒すというシチュエーションに至っては、おそらくPC-98エロゲー初。
現在では女の子が晒し者にあうシチュエーションはエロゲーの定番になってますが、温故知新とでも言った所でしょうか。ここは先駆者に敬意を表する形で第4位に選びました。



unchi_kun_s.png 第3位 牌牌パラダイス unchi_kun_s.png




■牌牌パラダイス■ジャニス■1995年10月6日発売■

やっとこさの中間地点。その第3位は、1995年10月6日にジャニスから発売された「牌牌パラダイス」です。
もちろんタイトルから分かる通りの麻雀ゲーム。
今では「麻雀ゲームを販売し始めたブランドは落ち目」なんて言われたりしますが、当時は脱衣麻雀や脱衣カードゲームが人気ジャンルとして数多く発売されていました。
あのLeafも、デビュー作は「DR2ナイト雀鬼」という麻雀ゲームでしたしね。
絵のタッチからロリゲーと認識され、当時はまったく売れなかったらしいですが、「To Heart」や「こみっくパーティー」の大ヒットの影響で、2000年頃にはPC-98エロゲートップクラスのプレミア作品になってたのが懐かしいです。

ちょっと脱線してしまいましたが、脱衣麻雀の様なストーリー性の薄いゲームになると、やはり重要なのは脱衣CGの素晴らしさに尽きると考えるのですが、この「牌牌パラダイス」は、としまちはや&白米玄両氏が原画を務めており、その点に関しては他の麻雀ゲームと比べても高水準でした。
ただこの作品、他のどの麻雀ゲームと比べてもおしりへの責めが目立つ作品で、メインストーリーで対戦する相手は合計7人いるのですが、その内3人に○○なシーンがあります。正直やり過ぎw

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今まで紹介した作品と比べても、若干リアルな形態をしてる所が第3位に入った理由でもあります。
昔からそうなのですが、エロゲーの麻雀ゲームはアーケード脱衣麻雀とは違い、特別な規制がない分、衣服をすべて脱がせた後の演出に力を入れているブランドが多かった気がしますね。
個人的にはアーケード脱衣麻雀の様な、「この先は見せられないよ!」な『おあずけ感』が大切だと思ってますが、どうでしょう?
「スーパーリアル麻雀PV」で早坂晶をすべて脱がせ、これからという所で「やっばーい! 親だぁー!」と2階から突き落とされる最後も、アレはアレで良かったと思いますよ。まぁ、かなり評判悪かったみたいですがw



主人公が女性だという理由もあるんでしょうけど、基本的に羞恥プレイが多い本作。
CPUが絶対に鳴かない思考ルーチンだったりと麻雀ゲームとしては納得いかない部分も多いですが、当時のエロゲーの麻雀ゲームなんて基本的にそんなモンと割り切って、CGを見る為にプレイするのはアリだと思いますよ!



unchi_kun_s.png 第2位 堕落の国のアンジー 〜狂界の牝奴隷達〜 unchi_kun_s.png




■堕落の国のアンジー 〜狂界の牝奴隷達〜■PIL■1996年4月19日発売■

そして下位を一気に突き放すヤバさの第2位は、1996年4月19日にPILから発売された、PC-98エロゲー史上最狂のキチガイゲームと名高い「堕落の国のアンジー 〜狂界の牝奴隷達〜」です。
退屈な日常に飽き飽きしていたアンジーとルビーが、クラブをはしごしている最中に街で見掛けた、全身ラバースーツで、その上にはセーラー服と紙オムツを着用し、更に巨大なディルドを股間部に装着した変態バニーを追いかけ、変態の国デカダンスランドに迷い込んでしまう所から始まるRPG。
「不思議の国のアリス」を彷彿とさせる始まり方ですが、ここは鬼才・田所広成氏率いるクレイジーブランドPIL。
その辺の有象無象なパロディとは違い、徹底して「不思議の国のアリス」の世界観を純度100%の変態世界に昇華しています。
その徹底ぶりから、この変態の国デカダンスランドには性に対して正常な住民が居ません。(一人を除き)
なので正常なHシーンが一切ない作品なんですね。
要するに今回のランキングに安定してランクインする様なCGが山ほどある訳です。

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もちろんこれは一部。
これが一部なんだから普通の人なら避けて通りますよね。アニメーション&音付きだしw
そんな事もあり、当時からそのゲーム内容の異常性で話題にはなったものの、売れ線からは遠く離れた作品で、PC-98時代に発売されたPILの作品(オムニバス除く)では、唯一OVAや小説などへの他メディア化が成されなかった悲劇の作品でもあります。
まぁ、これがOVAになってたと思うと恐ろしいですが....

しかし、ここまで下品なバカゲーを名作にする事が出来たのも、下ネタを上手く生かすハイセンスな文章を書いた田所広成氏・南泌流夫氏や、決して主流の絵柄ではなかったものの濃くも美しい絵を描かれていたCOMA氏、軽快なロックサウンドで他の作品を圧倒する音楽を作ったMUSEなどの、個々のクオリティの高さが上手く融合した結果なのかもしれませんね。
とっくの昔にWindows95版もロットアップしていて、今ではショップなどでも見掛ける事のないレア作品になっていますが、ぜひこの作品は月刊メガストアの付録DVDでの復刻を期待したい所。
一般人なら目を背けたくなるCGばかりですが、PC-98時代のバカゲーはどれだけクレイジーだったかって事を、今のエロゲーユーザーにも知って欲しいですね。
もちろん、3P大好きなマラオ&イジールや、かわいい女の子のおしっこを飲みたがるキムタックも変更なしで。

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って、ここは修正しとかないと月刊メガストアが色々と危ないかw



ぴかぴか(新しい)unchi_kun_s.png 第1位 LIBIDO7 & IMPACT unchi_kun_s.pngぴかぴか(新しい)




■LIBIDO 7■LIBIDO■1994年6月3日発売■

そして堂々の第1位は、1994年6月3日にLIBIDOから発売され、自らをオカズウェアを名乗り、エロゲーにおけるムダを一切排除した問題作「LIBIDO7」です。
当時はエロゲーもゲーム性やストーリー性を向上すべく、どのブランドも鎬を削っていた中、その進化を否定する様に、ゲーム性やストーリー性の一切を排除し、完全にHな紙芝居として発売し、それが大ヒットした為、一部のエロゲーユーザーやコラムニストなどにバッシングを受けていたのが印象的でした。
その中には、ピンク色の背景に描かれた、JOY RIDE氏の淡く可愛らしい女の子のHなパッケージに惹かれ購入し、多数の衝撃的なCGに度肝を抜かれた人達の悲痛な叫びも含まれているのかもしれませんがw
そう! この作品、まさに羊の皮を被った狼とも言うべき内容で、パッケージとゲーム内容とのギャップが頗る激しく、登場する女の子の全員に○○なシーンがあるんですね。

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1994年頃には、○○なシーンがあるだけでもかなり珍しい時代だったのに、LIBIDOがこの作品ではそれを全編で行い大ヒットした為、「今のエロゲーの最先端はう○ちなんじゃね?」と勘違いしたのかしなかったのか、他ブランドが、過激度の最上級に○○なシーンを持ってくるなんて事がこれ以降に増えてきました。
ホント罪深い作品ですねぇ。

そして1995年9月21日には、更に過激な内容に加え、今回は自分の好みのキャラクター同士をカップリング指定する事が可能になった「LIBIDO7 IMPACT」が発売され、これも人気作に。
もちろん○○なシーンも前作同様満載です。

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そういえば、2003年2月28日に「LIBIDO7」がWindowsに音声などを加えて大幅リメイクされて発売されましたが、評判はかなり悪かったみたいですね。
まぁ正直、当時みたいに毎月の新作エロゲー数が10本そこそこの中、JOY RIDE氏の絵とレズ+スカトロのインパクトでみんなが飛びついた作品でしたから、あの頭の悪いテキストと過激なスカトロ表現がメインのこの作品は、今みたいに色んな良作を遊び慣れてるエロゲーユーザーには正直合わない作品だったとは思います。
ただ、当時は「エロゲーにおけるゲーム性の有無」に関して議論になる程に、エロゲーの歴史に名を刻む作品だったというのは覚えておいて欲しいですね。
そんな「LIBIDO7」が第1位でした。めでだいやらめでたくないやら。

それと蛇足ですが、あまり知られてない話で、この「LIBIDO7」にはPC-98版以外にX68000などでも発売されているんですが、その中でもX68000の3.5インチ版は予約生産のみの販売を受け付けていて、何とその予約数がたったの1名だった為に、X68000の3.5インチ版はこの世に1本しか存在しない製品なんですね。
もし持ってる人がいたらホントにレアなので大切にして下さいね....つーか、オレにくださいw



以上、PC-98エロゲーのクソゲーランキングでした。
かなりハードな内容だったと思うので、最後まで読んでくれた人はホントにお疲れ様でした。

でもどうでしょう?
最初に言ってた様に、順位に変動はあれど納得のランキングじゃなかったでしょうか?
もちろんランキングに入ってないエロゲーで「その手」の作品は他にもいくつかありますが、今回は文章だけのスカトロ表現ではなく、ちゃんと描写されている作品で、更に衝撃度を優先してのBEST5を紹介しました。
特に調教ゲームや暗くシリアスな展開のエロゲーが増えた1995年〜96年以降には、この手のプレイCGが僅かですが増えてきていた気がしますね。
もちろん人を選ぶシチュエーションなので、各ブランドが自主規制をしてるなんて事もありました。
例えばフェアリーテールの「X-GIRL」は、下半身すべてにモザイクをかける工夫なんてのも。
まぁ、そこまでするなら無理にやらなきゃ良いのにとも思いますがw

それと、意外に思われるかもしれませんが、近年「BIBLE BLACK」や「STARLESS」などのエロゲー作品でスカトロ描写を多く描いている聖少女氏も、PC-98時代にACTIVEで多くの作品の原画を担当されてた頃には、このランキングに入る様な絵は描いてませんでした。
PC-98時代からトップクラスの人気原画家だった聖少女氏が、当時にスカトロ満載のエロゲーを発売していたとしたら、もしかすると「LIBIDO 7」を超える問題作としてエロゲーの歴史に名を刻んでいたかもしれませんね。

それでは最後に、ブログの黒い背景がどんどん茶色く見えてしまう様な、こんな酷い内容のブログ記事を最後まで読んでくれた人に、一言でレトロエロゲーマーのトラウマを呼び起こす事の出来るキーワードをプレゼントしましょう。

では....



( ◠‿◠ ) ☛ バ ナ ナ ホ イ ッ プ ! 


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▂▅▇█▓▒░('ω')░▒▓█▇▅▂うわあああああああ (自爆)




ココから先は、ちょっとした日記を。

日記その1・・・・・・

11月10日、レトロゲーム・マイナーゲーム中心同人誌即売会のゲームレジェンド19へ行ってきました!
こういったイベントにはあまり行ったりしないんだけど、今回は一緒に行ってくれる人がいた事もあって、サークル参加という形で、フリマッピィのブースでミニハマビーズの実演を手伝ってました。
昼前に、「タモリ倶楽部」にも出演されたみぐぞうさんのブースへちょっとだけ遊びに行ってたんですが、かなりの人気っぷりで、10分ほど話をしてる間に本があれよあれよと売れていき、昼過ぎには完売してたっていう。
コミケの様な大きなイベントじゃないのに、あの人気はびっくりでしたね〜
オレも無くなる前に買いましたが、買う時に「あれ? てっきり持ってると思ってたよ〜」と爽やかに言われたのが印象的でした。はい、持ってなかったッスw

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その後、空いた時間を見て会場を回ってたんですが、個性的な展示品が多く、ここでしか見られない様な物がたくさんあり本当に楽しかったです。
次回の開催が来年の5月なので、その時にはオレもPC-98エロゲーのネタ小冊子でも作って無料配布したいところ。
やっぱり作品を持って参加する事が本当の参加だと思いますしね。頑張りたいですな!

日記その2・・・・・・

このブログを読んでくれてる人には馴染みがあるであろう、「ロリータ 野球拳」や「ファイナルロリータ」などのヒット作を生んだ、エロゲー黎明期の超人気ブランドPSK。
そのPSKの作品の中で一際異彩を放った「ザ・病院」というアドベンチャーゲームがあるのですが、実は今、この作品のiOSへの移植計画がこっそり進行されてるんですよ!



開発を進めているのはけんおうさんという方で、完成予定日などは決まってませんが、上の動画を見る感じだと開発は順調に進んでるって感じじゃないですかね?
そして、けんおうさんがこの動画の公開よりも前に、直接オレ宛にツイートしてくれた内容がまた凄い。
何とあの元PSKで「ザ・病院」の作者様(けんおうさんも名前を伏せてるので、こちらも伏せています)と対談し、その対談内容を記事にまとめてくれたんですよ!

『ザ・病院』作者様との対談 (けんおうの日記)

当時のPSKの作品に関してや、業界の話、そして「ザ・病院」の制作秘話など、本当に貴重な話が満載で、レトロPCゲーム好きなら必見の内容だと思います。
それにしても、オレもiPhoneユーザーなので完成が待ち遠しいですね。
まだ決定ではないらしいですが、オリジナルのエンディングとは別に、もうひとつ新たなエンディングが追加される予定なんだとか。
これはもう期待せざるを得ないでしょ!!